南の国の太陽、空の色の獅子

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Category :  自転車
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「ズル」の方法としてありうる、という理屈と、カンチェラーラが今春のクラシック2連戦で使用して、圧勝はそのおかげ、という疑惑を公言することとは、別個の問題だと思う。

最初、「ネタ」だと思ってスルーしたが、選手の身体能力を高める方法(一般にいうドーピング)の中にも、最初はネタもどきのものがあった。あの手この手、次から次へと様々な方法を探し出す人間の「技術力の高さ」は素晴らしい、と感心するくらいである。
という皮肉はさておき、「過去の歴史」を鑑みれば、電動自転車も、既に誰かがやっているかもしれぬし、これから蔓延するかもしれない、という「可能性」を否定する根拠はない。ばかげた話にみえようとも。

しかし、「カンチェが使用した」という疑惑については、複数の材料から「総合的に」判断するもの、だと思う。

今回の疑惑に対して、カンチェは、「シロ」の証拠を示すことはできない。
レース当日、主催者は、この疑いを持って自転車を検査してはいないから、そうなる。
通常のドーピング(選手の身体能力を高めるドーピング)も、知られていなかったり、高い精度の検出方法が開発されていない方法が複数存在するため、「検査でクロの証拠が一度も出ていないから、この選手はクリーンである」と言うことはできないのと同じことだ。
(知識をあまり持っていない一般世間の人は、「検査で一度も出ていない選手はクリーン」と思っているかもしれぬが、知識を多少持つと、「誠に残念ながら、違う」ことが判る)

可哀想なことに、いや、まったく理不尽なことに、選手たちは、自分の潔白を証明する術を持っていない。
そういう「シロの証明は不可能」という状況下では、個々の選手がクリーンかそうでないかは、選手のパーソナリティ、キャリアを遡って、これまでのパフォーマンス、戦績、置かれた環境、状況等の複数の材料から総合的に判断するしかないし、それが適切だと思う。
今回、カンチェのハンドルの操作が不審、という指摘がされているが、「このことひとつ」で彼を疑うのは短絡思考ではないか、というのが自分の意見だ。

nacoさんは、カンチェのパフォーマンスの圧巻さに疑念を持ったと記した。
これをいわれると、「しょうがない」とは思う。
過去、見る者を感嘆させた「超人的な走り」の多くが、実はドーピングの助けを借りたもの、とあとで判ったケースが多すぎた。

観戦歴の短い自分も、ランスの元アシストたちが片っ端から捕まったことには少なからぬショックを受けたし、07年ツールで「スーパーパフォーマンス=陽性」のパターン化を見た。
今年、ジロを、誰にも感情移入することなく見ていたのは、昨年、うっかり(無防備に)ディルーカを素敵と思い、後で陽性が出て、「しまった」と懲りたのが原因、と自分の心理分析をしている。

しかし、カンチェラーラの超人ぶりを疑ったら、コンタドールも疑わざるをえなくなるのではないか。現在のコンタドールのパフォーマンスは、桁外れのスーパークラスだ。
カンチェを疑うならコンタも疑わないと、理屈にあわない。
しかし、コンタドールを疑ったら、もはやツールを楽しんで観戦することは不可能ではないだろうか?

「スーパーなパフォーマンスは疑ってかかるのが基本」でいいが、本物のスーパーな選手が当代に1・2人はいる、という見方をしておかないと、寂しい気分で見ることを強いられないか?

・・・・・・・・・・・・・

08年ツール第15・16ステージの録画を見直していて、シューマッハーとコールの活躍に「やれやれ」となった。
シューマッハーは前歴のある選手だった。前科のある選手の「再犯」は珍しくない。この点をちゃんと頭に置いておけば、ディルーカも判断を誤らずにすんだ。学習するべし、である。
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