南の国の太陽、空の色の獅子

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■チャンピオンの復帰の連鎖

負傷欠場のマッサの代役で、ミヒャエルが復帰することになった。
この分だと、ジェーニャも、本当に復帰して、バンクーバーで表彰台に乗るかもしれない。
ランスと同じく3位で、金銀銅3色のメダルコレクションが完成したりして。
ジェーニャは、復帰するすると言い続けても、結局ない、とよんでいたのだが、今の流れだとあるのかも。(変な顔をされる理屈であることは承知)

■ランス

ツール期間中、ランスの復帰の本心が何なのかは判らない、とJスポの解説陣が言っていたが、ここには、個々人の持つ「人間の理解の仕方」が現れている。

ランスは、ツールに出る以上、マイヨ・ジョーヌを望み、コンタドールのアシスト役に徹すると約束するわけがない、そう私は考えていた。
これは、「人間の本質は、そう簡単に変わらない」という見方から導き出されている。

彼は、競争が好きで、競争するなら、絶対に勝ちたい、負けることは我慢ならない、勝つためにはあらゆることをする、というタイプの人間だ。
競争心・闘争心のレベルが、常軌を逸した高さなのである。それがゆえに、ツール7連覇を成し遂げた。同じような、とてつもない勝利に対する執着心を、ミヒャエルも持っている。私から見ると、この2人は同種の人間だ。

ランスは、復帰を決めた当初は、発言通り、ジロのマリア・ローザを狙い、マイヨ・ジョーヌはコンタド-ルにあげてもいい、と考えていたのかもしれない。
ジロを狙ったのは、ツール7連覇しようと、ツール以外のグランツールをひとつも勝っていないから、自転車選手として真に偉大とはいえない、という自転車界(特にフランス人)にある批判を見返してやろう、という野心ゆえだろうと思う。

ところが、ジロ前に落車して、人生で初めて鎖骨を折り、計画が狂った。出場はできたが、マリア・ローザを狙える体調ではなくなってしまった。
しかし、ジロを走るうちに、コンディションが徐々に上がり、この調子なら、ツールを狙えるぞ、という野心がでてきたのではないか。
ジロが調整レースになり、本番はツールになった、というわけだ。

もし、鎖骨を骨折せず、計画通りジロを獲っていたら、ツールは遠慮してもいい、グランツール2つ連続でベストコンディションを保つのは難しいから、となっていたかもしれない。
だが、運命は、ランスをツールに向わせた。

それが当然だったのだ。ツールでは、ランスは常に主役だった。「彼の場所」なのだ。主役の座を、他の奴に簡単に譲ってやりなぞはすまい。
そうでなければ、もしも、かつての傲慢な王様でなくなっていたならば、ツールに戻ってはこまい。

総合の表彰台の一番下の段に立った彼は、「ここはオレがいる場所じゃあない」という顔にみえた。一番上が、彼の場所だ。
彼は、7連覇した時期、「ツールが終わったら、翌日から、翌年のツールの準備をする」と公言していた。マイヨ・ジョーヌを獲るには、それだけの準備が必要なのだ。今年は、万全の準備からは、ほど遠かった。鎖骨を骨折したときから計画は狂った。
これから1年準備をすれば、来年は今よりずっと強くなれる。かつてのレベルに戻して、コンタドールに勝てる。
負けたままで終わりたくない。復帰した以上、勝ちたい。

だから、来年もツールに出るのだろう。
・・こういうふうに、自分は思っている。

■国歌のかけ間違い

総合の表彰式で、コンタド-ルのための国歌が流れたとき、「アレ?」。
スペイン国歌・・じゃない。少し変わったバージョン?いや、いつまでたっても、スペイン国歌には聞こえない。
聞いたことのない曲だ。なんだ?

Jスポ実況陣は、誰も気付かず、言及なし。
チーム表彰のとき、曲が流れ出した。スペイン国歌である。
間違えたことに気付いた運営側が、すみません、と掛けたのである。

通常、チーム表彰で国歌演奏はないので、Jスポ実況は不審に思い、「カザフスタン国歌ですかね?」
アスタナの国籍がカザフだから、推測の理屈としては合っているが、これは、どこから聞いてもスペイン国歌です。誰か、教えてやれ、と思った。

最初にかかった曲が何かといえば、「デンマーク国歌」だったのだそうだ。聞いたことがなかったわけである。
リアルタイムで、「間違えてる~!」となったTV視聴者は、スペイン人とデンマーク人と、ごく少数の他国人だったと思われる。2国以外では、Jスポ実況みたいにスルーした可能性大。

表彰式の現場では、デンマ-ク人のリースとサクソバンクの招待客たちが、「うちのチームの健闘を称えてくれてるのかね?」と苦笑していたかも。

■つれない恋人

最終日、ランスとアンディが並んで喋っているのを、フランクが隣で気になりげにチラチラ見ているシーンがあって、おやと思ったら、栗村氏も同じように受け取ったらしい。
フランクが苦虫かみつぶした顔で監視していた、これで終わらず、トンデモない喩えを言った。

自分の恋人に、余計な異性が話しかけてきて、自分の恋人がすごく楽しそうに会話しているときの、本来の恋人みたい。

この2人、兄と弟なんですけど。が、次の瞬間、自分が昔、あっちの兄弟で似たようなことを書いたことを思い出した。
part.1
part.2

読み返して、気付いたことが。
F1の兄弟は、「寝る場所は違った」が、こっちの兄弟は、「同じ部屋で寝ている」のであった。ツールの3週間、毎晩。
・・お粗末様でした。
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