南の国の太陽、空の色の獅子

Category :  フィギュアスケート
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■男子

シーズン前半、ぶちぶち文句を言っていたが、全米と四大陸の放送を見て、回復した。
私はまだ、スケートを見続けられる。いや、はなからそのつもりで、観戦する気がなくなるときが来たら困る。

高難度ジャンプを1本2本やってみせるより、全体通しての完成度が高い演技の順位を上にする、という現在の採点の価値観に、自分の価値観がようやく「歩み寄り」、反発・拒絶が弱まったと思われる。
以前に書いたように、「どういう演技をよいとみなすか」という価値観が、旧採点法と新採点法とでは、赤と黒くらい違うから、新しいものになかなか同意できず、容認・肯定するには時間が必要だった。

男子は、跳んでなんぼだ。SPで3-3しか跳ばない男がチャンピオンなんて冗談じゃない。FPで3Aまでなぞ問答無用で却下。3Aなら女の子でも跳ぶ。
それゆえ、SP・FP両方で4回転を跳ぶブライアンにチャンピオンになって貰いたいと思ってきたけれど、彼が、4回転「だけ」に拘り、他の要素で点数を稼ぐ努力と工夫をしないなら、「王者に相応しいのは彼」という主張はひっこめる。

感情としては、「がんばってちょーだいね。・・ダメなら仕方ないと諦めます」
今年の世界選については、「勝たなくていいです。いえ、勝つと、バンクーバーが悲観的になるから、やめといて」
理由は、いわずもがな。「五輪前年の世界選手権覇者は、五輪で金メダルを取れない」という男子Sのジンクスは、延々と続いている。

現在のジャッジの行う「滑りの質の評価」に、自分はかなり一致をみている。
パトリック・チャン君は、ジュニアで最初に見たとき、チェックを入れ、注意を払ってきた。
昨年NHK杯の日曜の会場で、最も目をひいたのは、ポンセロ君だった。FPは、直前滑走の無良君が「絵にかいたようなジュニアの滑り」で、ポンセロ君が、演技を始めて最初に目の下のリンクをすーーっと横切っていったとき、そのひと滑りだけで判る「質の違い」に、吃驚した。

現在、男子上位陣の実力はドングリの背比べで、全員安定性に欠けるので、今季の世界選の順位は、「当日の出来次第」になるのではないか、と思う。
若手選手たちには「伸びしろ」があるので、半年おいて、来季が始まったら、誰かが混戦から抜け出す可能性も大いにある。バンクーバーがどうなるか、楽しみに待とう。

それと、東京のGPFが俄然楽しみになった。皆さん、回避せずに来てね。
(05年は、辞退が相次ぎ、補充できずに5人でやった、いやな思い出がある)
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