南の国の太陽、空の色の獅子

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何から書こう?
多くのことがありすぎた。そして、解釈や評価は、様々に思い浮かぶ。一つに定まらない。感情もまた、一つではない。歓びと無念、不安と期待、正反対のものがまぜこぜになって存在する。正直にいえば、まだ混乱している。
けれども、早いうちに書いておかねばならない。待てない事情がある。

いい面を書こう。前を向いて。

私は、今年も、ツール開始時に、彼を過小評価した。昨年そうで、今年も繰り返した。
彼が、マイヨ・ジョーヌを着ることを想像しなかった。
山頂ゴールで勝つことも。

第8ステージ、ゴールする瞬間まで、勝つと思わなかった。
彼が、ツールで、勝ちに行って、勝つ姿を、初めて見た。
兄さんのいないレースで、一人で戦って、勝った。

第8ステージの勝利を見た後の自分の放心と動揺に、私は、「本心では」、この光景を見たかったのだと、初めて気づいた。
私は、自分の本当の願望を、心の奥に押し込めていたのだ。

マイヨ・ジョーヌを着ることは、第3ステージ後に、上にエヴァンスしかいなくなったため、ありうることとして想定できた。コンタドールが攻撃して彼を追い抜く前に、エヴァンスが遅れたら、自動的に回ってくる。
それでも、黄色を着た姿は、現実のものとして考えづらかった。黄色のコラージュの写真をネット上で目にさえしたのに、それでも、ピンとこなかった。

ゆえに、第9ステージの表彰台で、黄色のジャージを着る姿を見たとき、「彼のためにあつらえたかのように」ぴったり似合っている、何の違和感もない、と思った自分に、自分で吃驚した。
新人賞の白のジャージがあれほど似合うと思っていたのに、今日からは、白よりも、黄色の方が似合う。そう見える。

そうであったから、黄色のジャージを手放したことは哀しい。その気持は隠せない。
「あそこでああだったら」「ここでこうだったら」パリで黄色を着られたかもしれないのに、という未練は、今もある。
コンタドールが不調で、パヴェでリードを作れた今年が、マイヨ・ジョーヌを手に入れる最高のチャンスで、その後、これほどのチャンスは二度となかった、と後日言うことになるかもしれない、とも思う。

けれども、他方で、「今年は、まだ、彼がマイヨ・ジョーヌを取る時が熟していなかった」という言葉も浮かぶ。
彼はまだ25だ。彼にとって、マイヨ・ジョーヌは、ゴールだ。若くして取ってしまったら、その先がなくなる。彼はまだ、苦労をほとんどしていない。だから、いいのだ、今年取れなくて。

間違いなく、彼は、今年、階段を一歩登った。成長して、マイヨ・ジョーヌが手の届く所まで来た。
2008年から2009年、2009年から2010年、1年経つごとに、確実に強くなった。
今はまだ、足りない所、欠けた所がある。でも、これからまだ成長できる。もっと強くなれる。

希望を抱いて、見ていこう。彼の未来に何があるのかは判らないけれど、きっと、私の選択は間違っていない。
チャンピオンになる前の子に目をつけて、失望させられたことは一度もないから。(いや、今までは間違えなくても、目が曇って、外すことはあり得るので、カラ元気に近いが・・あと、もし恒例のパターンだと、「4年待って」叶う。つまり3年先)
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