南の国の太陽、空の色の獅子

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<阿修羅展>
東博のサイトで今後の予定を見ていて、最後に記載された特別展を、「来年度の観客動員数NO.1間違いなし」と思った。

興福寺創建1300年記念 「国宝 阿修羅展」
2009年3月31日(火)~6月7日(日) 平成館

 奈良・興福寺の創建1300年を記念し、国宝・阿修羅展を開催します。旧西金堂の八部衆立像(阿修羅・迦楼羅など8体、国宝)、十大弟子立像(現存6体、国宝)が初めて寺外でそろって公開されるなど、天平彫刻の至宝を一堂に展示いたします。また、江戸時代に焼失した中金堂の創建時の姿に迫ります。


薬師寺の日光月光の寺外初公開だけでも吃驚したのに、なんとまあ。
また、凝った展示の仕方をするのだろうか。

<戒壇院・四天王>
阿修羅像は人気が高いが、奈良駅周辺、東大寺・興福寺の仏像の中で、自分が最も印象深いのは、戒壇院の四天王だ。
私が行った頃は、須彌壇の上に上ることができた。いいのだろうか、こんな所まであがりこんで、と少し気後れしつつ、仏像の足元に座りこんだ。
自分の居る間にやってきた観光客は、他に一組だけだった。冬だったのだろう。お堂の中は薄暗かった。記憶の中にある四天王の姿は、ある部分は薄闇に溶け、ある部分はモノクロームでくっきりと浮かび上がる。
人の気配のない静謐な空気と、須彌壇の床のひんやりした感触。戒壇院の四天王には、そのひそやかな記憶がついて回る。

<法隆寺宝物館>
薬師寺展に行ったとき、法隆寺宝物館へ行った。
呆れたことに、今の建物になってから、行っていなかった。帰宅後、いつ建ったのか確認し、1999年という記載に、愕然となった。
この間、東博には複数回来ているのに、どうして今の今まで行かなかったのだろう。

落ち着いて考えると、旧館時代は、公開が週1回(木曜日?)で、なかなか日が合わなかった。一度見た後、展示品はさして変わらないだろう、と注意を払わなかったのだ。飛鳥仏は自分の好みではない。
そして、特別展を見て、本館・東洋館の常設を回ると、時間も体力も終了で、法隆寺館まで見ようという意欲が湧かない。
建て替えのニュースは知っていたと思うが、新館になっても公開は限定と勝手に思いこみ、頭から外していたのではないだろうか。

旧館が公開を限定していたのは、建物が老朽化して保存環境が悪いためだったから、建て替えれば常時公開できることは、ちょっと考えれば判っただろうに。
ともあれ、さてどうなったかと新館に入ってみて、展示の方法に、驚かされた。

展示室内は、ほぼ暗闇である。これほど照明のない展示室は、他に記憶にない。
その中に、大量の飛鳥仏が、ひとつずつ、縦に細長い透明なケースを被せられて、ずらりと並んでいる。
此方は、横に長い展示ケースの中に並んでいる昔ながらの展示しか知らないので、「そうか、今の展示はこういうのか」と感心することしきり。
前後左右、360度から見ることができるから、いいといえばいいのだと思う。

しかし、「ほぼ暗闇の室内」というのは、自分には居心地が悪かった。長く滞在する気になれない。気持ちが悪い。そして、これでは監視している係の人が眠くなるのではないか、大変だな、と余計なことを思った。

飛鳥仏は好みでない、と書いたが、久しぶりなので、ひとつひとつ見ていたら、「これ、欲しいな」と思えるものがあった。
身の丈が20~30cmの小さな仏像は、「持って帰って、家に置いておきたい」という欲望を抱かせる対象である。重文の大群なので、恐れ多いもいい話だが、「家に持ち帰りたい」「貰えるならこれがいい」という会話は、昔、母と交わしていたもので、そういう鑑賞の仕方でもいいのだと思う。

1階には、ホテルオークラのカフェが入っていた。
昔は、博物館内の食事所は、飾り気がなく、食券を使うような、安価なもので、自分も利用したことがあるが、いつの頃からか、ランチが2000円などというとりすましたレストランに変わってしまった。
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