南の国の太陽、空の色の獅子

Category :  自転車
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Velonationは、関係者への移籍市場に関するインタビューの際、ルクスチームについて意見を聞くことがある。
Brian Smith interview: transfer market, Team Sky complications and Cervélo’s decision to stop (9/25)
イギリス人解説者・コンサルタントのBrian Smith。
新規立ち上げのチームは、いきなりプロツアーチームではなく、プロコンからスタートさせるべき、という主張を述べるが、「ルクセンブルクチームは?」と尋ねられると、「そこは強い」。選手の名を並べ、「知られている選手のポイントを足すと、世界3位になる」と例外扱い。

その他、スミスの話の中から。

・移籍情報の公表時期

移籍情報の公表が8/1から解禁になったが、世界選後に変えた方がいいと思う。8/1後もいいレースが沢山あるのに、移籍の話題が多くなってしまう。ユーロスポーツのブエルタの解説は、レースより移籍市場の話が多かった。
スミスのこの主張は、ルクスチームに関する自分のかねてからの思いつきにリンクした。

ルクスがいまだに情報をほとんど(スポンサー名も)発表しないことは、一部に不審を招いている。リースも、カンチェ離脱発表のとき、そう口に出した。
解釈として、チーム設立に何等かの問題がある、とネガティブなものも想定できる。
この可能性が絶対ありえない、とはいえない。もしそうなら、それはそれで仕方ない。別に破滅するわけではなし、そういうこともあるさ、ということで。(年と共に肝が据わる)

問題があるわけではないケースで、考えられること。
このチームは、実質的に、「チーム・サクソバンクを割って、作る」という事情上、早くに表沙汰にすると、サクソバンクのシーズン残りのレースに悪い影響が出そうなので、シーズン終了まで伏せる、という方針にした。

移籍が噂されているサクソバンク在籍の選手たちが(シュレク兄弟以外は)全員口にチャックなのは、そのため。互いにおおよそ知っているにせよ、移籍組と残留組が顔突き合わせて仕事するのに必要以上の軋轢を生みたくない。
更に、選手のみならずスタッフたちを引き抜く腹があり、その案件は伏せておきたい。表向きはなるべく穏便に、今シーズンを終わらせたい。立つ鳥跡を濁さず。

ニガードとアンデルセンがそう考えたとしてもありではないか、と思った。
アンデルセンが、予想外に、ツール直前にリースに首を切られたことで、振舞に慎重になったのでは。

自分は、「来年、ライバルチームへ移籍することが発表になっている」ドライバーをエースに丸々1年間チャンピオンシップを戦うこともあるF1を見慣れて、鈍感になっているが、自転車は、F1とは数字のケタが違う小さな世界だから、人間関係で「気を遣う」ことをしないと、不都合な点もあるのではないだろうか。

スミスも、「プロトンは小さな世界」だから、友情を育てないといけない、と述べている。(スカイはそうしなかった、という指摘)

・チームの都合と国全体の都合

スカイは、イギリス人選手たちをかき集めたが、結果として、若手選手たちの戦績が揮わなかった。若手は、他国のチームで経験を積ませた方がいい。

という旨を読んで、ルクスのプロジェクトに、リース(及びデンマークのリース信者)はカリカリだが、デンマークの自転車連盟の人間は、「デンマーク人の関与するチームが複数ある方が、デンマーク人選手の活躍の場が広がっていい」と歓迎する発言をしたことを思い出す。

ルクスを牛耳るニガードとアンデルセン、更にHTCにいるホルムが、自分のコネで自国人の有望選手を引っ張ることで、デンマーク人選手は分散する。イギリスとは逆のことがデンマークでは進行している、という話。

・Velonationの暫く前の記事
Behind-the-Scenes: Agent Orlando van den Bosche discusses the state of the peloton (9/1)
オランダ人エージェントvan den Boscheのルクスチームについての発言
「内密に垣間見たことしか言えぬが、大きなチームになる。シュレク兄弟がいるというだけでなく、オーガナイズや背後にいる人物という点から、かなりのチームになると思う」



ここまで書いたところで、ジューリックのサクソ離脱のニュースを知る。
Julich leaves Saxo Bank management(cyclingnews)
自分の推理とはいえない推理(9/21)
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