南の国の太陽、空の色の獅子

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■コンタドールの不遇

「実はこうだった、とあとになって話が出てくる」典型。
cycling time
nacoさんも紹介

自分は、ツール期間中、アスタナ内の抗争を書きたてる記事をせっせと読むことはなく、メディアの煽りにのせられたのではない。
ブリュイネールは、できることならランスに勝ってほしいと思っている、そうでないことは考え難い、と思っていただけだ。
ブリュイネールとランスとの深い関係からすれば、それが当然。結果として、コンタドールがチームの中で孤立するかもしれない、と。

他チームのスペイン人選手(ルイス・レオンとか友人関係にある選手たち)が、そんな彼に同情して助けてくれる場面があるかも、というのは勝手に膨らませたおまけの想像だったが、なんとまあ当たっていた。

第7ステージでアタックしたコンタドールに、チームオーダー無視というケチをつけるのは、ブリュイネールとランスの自由だが、コンタドールの側からすれば、第3ステージはなんだよと言いたくなる。
あの日、ブリュイネールは、コンタドールから40秒を奪って、ランスに与えるオーダーを出した。
オーダーに従っていたら、自分は勝てなくなる、とコンタドールを追い詰めて、オーダー無視をさせたのはブリュイネールだと思う。

終わってみれば、今年のツールで、最も強い選手はコンタド-ルであったこと、それも、他に大きな差をつけての圧倒的な強さであったことは明らかだ。
それだけの力を持つ彼をエース待遇しなかったのがアスタナというチームだ。

昨秋、ランスの加入が決まったとき、ツールのエースの座を失うことを危惧したコンタドールは移籍を希望したが、ブリュイネールは、契約を盾に、離脱を認めなかった、という報道が流れた。
コンタドールのストレスは、あのときから始まっていた。

かえすがえす、フェルナンドを連想する。何の因果やら。
スペイン人の間では同じ発想があったのではないか、と思う。

そして、この発想に戻るとき、「フェルナンドは負けたけれど、コンタドールは勝った」事実を改めて思う。

彼は、ツール期間中、チームに対する不満や愚痴を表で言うことはしなかった。愚痴を零さず、不遇に潰されず、逆にそれを力に変えたようにみえる。
第18ステージでの、移動の車をランス側に取られた話が本当だとしたら、「それで、『どちらが強いのかはっきりみせてやる!』とコンタドールの闘争心に火をつけて、あんなにバカっ速かったんじゃないの。ダメ押しもダメ押し、ライバルの息の根を止める、異常なまでの速さだったから。スタート前にそういうことがあって、あそこまでムキになったのだとしたら、ランス側も愚かなことしたわねえ。本気で怒らせたらマズい相手を怒らせたってこと」

私は今までランスを賞賛してきた。戻ってきた彼のマイヨ・ジョーヌ姿を見られたらよかったかな、という思いはあった。
でも、今年のツールでは、ランスよりコンタドールが、より賞賛に値する、と思う。

(念の為の記載。「陽性が出ない」という停止条件付の賞賛。これは全員に共通する)
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