南の国の太陽、空の色の獅子

Category :  展覧会
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●平常展/特集陳列 海を渡った日本の漆器(本館13室)

今回の本館の一等賞。
江戸~明治期の輸出用工芸品は、国内用とは様式が異なるものが多いことは知っていた。折々に色々なものを目にしていたが、今回並べられた漆器類は、「自分が今まで見たことがない」タイプだった。

こんなものが作られていたのか。
自分は「蒔絵大好き」人間だが、螺鈿はダメである。「黒地に金一色」の蒔絵が趣味に合い、多色できらきら光る螺鈿が加わったら、即刻却下。(国宝だろうが、そういう趣味だから、しょうがない)

今回展示された「長崎螺鈿」を、初めて、「美しい」と感じた。

これらの品々は、輸出先の「注文に応じて」製作されたものだから、「当時のあちらの人の美意識」が、自分のそれと一致した、というだけの話ではある。
といっても、見事な工芸品と客観的にもいえるらしいことは、ミュージアム・シアターの上映前に、本日の本館のおすすめとして紹介していたことで判る。

生憎と、写真では、実物の美しさの10分の1も伝わっていないので、思わず、「さっき見て、感動したところです。実物は、写真より遥かに素敵です」と口を出したくなった。
 
●ミュージアムシアター「興福寺 阿修羅像 奇跡の仏像」

時間があったのと、席があったので、予約する。特別展開催中で来場客が多い時期は、見たくても席を取れないことがけっこうあり、「見られるときに見ておく」のが得策。
「洛中洛外図屏風 舟木本編」は、見損ねてしまい、再上映希望をアンケートに書いておいた。

映像で見る阿修羅像は、実物から受ける印象と違う。
「こうは見えないよぉ」だが、「ギャップをギャップとして」楽しむ。

今回、改めて、『アップに耐える』顔だなあ」と思った。
薬師寺の聖観音や、渡岸寺の十一面観音の顔を映像でアップにしたら、どう見えるのだろう?やっぱり違うのだろうか?(見たいというのではなく、連想)

●満開のユリノキの花

本館前のユリノキが、橙色のアクセントのある大きな黄色の花を、沢山つけていた。
季節毎に眺めてきたが、花が咲いているのは、初めて見る。

こういう花なのか、と初めて知る。
大木に咲く花としてはかなり大きい。だが色あいがすぐ目につくような鮮やかさではないので、「意識してユリノキを見る」ことをしないと、気づかず通り過ぎてしまいそうな佇まい。
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