南の国の太陽、空の色の獅子

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●ルクセンブルク・プロサイクリング・プロジェクトの正体

このチームの正体がわからん、と延々と言い続けてきて、ようやく、「大体、これで合ってるんじゃないか」に行きついた。
いまだに疑問点は残っているが、ここらへんで一旦〆たいと思う。
(来月のチーム・プレゼンのとき、新情報がありそうだが、まだ1カ月も先だから)

最近目新しい情報が手に入ったということはなく、これまでに入手した情報を並べて、取捨選択と関連付けをして、総合すると、多分こういうことだろう、という話を。

「言いだしっぺは誰?」という設問の答は、「ルクセンブルクの実業家フラビオ・ベッカ」。

この人物の名は、7/30時点で出ている。が、「どういう人物か」を把握するまで、えらく時間がかかった。
単に「成功したビジネスマン」というだけでは、どのような意志で自転車RRの世界に首をつっこんできたのか、今回のプロジェクトの中でどういう位置付けにあるのか、が判らない。
また、「どの程度の資金力を持っているのか」も。一口に金持ちといっても、サイズには幅がある。チーム運営費用を丸抱えできるだけの規模なのか?

後者の点について、「誰にでもすぐ判る情報が開示」されていなかったことが、世間の一部に一種の不審を招いた。
「各国の自転車メディア一般」もそうであったために、「スポンサーはどこだ?」という話題を延々続けさせた、と解釈している。
「ベッカがオーナーかつ実質上のスポンサー(資金の出所)」という理解をしていれば、スポンサー企業がどこという話はほとんど意味を持たない。「チーム運営をするためには、ベッカとは別に、どこかの企業の出資が必要」であれば、スポンサー企業が決まった決まらないは重要だが、そうでないのなら、話題にする必要がない。ところが、そういう話を書くメディアはなかった。

ベッカの事業の具体的な情報は、9月の半ばに知った。(9/17
サッカーチームのオーナーで、複数のスポーツのプロジェクトを手掛けてきた、という情報は、自転車チームを新たに持つことの特段の説明を不要にした。(この時点で自分はまだ、現在の理解には至っていないが)

その後、フランクの発言等を経て、キュラソーでのアンディの発言で、長く続いた設問に終止符が打たれた。
「チームのボスは誰?」という質問に対して、アンディは、「ルクセンブルクの実業家」と返答した。
彼の発言の中には、事実でないと判断できる事項もあるが、この件については、そのまま受け取っていいだろう、と思っている。諸々の情報と辻褄が合う、からだ。



ここから、「完全に憶測の範囲」の話を書く。
どこかが書いたものを読んだのでもなく、この先も、表に出回るかどうか判らない類の話。

自転車RRの新チームの設立をベッカが最初に思いついたのがいつか、は判らない。ただ、そのアイデアは、自国の生んだスター・シュレク兄弟の活躍が呼び起こしたもの、という想像に不自然さはない、と思う。
スポーツというものは、「自国の選手が世界のトップで活躍しているか否か」で、一般大衆からの関心が全く違う。これは世界のどこの国でも同じだ。

今、自転車のチームを作れば、兄弟を擁した強いチームを持つことが可能だ。08年ツール終了時点で、アンディは、未来のマイヨ・ジョーヌ、と大きな期待をされていた。
想像を逞しく巡らせると、08年から09年にかけてのあるときに、ベッカがシュレク兄弟に接触して、新チームの計画をもちかけたのではないだろうか?(以前から面識があったか、間に紹介の人が入ったか、細かいことは横におく)
兄弟の現在のチームとの契約は、2010年までだ。準備期間を考えると、チーム設立のタイミングはちょうどいい。逆に、2011年を逃したら、また数年動けなくなってしまう。やるなら今しかない。

シュレク兄弟が、ベッカの計画に納得して合意をしたときから、プロジェクトは実現に向けて動き出した。
(こういう表現をするのは、ベッカの計画にシュレク兄弟は「不可欠な要素」で、彼等が合意しなければ始まらなかった、と思うから)
ベッカは、必要な人材集めを、兄弟に委任した。経営面のスタッフは自分の方で調達できても、自転車レースをやる現場の人材については、ベッカ自身は人的繋がりを持っていないし、シュレク兄弟が一緒にやりたい人間を集める方が、彼等にとってやりやすいし、強いチームを作れる。
兄弟が最初に声を掛けたのが、アンデルセン。アンデルセンが決心したことで、チームの「コア」ができた。それから、3人が夫々のつてを使って、必要な人材をリクルートしていった。
・・以上、私の想像。「話が伝わっていく順番」として、この流れが一番自然ではないか、という話。

途上では、問題も発生した。アンデルセンは、ゼネラルマネージャーとして1人でチーム運営の責任を負う意欲がなく、マネージャーを別に探した。
最初に話を持っていった相手は、元アスタナのマネージャーでルクセンブルク人のMarc Biver。彼は今年の3~4月頃まで参加していたが、何等かの問題が生じて辞めたことが、推測できる。彼の代わりに就いたのが、ニガード。

7/30のニガードの発言を読み返すと、ゴタゴタがあったことを示唆する科白がある。("the project had already been hurt due to the wrong advice from the wrong people")
ベッカから話があったのが5月、と、時期もちょうど合う。
(ビーヴァーの関与については、数回記事が出ている。「チーム・シュレック」の最初の記事経過最近



「設立の過程の本当の詳細」は、この先も、「おおっぴら」にはならないだろう、と書く理由。
ルクスの首脳たちは、「サクソバンク在籍中に新チーム設立の活動をしていたこと」を堂々と認めると、デンマーク国内から非難を浴びる。
彼等自身には、「適切でないこと」をしていたという認識はないが、リースや外部に対して「そういう計画はない」と「嘘をついていた」のは事実である。
また、契約期間の終了する選手・スタッフを誘うのはまっとうな行為でも、契約期間の残っていたカンチェにアプローチしたのは、「義に反する」行為であることを、当人たちも認めているだろう。
「やましいことは何ひとつしていない」わけではないのだ。

デンマークメディアからの風当たりの強さ=彼等の狭量さは、ニガードがTwitterでちらっとこぼしたことがある。だがニガードもアンデルセンもデンマーク人であり、この先デンマークのメディアと縁を切ることはできない。
これまでさんざん悪口を書かれてきたが、これ以上の悪者扱いは有り難くないから、「リース支持者」たちの憎悪を招かないよう、「しらを切る」ことは十分考えられる。

フランクが、今年の1月から新チーム設立の活動をしていた、というのは、6月にアンデルセン解雇で計画が表沙汰になった後のsporten.dkの見解だった。
彼等の主張は、「蓋然性が高い」という憶測だったと思われるが、現在の私は、この見解に同意している。

*sporten.dkのルクス関連の記事につけられた読者のコメントを読むと、「どことなくティフォシみたいなノリだなあ。勿論あそこまではいかぬが、『うちのチーム』が唯一絶対で、平気で他人の悪口言うところが」
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