南の国の太陽、空の色の獅子

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フィギュアスケート本。
「キス・アンド・クライ」(ニコライ・モロゾフ/講談社/2010.2)



出版後、図書館が購入するやいなや、予約が二桁。いつになるやらあてにせず、「ものはついで」で予約を入れておいたら、忘れた頃に回ってきた。
返却期限が迫ってきたので、慌てて片付ける。あっというまに読める分量。

読み手によって受け取り方の幅が非常に広いことが想像できるが、読んでおいて損はしない一冊、だと思う。
「モロゾフのコーチングのメソッド」論であり、「フィギュアスケート選手とはどういうものか」を知る助けになる。
第2章「モチベーションを持続させるトリック」、第4章「選手を成長させるプログラム」は面白い。

個人としては、高橋大輔君(第3章)と安藤美姫ちゃん(第6章)、そして自分自身(第5章)のことを述べているが、どれも、自分がこれまで抱いていた人物像そのままで、意外性や目新しい箇所はほとんどなかった。
これにはちょっと驚いた。彼等(いわゆるモロゾフ組)には、自分は基本的に関心を払わず、情報を取り込んでいた記憶はないのだが。

にやりとなった、私の守備範囲の話。

アレクセイ(ヤグディン)は、とても変わった性格の持ち主で、なにかにつけて飽きっぽく、突然機嫌を損ねてリンクを去ってしまうことも珍しくなかった。オリンピックで勝つという長期目標に彼を導くには、心理的な要素を刺激して、モチベーションを持続させることが欠かせなかったのである。
ある段階で私たちが理解したのは、スケーターとしてのアレクセイの本当の目標は、オリンピックで勝つことではないということだった。彼はただたんに、最大のライバルであるエフゲニー・プルシェンコを打ち負かしたかったのだ。


うん、そうだと思うよ、と頷く。私は、ヤグディンがそういうパーソナリティの持ち主である情報を、ソルトレイク五輪前から仕入れていたし、自伝「オーバーカム」(アレクセイ・ヤグディン/周地社/2005)を読んでみると、辻褄が合っていた。
本人は、(当然ながら)「自分を正当化」して述べているが、「貴方のその行動は、他人から見ると、これこれよね」と容易に納得する。
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