南の国の太陽、空の色の獅子

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ミヒャエルと周辺関係者のコメントを一通り読んだ。内容は、おおよそ予想したものだった。
彼の言葉は、私の心に疑問の欠片も呼び起こさなかった。すべてが、すんなりと自然に入ってきた。

"combination of Ross and Mercedes"
私が、7月にはあれほど厭うた復帰を、今回納得した「2つの要素」が、彼にとっても、決め手だった。
そう述べた箇所を読んだとき、そうであるなら、私はまだ、彼のファンでいられる。もう一度、彼のファンと名乗れる、と思った。

なぜ、彼は復帰したのか。
情熱と信頼。
私の頭には、この2つの言葉が思い浮かぶ。

・情熱
これを、彼ほど強く、かつ長い年月、持ち続けたドライバーを、私は他に知らない。
97年頃、いずれ来る「彼の引退」について思いを巡らしたとき、「この人からレースを取り上げたら何も残らない。引退後、どうやって生きていくのだろうか」とぞっとした。
歳月が経っても、彼のレースに対する情熱の炎が衰えることはなかった。

「情熱」は、「やり残したこと」がなくても、人を突き動かす。
ランスも、ミヒャエルと同じとみなしていいと思う。彼は、7連覇し、最後まで誰にも負けず、王者のまま引退した。彼には、ツールでやり残したことは何もない。それでも、もう一度勝ちたいという欲望を抱き、戻ってきた。

競技をいつまで続けるかを決めるのは、記録ではない。年々衰えていってもまだサドルに乗っているとすれば、それをさせるのは記録や数ではない。幸福感だ。
走るかどうかを決めてきたのは、いつもごく単純な事実だった。つまり、自転車に乗ることが好きだということだ。
好きでもないのに続けるには、この仕事はつらすぎる。いつまで自転車に乗ることが好きでいられるのか。それも世界のトップレベルで。

(「毎秒が生きるチャンス!」(ランス・アームストロング/2004.10)

*ミヒャエルの「情熱」に言及した過去のエントリ・・・・人を動かす力(2009/5/20)

・信頼
改めて考えて、気付く。
私が今回の復帰を受け入れることのできた第一の理由は、「メルセデスの名」ではなく、「ロスとみたび組む」ことだ。

センチメンタルな昔の夢は、もはやさして価値はない。最も重要なのは、「信頼するロスと共にある」こと。
この世界で「信じられる」ことは多くないが、「ロスとミヒャエルの間にある深い信頼」を、私は常に信じてきた。

「トッドとロスのミヒャエルに対する愛情と尊敬は真のものだと私がみなしたのは99年の終りで、その後、この信頼が揺らいだことはない。長い年月の間には様々な出来事があり、心乱されるときもあったが、彼等の間にある深い信頼と尊敬と愛情が、私の支えになった。
トッドとロスがいるから、ミヒャエルは大丈夫。彼等は、私よりもミヒャエルを知っているし、私よりもミヒャエルを愛している。彼等を信じていればいい。何も心配しなくていい。

ロスには、本当に感謝している。貴方がいたから、安心できた。貴方がいなければ、ミヒャエルの成功と幸福はなかった。どんなに感謝しても、し足りない。」
黄金のカルテットの終焉 2006/10/27)

ミヒャエルは、フェラーリを捨てて、ロスを選んだ。
彼に、フェラーリに対する永遠の忠誠を望んだモンテゼモロ、フェラーリの大勢のスタッフたち、ティフォシたちの落胆を知りながら、彼のファミリーであったフェラーリを去り、ロスの元に行った。

ミヒャエルは今も、3年前までと変わらぬ信頼をロスに抱いている。私も、ロスを信頼している。
だから、来季のメルセデスGPの戦闘力がどうであろうとも、もしもロスが何か誤りを犯したとしても、私は許す。

ロスも、今も変わらずにミヒャエルを信頼している。
だから、来季のミヒャエルの戦闘力がどうであろうとも、彼が誤りを犯したとしても、同じように、私は受け入れることができるだろう。

ミヒャエルの引退後、私はF1の世界の中で「信じるもの」を失った。
だが、今ふたたび、「信じるもの」がこの手に戻ってきた。

*ロスへの言及・・・・ロス (2008/9/21)
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2009/12/26 01:17  #[ 編集]


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