南の国の太陽、空の色の獅子

Category :  F1
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昨夜放送のF1GPニュース#4内で、わざわざ30分枠をとって、日本GPの宣伝をやった。FSWの高瀬副社長がスタジオに来て、ボードを手に自ら説明するという力の入れよう。普通に考えれば、「チケットの売れ行きが芳しくない」と公言しているということ。

ちなみに、高瀬副社長(F1事業部長)は、昨年のGP後、トヨタ本社から出向した、「法務・総務畑を歩き、リスクマネジメントを担当してきて」「昨年の日本GPの現場に行っていないし、F1を一度もナマで見たことのない」「F1に関しては初心者」の人物だが、顔を見て、感心してしまった。
トヨタの人というのは、誰もが同じ顔をしている。木下さんを05年開幕前イベントで初めて見たとき、「高橋さんと印象がまるっきり同じ」で、外国人の目には区別がつかないのではないか、と思った。山科代表も同じ顔だし、この人も同じ。金太郎飴みたいである。

さて、私がここに書いたところで、何の役にも立たないことは承知だが、少し書く。
昨年のGP前は、自分の身だけで手一杯で、他人の心配をしている余裕はなかった。どうやったら自分が助かるか、方法を探して必死だった。(当時、自分の必死さは、滑稽に思われたであろうが、結果をみれば、「危機感を持って準備したこと」が無駄ではなかったと判断して貰えるだろう)
1年後の今は、他人のことも考える余裕が少しある。

昨年行っておらず、今年初めて行こうという人がいたら、次のような話をしたい。

・日曜帰路の渋滞の可能性を織り込んでおくこと
予想するに、「観戦環境全体」は、昨年よりもよくなっている、と思う。雨天になった場合、昨年よりましなのは間違いない。
では問題がないかといったらそうではない。最も注意すべきは、晴天の場合、日曜帰路、FSW場外の道路の渋滞がどの程度になるかよめないこと。
昨年は周辺エリアでの渋滞は発生せず、忘れている人が多いが、開催前に外部から指摘されていた問題点のうちの一つであり、消えたと思ったら大きな間違いである。

昨夜、高瀬副社長は、「連休中日で、渋滞が発生する」という予想を認めた。この発言の趣旨は、自家用車乗り入れを認めず、チケット&ライド方式を採用する理由付けであり、「渋滞が予想されるが、お客様に問題が起こらないよう、責任を持ってシャトルバスで駅まで送り届ける」ことは、全く約束していないので、リスク管理は、観客がしなければならない。
電車利用者は、最悪の場合、当日、自宅まで公共交通機関で帰りつけない可能性があることを想定しておいた方がいい。
昨年同様、利用駅やタイミングによって、各人の所要時間には差が出ることが見込まれる。問題ない人もいるが、中には、問題がある人も出る可能性がある、ということだ。

「自分は運が悪い組には入らない」と楽観的に考え、予想外の事態に見舞われても、「運が悪かった。しょうがない」で軽くすませられる人は、対策を講じなくてもよい。今年は、翌日が祝日なので、当日帰宅できずとも、翌日の出勤に困る人は少なかろう。
当日帰宅する必要があるとか、予定外の出費を避けたい人は、渋滞のリスクを織り込んで計画を立てることをお勧めしたい。

(モータースポーツ観戦を取り扱うJTBモータースポーツデスクの主催するツアーは、東京駅近郊前後泊プランを用意している。帰着が遅くなる可能性をみこしているということだ。とはいっても、実際には、JTBのツアーバスは、シャトルバスに優先してサーキットを出られるので、シャトルバスより遥かにリスクは少ない)

・個々人の体力に応じたプランを立てること
昨年、濡れたの寒いの風邪ひいたのという意見が少なくなかったが、文句を言うほどではない、という意見もあった。
要は、体力には大きな個人差がある、ということだ。自分自身を考えても、若い頃は、飲まず食わずだろうが、多少暑かろうが寒かろうが、雨だろうが、徹夜しようが、気にならなかった。そして、好きなことのためには、大概のことには耐えられた。年をとると、基礎体力が落ち、それができなくなってくる。
私の感覚では、昨年の状況は、20・30才台の平均的な体力を持つ健康な男性には、身体に支障をきたすほどのレベルではなかったと思う。だが、自分を含め、それより劣る体力の人間には、楽ではなかった。

よって、女性・子供を同伴しようという男性は、同伴者の体力レベルを考慮することを薦めたい。
昨年の最大の難点、雨天の下での長時間のシャトルバス待ちは、今年は起こらないことが見込めるし、昨年に比べれば、リスクはかなり小さい。それでも、何が起こるかは判らないし、大多数は無事でも、「たまたま運の悪いケースに当たってしまう」こともありうる。
今年はこれだけの対策をしました、どうぞいらして下さい、というFSWの甘言を鵜呑みにせず、覚悟と準備をして、出掛けてほしいと思う。

何度も言うが、昨年の状況は、一定以上の知識を持つ人間であれば、前もって予想ができた。それなのに、FSWは、「大丈夫です」と堂々と公言した。それを信じて、甘い見通しで出掛けた人が、しんどい思いをしたのである。

番組放映中は、TVに向かって罵声を飛ばした。以下、罵詈雑言。

「てめーらも、シャトルバスの行列に並びやがれ!誰も並んでないだろ!プレスパス持ってて、行列に並ばずにすむおめーらに、観客マナーがどうのなぞ言われたかねえ。ヒール履いてた女なぞ、ごくごく一部の例外だ。一部で全体を語るな。万全の準備して行ったって、体力ない女には楽じゃなかったんだ。あのバス待ちの実態を知った上で、観客のマナーがどうのとぬかすか。昨年、FSWは、女子供は来るなと言うも同然の運営をしたんだよ。託児所設けるとか、うわっつらでは、弱者もどうぞいらっしゃいと誘っておいてね。現場を見ず、何も知らないくせに、観客に責任押し付けるでない、胸糞悪い」

「今年、ひとりでも多くのお客さまにきてもらいたいだと?ふざけんな。覚悟も準備もなく、お気楽な気分で来る客は、来ない方がお互いのためだ。今年も、予想しなかった事態で、苦痛を受けた、と裁判を起こされたいのかね?来るのは、予想外の不都合にも耐えられる、『どうしてもF1を見たい』客だけの方がいい。客が少なければ少ないだけ、観戦環境は向上する。10万集めるから破綻するんだ。立地にみあった適正な集客数というものがあって、それより多く集めようとすることが本質的な誤りなんだよ。それだと赤字で困るというなら、F1を開催するな。鈴鹿は、14万のキャパがある。鈴鹿に任せて、ひっこめ。トヨタは、おのれの自己満足のために、F1ファンから、『楽しい日本GP現地観戦』を奪っているんだ。そのことを判った上で、ものを言え」
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