南の国の太陽、空の色の獅子

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●引き延ばしの別の解釈

Inner Ringを読みにいった。コメントを含めた記述の中にあった解釈。

・ASOは、「TV視聴率」の観点で、コンタドールを出さざるを得ない。彼が出場する方が視聴率を取れるので、排除できない。
コンタドール側の引き延ばしは、「拒否できないでしょ」と、ASOの足元を見たもの。

・・・確かに、ランスも、排除されることはなかった。ASOの中には、明らかに、彼を憎み、排除したかった人がいたけれども。
ランスを憎悪するフランス人たちが多数いた他方で、ランスに魅せられ支持する他国人が多数いて(自分含む)、商業上の価値の巨大さゆえに、彼はツールに出場し続けた。

・コンタドールの弁護団は、裁判が長引く方が、「報酬」が多く手に入るので、それが目的。

・・・この指摘には、バルベルデを連想した。延々引き延ばし、その間彼はレースに出続け、最終的には有罪になった。
さっさと処分を受けてさっさと復帰した方が得だったのでは?という気も起る。(例:ディルーカ)
しかし、弁護団は、どうも勝てそうにない、と戦況の判断をしたとしても、「同じ負けるなら」引き延ばせば、その分、報酬が増えるから、引き延ばした方が得をする。
彼は、弁護団に、べらぼうな額の費用を払ったであろう。弁護団から見れば、いいカモだっただろう、という解釈は、成立すると思う。

この2つは、まったく異なる観点からの解釈だが、言い方を替えると「コンタドールはランスかバルベルデか」という話になる。
自分は、彼の「商業上の価値」がどれくらいか、を、いまいち把握していない。ランスを基準にして、さほど高くはないと思っていたが、「排除ができない」程度に高い、のか?
この点の「事実」を正確に把握しているか否かが、解釈・予想を左右するように思えてきた。

*蛇足
報じる記事の中には、ツール出場が可能になった、という記述をする所がちらほらあるが、ツール主催者ASOは、出場を拒否する権利を持っている。(UCI rule 2.2.010 bis)

●WADA「検査には穴があるのです」

WADA helped with Novitzky investigation (cyclingnews 5/28)
WADAのハウマンが、ランス・アームストロングの捜査に協力するよ、という話。
検査では尻尾を捕まえられず、捜査でお縄にできた典型例として、マリオン・ジョーンズを挙げている。

やっぱりそうなのねえ。これほど、「『検査は抜け穴スースーのザル』であることの動かぬ証拠」はない。
彼女は、何百回も検査を受けたが、一度も陽性反応を出さず、最終的に自白して、偽証罪で有罪になり、服役した。

「検査には穴がある。そして、我々は他の方法で証拠を得ることができる」(ハウマン)
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コメント


日程引き延ばしは戦略の一環で、コンタドール弁護団のスケジュール表に当初から組み込まれていたはずです。 如何にも途中で事情が変わったように装ってるあたり、なかなか優秀。
私はこの件でのASOの強権発動には妥当性が有ると思ってます。 しかし残念ながら、おそらくASOは出場を拒まないと予測しています。 以前なら間違いなく排除に躍起になっていたはずですが、現在はスポンサー離れが酷く深刻な状態。 ツールは没落貴族の令嬢のように、成金に身をゆだねるしかない状態に見えます。

もう1つの、長引かせて弁護士が金儲け・・は、稚拙な発想ですね。
敗訴すると成功報酬が入らないので、金儲けの好きな頭の良い弁護士はもっと効率良く時間を使うでしょうし、世間から注目されている訴訟ですから、実績評価への悪影響しかないのでは? 多額の裁判費用をねん出出来る選手には、法律に長けたエージェントがついてる場合も多いですし。

仮に最終的に休職する結果になっても、陽性反応後にジロで優勝し、ツールに出場(そして優勝)出来れば、コンタドールにとって空身の敗訴ではなくなる・・それが重要という事だと思うのですが。
2011/05/29 20:08URL  mumei #mQop/nM.[ 編集]


ご意見、どうもありがとうございます。

Inner Ringも、ASOは拒否しない見込みを書いてました。
あそこをいつも読んではいないので、当たっているのかどうか判断できなかったのですが、商業上の事情が決めるだろう、ということですね。
その読みが共通認識として存在するのであれば、コンタドール側の延期の戦術は、理にかないます。合点します。

ASOは、しかたなく出場させ、あとは、彼が優勝しないことを天に祈るしかないんでしょう。
でも、アクシデントさえなければ勝っちゃうでしょうし、そのあと有罪判決が出たら、本当に目も当てられない。悪夢です。
コンタドール1人を除けば、関係者、観客、だれにとっても、ツール前に決着をつけてもらうのがよかった、まったくもう、と思います。

この事件は、利害関係者の誰がどう考えて、モゾモゾ動いているのか、判らないことだらけです。
UCIはどうしたいんだ?とか。
そもそも、ことの真相、「クレンブテロールが出た原因が、本人の主張通り肉なのか」判断する決め手が、此方の見回した所にはないのですから、まったく困った話です。

それにしても・・「ツールは没落貴族の令嬢のように、成金に身をゆだねるしかない状態」とは、シニカルでらっしゃる。
私かて夢みる乙女ではありませんが、これには思わず絶句いたしました(笑)
2011/05/29 23:28URL  RIHO #-[ 編集]


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