南の国の太陽、空の色の獅子

Category :  スポンサー広告
tag : 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Category :  自転車
tag : 
自分がデンマークのメディアのサイトを見に行くようになったのは、今年の春頃だ。チーム・サクソバンクのスポンサー問題が気にかかり、情報が欲しかった。因果なことに、「なんとかなるさ」と呑気でいられる性分でない。
情報は、「対象に近い」場所にいて、高い関心を払っているメディアから発せられるのが定石だ。他国のメディアが、当該国より正確な情報を先に発するのは例外的。情報を欲しいなら、まず地元メディアをチェックするのが鉄則。
そういうわけで、デンマークメディアを見に行き、おかげで色々知ることができたが、ルクスチームの話がはっきりして以降、ルクス組を「リースのチームを害する裏切り者」扱いの色合いが明確になったのには、少々まいった。

気持ちは判る。彼等の最もカンに障ったのは、おそらくアンデルセンではなかったか、と思う。リースの腹心(右腕)であった彼が、主力選手・スタッフをごっそり引き抜いて新チームを設立するのは、主君に背くという意味での謀反、という見方をされるのはやむを得ない。
連れていくのが2人3人ならともかく、主力を根こそぎ連れていくことになり、結果として、リースのチームを破壊した。
アンデルセンたちに「破壊しよう」という意図がなかったとしても、恩を仇で返すとか飼い犬に手を噛まれるといった類の見方をされても仕方のないケースだと思う。

そして、設立するのが「デンマーク国籍のチーム」ならまだしも、何をトチ狂ったか、「ルクセンブルク・プロサイクリング・プロジェクト」、「シュレク兄弟のためのチーム」ときては、何だそれは、となるのはよく判る。

アンデルセンだけでもふざけんな話なのに、運営にもうひとりデンマーク人が加わった。やはり元サクソバンクのスタッフ。
「他国人の目から見れば」、「ルクセンブルク・プロジェクトと名乗っても、運営管理者が2人ともデンマーク人じゃ、実質的に半分くらいデンマークみたいなもんじゃないの?多国籍軍というか」
ところが、デンマークメディアに言わせると、「ルクセンブルク国籍のチームでは、デンマークのチームとは言えん。我がデンマークを代表する自転車チームは、依然、リース・サイクリング」なのだそうだ。

「おらが国贔屓感情全開ぶり」は、F1フィールドで、07年に、スペインとイギリスのメディア間の悪口言い合い(アロンソにつくスペインvsマクラーレンとハミルトンにつくイギリス)で修羅場を経験しているので、「デンマークも同じだわね」という見方はできるが、悪感情の露出は、何度見ても気持ちのいいものではない。

BT(sporten.dk)は、取材は濃いし、提供する情報量が豊富なのでチェックに行くが、ルクス組に対する敵愾心が強かった。それに比べると、feltet.dkは、自転車専門のサイトで、比較的客観的な記述をする。が、その客観的で冷静と思っていたfeltet.dkで、「ん?」となるものを発見した。

トップページの右端に、投票欄がある。複数項目が並んでおり、普通に考えると、一番上は、選手のベスト、ということだと思うが、選択肢に、アンディがない。
ジルベール、コンタドール、カンチェ、ロドリゲス、ニバリ。
2010年度、というタイトルもなく、いつからやっているのかも判らぬが、この選択肢の意図は何だろう。

片や、cyclingnewsは、2010 Cyclingnews Reader PollのBest male road riderの選択肢に、コンタドールを入れていない。
選択肢は10人で、勿論アンディは入っている。

まこと、「スタンスは夫々」である。
デンマークメディアのルクスチームに対する敵意は、暫くすれば鎮まるだろう、とは思う。「自国人=デンマーク人」を取材対象にするスタンスからすれば、アンデルセンとニガードも、いずれは身内として扱わざるをえなくなるだろう。
コンタドールが無事にツールに出られれば、サクソvsルクスの構図になり、どちらのチームのボスもデンマーク人で、ネタにことかかない。
リースのチームも落ち着いて、繁栄してくれることが、ルクスチームにとっても平穏で、望ましいことだろう、と思う。(現況、先行きはまだ不透明)
スポンサーサイト

コメント


この記事に対するコメントの投稿
















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
http://leonazul.blog87.fc2.com/tb.php/724-54dc8612
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。