南の国の太陽、空の色の獅子

Category :  自転車
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■下りの技能

cycle sports9月号のツール特集の中に、レキップが、ツール期間中に、参加チームの監督たちに、「ダウンヒルが得意な選手・不得意な選手」の投票をやってもらった、という記事があった。
誰だろうと読み進むと、不得意な選手の2位が、フランクだった。

フランクは下りが不得手、という評価は、昨年ツール・ド・スイスで崖下に転落したイメージの影響が大きい?とも思っていたが、今年のTdF第17ステージで、イメージだけではない、と判った。
ロメ峠の下りで、アンディが引くと、フランクが離れてしまう。アンディが後ろを見、そのあと、隊列が元に戻る。兄がついてこられないから緩めたとしかみえない。

コロンビエールの下りもアンディが全部引いたのは、フランクに任せるとタイムを稼げないので、自分が引き倒そうと決めた、という推測が正しいように思える。
Jスポ実況で言っていたように、普通に考えれば、エースのアンディの体力温存のため、アシスト役の兄さんが引いていい場面だ。だがアンディが下りの前に「僕が引く」とフランクに言い、兄が従ったのは、2人の間では意志がしっかり通じて納得の上のことだったのだろう。

第17ステージで、下りの速さを見せたのは、ニバリだった。ランスにおいついてしまう速さには恐れ入った。
ランスの下りは決して遅くない。ジロで、ライプハイマーのアシストに回ったランスが、彼を引いて下ったら、ライプハイマーがついてこられなくなるシーンがあった。
あのとき、「ライプハイマーは下りが下手」と判り、グランツールを闘う上の弱点になるな、と思った。

尚、下りが速いという技能は、なかなか魅力的にみえるもので、実は、ルイスレオンは、私の隠れ気に入りである。

■リクイガスの若手2人

自分が注意を払ったリクイガスの若い2人のうち、ニバリは、登りで上位陣によくついてきた。
最終盤には振り切られるとはいえ。

クルイジガーは、今回いまいちだった。ツール・ド・スイスは悪くなかったのに、コンディションを本命レースにきっちり合わせることの重要性を改めて思う。

愛嬌がないのは、表彰台だけでなく、記者に対してもそうらしい。そういう彼の笑顔を、ツール後のクラシカ・サン・セバスチャンの表彰式で見て、ちょっとほっとした。笑うとやっぱり若い。

この2人は、同じ世代にアンディがいるおかげで、マイヨ・ブランが手に入らない。ニバリは、第16ステージ終了時に25秒差の2位だったので、取る希望を持っていたが、翌日、シュレク兄弟のアスタナに対する全力攻撃の影であえなく潰えた。
2人とも、TTはアンディに優るはずなのに(第1ステージで勝っている)、第18ステージで2人揃ってアンディに遅れたのは、能力よりモチベーション(体調含む)の問題だろうと思った。
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