南の国の太陽、空の色の獅子

Category :  自転車
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ツール・ド・スイスは第7ステージまで終了。

ここまでツールに向けたサクソバンクチームの調整は概ね順調かと。
山岳班3人はOK。パヴェ班も問題なし。

第6ステージで意外だったのは、ラーションが、山をけっこう登れたこと。
TdSのメンバーはほぼイコールツールのメンバーだが、候補はダブルセレンセンを足した10人で、1人弾かれるので、ラーションは頑張っておいた方がよかったとか・・?

メンバーがどうなるにせよ、選ばれたメンバーは全員、本番まで怪我・病気をしないこと。ここまでくると、この点が一番重要だ。
最近、改めて思ったことだが、この世界では怪我と病気は日常茶飯で、全くやらないですむ人はいない。これを、シーズンで目標にしているレースにぶつけず、避けることができるかどうかが、成功するしないの分かれ道になる。

TdSで目下リーダーのヘーシンクは、昨年のツールで期待されたのに、落車・骨折で、早々にリタイアを余儀なくされた。
あのとき、サクソバンクが彼を見捨てて横風攻撃を続け、にも拘わらず結果何も得なかったので、少々苦い記憶として残っている。
クロイツィゲルは、序盤から体調不良だった。2度目のTTでアンディに遅れ、どうしたのかと思ったら、フラフラ状態だったことを後日知った。

そういった例を読むと、アンディは「ちょっと」特別な子かも、という気もする。
彼も、病気と怪我はドサドサし、しょっちゅう具合を悪くしているが、グラン・ツールのときは大丈夫だ。21才で初めて出た07年ジロ、08年1回目のツール、09年2回目のツール。
なんて書くと、今年崩れるかもしれぬから(パンクの神様、の話みたいに)、「今のところは」という押さえはしておくが、こういう運も、選手として持って生まれた才のひとつだろう、と思う。
「この子は、生まれながらのラッキーボーイ」というスティーヴ兄さんの言葉を、ふと思い出す。

TdS第6ステージの最後の超級登りで、せっせと動き回ったアンディを、フランクのアシストをしている、とJスポは解説したが、レース後に本人は、自分の力を確認する「テスト」と説明し、兄のアシストの意図には全く言及しなかった。
彼の説明は辻褄があうのだが、「アタックしては、後ろを振り返り、止める」繰り返しは、昨年のモンヴァントゥーでさんざんやったので、見る側に先入観ができてしまっていたらしい。
http://www.cyclingnews.com/news/schlecks-form-better-than-previous-years

今日発売された2010ツール・ド・フランス公式プログラムを読んでいたら、プリュドムのインタビューの中に、昨年のモンヴァントゥーは、スポーツの観点では、がっかりさせられた、というくだりがあった。

最終決戦場になるはずだったモンヴァントゥーをつまらない展開にした犯人がアンディなのは明らかで、当時もけっこう批判を浴びたという話が、今更ながら理解できる。
他の記述の中にも、アンディは、兄を超えていく時期とか、兄に囚われていることを欠点とみなす指摘がある。

この見方は、自分も以前持っていた。だが今の自分は、「彼に、兄を超えたいという欲望がないのなら、しょうがないんじゃないの?他人が外からどうこう言うことじゃないわね。あの2人は兄弟なんだから」という域である。

TdSでのインタビューで、動物に生まれ変わるなら、何がいい?という問いに、「ハリネズミ」。
解釈は、想像というより妄想の域になるからやめておく。
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