南の国の太陽、空の色の獅子

Category :  自転車
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●ミッション「最善を尽くして守り切れ」

クラッシュが多発した第一週、LEOPARD TREKは、影響を受けなかった数少ないチームのうちのひとつになった。
9人のメンバーの誰も傷を負わず、エースがタイムを失うこともなかった。

勿論、運に恵まれたが、チームはそれに値する努力をした。
レースコントロールは基本的に他チームに任せ、先頭に出てくるのは強風区間などの一部だが、コントロールするチームのすぐ近くに陣取っているのを、中継画面で長い時間確認することができた。「集団の中に埋もれて、どこにいるのか判らない」時間は、長くなかった。

プロトンの前方のポジションを確保し続けるには、力を要する。彼等は、力を使うことと、アクシデントに巻き込まれるリスクとを天秤にかけて前者を選び、徹底的にリスクを回避する戦略を採用した。

昨年は、第3ステージでフランクを失った。あのとき、フランクは、アンディの車輪につくことができていれば、事故を避けられた。「パヴェでは自分の前に他チームの選手を決して置かない」というミッションを完遂したアンディは、生き残った。
どれほど注意を払っても、それでも事故に巻き込まれてしまうことはある。だが、避ける努力をしなければ、しない分だけ、巻き込まれる危険は増大する。

ファビアンがフランク、オグレディがアンディにつく、という布陣で、1年前の教訓を無駄にせず、できる限りのことをした。その甲斐あって、一週目を、無事に、乗り切った。

●もう白のジャージは似合わない

10日夜NHKが放映したアンディのドキュメンタリーを見て感じたことの一番は、「1シーズン前と顔が違う」。
昨シーズンは、まだ、初々しさ、可愛らしさが残っていると感じた。この番組に映っている顔には、そういった要素が全くない。
03年の鈴鹿で、フェルナンドの顔を見て、1年前の子供っぽさが跡形もなく消えうせたと度肝を抜かれたときのことをふと思い出した。

そして、stage 9で、大落車が起こった後、プロトンの前列で身体を伸ばし、手を打って、ペースダウンを促した姿が繋がった。

最前列では、マイヨ・ジョーヌ(フースホフト)とマイヨ・ヴェール(ジルベール)、そしてLEOPARD TREKの4人が横に並んで、蓋をしていた。
昨年のstage 2と同じく、中央にいるのはファビアン。1年前は、マイヨ・ジョーヌを着る彼が、リーダーシップをとってペースを落とさせた。
今日、LEOPARD TREKは、マイヨ・ジョーヌを持ってもいなければ、チャンピオンでもない。けれども、こういうことを自分がする、という意識を、今のアンディは持っている。・・のだろう、と自分は解釈した。



・NHKの番組の内容については、あれやこれやあるが、要確認で、とりあえずひとつだけ。
「バスルームで足の毛を剃るシーンがない・・まあ確かに、『コレ、NHKが流すの?』とちらとは思ったけど」
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