南の国の太陽、空の色の獅子

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アンディを応援する立場から、ぐでぐで書いてきたが、あることに気付いた。

今、「苦しい」立場にいるのは、コンタドールの方だ。アンディではなく。

コンタドールのパーソナリティや思考の解釈には、自分は全く自信がない。この点を「大外し」でないレベルにするには、相当量の情報の蓄積が要る。アンディに関しては、「『まるっきり勘違い』の可能性がそこそこ下がったのでは」のレベルに達するまで、その気になって取り組み始めてから、丸1年以上かかった。

コンタドールについては、本気で取り組んでいないから、いとも簡単に「間違え」る。

第15ステージで、アンディを置いていった件については、当時、「余裕がなかった、のでは」という解釈をした。
今考えて、その解釈は合っていた、と思う。そして、もっといえば、彼は、多分、アンディを、「恐れて」いた。

あの夜の彼の謝罪を、当時の私は、「あまっちょろい」受け取り方をしたが、あれは、アンディの怒りを知った彼が、「アンディがこの後、怒りというエネルギーで、立ち向かってきたら困る」ので、それを避けたかったがためだった、という解釈の方が事実に沿うのではないか、と思う。

ツール期間中のコンタドールとアンディの「仲の良さ」は、見る者に少なからず奇異な印象を与えた。
アンディの態度は、彼のパーソナリティからすれば不思議はない。彼は、自分に好意や信頼を示す者を拒絶しない。基本的に、他者との間には、尊敬や信頼の関係を築こうとする。
他方、コンタドールは、己の勝利のために、競争相手に対する「心理作戦」を駆使したのだ、というローラン・フィニョンの解釈を後日に読んだとき、思い当たるものがあった。

コンタドールは、昨年のツール後から、最も警戒する相手として、常にアンディの名を挙げた。世間では、復帰したランスとの対決に話題が集中し、アンディはさしみのツマの扱いだったにも拘わらず。
彼がランスを無視して、アンディを挙げるのは、ランスに対する拒絶反応の意味もあるのでは、と自分は差し引いて読んでいたが、今思えば、コンタドールは、本心から「アンディを最も警戒していた」のだろう。

彼は言った。「アンディは、自分より2才半若い。彼は、2年前の自分のよう」
コンタドールは、自分が24才のときから26才までの間にどれだけ伸びたかを知っている。それゆえ、昨年24才だったアンディを恐れたのだ。
彼の洞察は、正しかった。アンディは、1年後、彼を追いつめた。

コンタドールは、1年前から、アンディを恐れ、今年のツールの期間、恐れ続け、今も、恐れているのだ。

アンディは?
アンディは、何も恐れていない。勿論、コンタドールを恐れていない。爪の先ほども。

コンタドールは、王者で、王座を「守らねばならない」立場だ。
勝ち続けても、いずれ負けるときが来る。新しく出現した若い世代が、いずれ王者を追い落とす。
これは、どこの世界でも真実だ。

今年、コンタドールが、どの程度不調だったのか、どの日に不調だったのか、本人は明かさない。だが、彼自身は知っている。
不調の日に、それをうまく隠し通し、アンディを騙して、アタックを封じ込めていたなら、見事な成功だった、といえる。
だが、もし、「不調ではなかった」日に、アンディと互角で、自分のマージンがなかった、としたなら、昨年から急激に差を詰められた、ということになるだろう。

コンタドールは、サクソバンクへの移籍によって、アンディが19才でプロになったときから今までの彼のデータすべてが手に入る、というアドバンテージを得た。(アンディ側からいえば、一から十まで全部「筒抜け」になる)
言われなくても誰もが判る件だが、コンタドール自身が口から出したのを読んで、「どうやら、彼は心底アンディが恐いらしい」と思った。

勿論、これは、ひとつの解釈に過ぎない。
だが、常に、追われる者は、追う者より苦しい。

救いは、年齢差が2才半で、コンタドールにもまだ伸び代が見込めることだ。彼も伸びれば、相手がそれ以上に伸びない限り、追いつかれない。



もし、コンタドールのファンをやっていたら、今年のツールは胃が痛くなって、今も悶々ビクビクで過ごしていそう。
実のところ、誰のファンになるかは、「タイミング」の問題が大きい。私は、2006年と2007年のツールは「存在しないのと同じ」で、コンタドールがキラキラしていた時期はほとんど記憶にない。
アロンソを好きになったことからすると、コンタドールもありえたと思うのだが(王様が好き、みてくれの好みは後回し)、復活したのが2008年で、この年に、「キッラキラ、ピッカピカのバンビちゃん」を見て、コロリ。
その後3年に渡って無茶苦茶楽しい思いをしているから、それでいい、と開き直り。

■移籍市場

デンマーク1周に参加しているサクソバンクのメンバー中の離脱組が、全員意思を公に。
かねてから噂の3人。フォイクト、ブレシェル、フグルサング。
波風立てないようなコメントの2人に対し、フグルサングは「コンタドールのために走るのはまっぴら」という趣旨をズケズケ喋ったと伝わり、ニュースのコメント欄で、デンマークの皆様から顰蹙を買っていた。

RTLの番組(8/5)
ルクセンブルク新チームの見通しを述べているようだが(新チームを立ち上げる場合のスケジュールを説明しているような)、生憎理解できず。
映像は、Galaのレースハイライト、その他シュレク兄弟の色々。
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