南の国の太陽、空の色の獅子

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「わかったつもり 読解力がつかない本当の原因」 (光文社新書)(西林克彦)を読んでいて、「そうか。自分の記憶力が年で低下したせいではなかったのか」と知る。
私の記憶力で記載した、クリケットのバットが、私の頭の中で、勝手にボートのオールに化けた件である。

文章のある部分を読む場合に、読み手がそのとき使用している文脈によっては、その部分に書かれていることが、ある程度予測がついたり、多少冗長に思われるときがあります。
そうすると、その部分は「ああ。あれだな」といった感じで、ラフに読まれるころになるのではないかと推測されます。この現象を「読み飛ばし」とよぶことにしましょう。

(第4章 「わかったつもり」の”犯人”たち)

自分がやったのは、まさしくこれである。

多分、自分は、昔、原典のアーバインの発言を読んだとき、オールと思いこんで記憶にインプットしたのだ。そのため、今回の記事を読んだとき、「ああ、あの話」と了解し、バットと書いてあっても、その文字が頭に入らなかった、と思われる。

著者は、この現象の実験を、小学校5年生と大学生のグループで行い、30~40%が、「読み飛ばし」をし、文章の前半と後半で齟齬があることに気づかなかった旨を記載する。

この主張を信じるなら、自分の記憶違いは、「年のせい」ではなかったことになるので、その点にちょっとほっとする。
著者の述べる「わかったつもり」=文章の読み取りの落とし穴は、自分もある程度は認識していたが、秩序立てて明確に理解はしていなかったので、面白く読むことができた1冊だった。
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