南の国の太陽、空の色の獅子

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●TdF2014

10/23、2014TdFのコースプレゼンテーションが行われた。

アンディは出席せず。
ルクスメディアがコメントを取りに行く。
Andy Schleck: "Tour 2014 liegt mir" (Luxemburger Wort 10/24)
Fränk Schleck: „Keine Angst vor dem Kopfsteinpflaster“ (Luxemburger Wort 10/23)
引用:Andy Schleck: “The Tour next year is for me." (velonation 10/24)

Trekからはフォイクトが出席。
My First Tour Presentation for My Maybe Last Tour (Hardly Serious with Jens Voigt 10/23)
彼は、キャリアで初めて招待された。ASOの粋な計らい。
«Bob? Il sera sur le Tour en 2014» (Le Quotidien 10/24)
ルクスメディアが、シュレク兄弟とユンゲルスについてフォイクトに聞いている。

フォイクトが、自分が2014TdFに出場できるかどうかはわからない、と断っているのに対し、シュレク兄弟は、出場を前提に喋っている。
グエルチレーナは、兄弟に対して、TdFをターゲットにする約束はしていない。インタビューで、兄弟の来季スケジュールは未定だと喋った。
アンディをジロのコースプレゼンテーションに出席させたのは(10/7。アンディがリタイアしたジロ・デ・ロンバルディアの翌日)、ジロも検討するという発言を裏づける。

「兄弟がGMの述べた方針とは異なる自分たちの希望を勝手に発言する」のは、「2年前と同じ」で、「いやな感じ」を抱かせるが、来季スケジュールについては、来月からのチームキャンプで話し合いがされる。様子をみよう。

●ジャパンカップで

「東京五輪に来られればいいね」 レイディオシャック・レオパード・トレックの“2人の王者”にインタビュー (cyclist 10/18)
来季トレックに残るユンゲルスとルールストンに日本メディアがインタビュー

――2020年には東京五輪が開催されます

ユンゲルス 「願わくば2回目のオリンピックとして来られればいいね。きょうは日本に来て最初の日だけれど、人は優しいし、いいところだと思っている」

ルールストン 「僕はニュージーランド代表のコーチとして来ているかもね!」

――最後に、プロ選手を続けていく上で大切なことがあれば教えてください

ユンゲルス 「一番大切なことは、ひとつひとつ積み重ねていくこと。ひとっ飛びというわけにはいかない。4年前に決心をしてから、方向を定めてこなしてきた」

ルールストン 「喜びは何かってことと同じだと感じている。19~20歳の頃までは、長距離のレースや大きなレースに出場するなど、目標をやり遂げることが喜びにつながるので、そう難しくはない。25歳頃には体ができあがって、強くたくましくなる。でも30歳になったら? モチベーションを保ち続けなければならない。ボブが言ったように、結局は積み重ねていくしかない。どうやってレースを楽しんでモチベーションを保っているかって?」

ユンゲルス 「休暇でしょ?」

ルールストン 「いや、違うね(笑) シーズンを通してモチベーション、特に精神面でのモチベーションを保つためには、100%集中しすぎないことが大切。クラシックレースを走る時は、その日のゴールに向けて集中して、それが終わったらリラックスする…といった感じで、100%集中した翌月は90%とメリハリをつけている」

ユンゲルス 「いい仲間と走れる環境を選ぶのも重要だと思う。例えば自分が1週間、あるいは1カ月にわたってダメな期間が続いたとしても、信じてくれる仲間がいればきっと手を貸してくれる」


●クレーデン

クレーデンが引退を表明した。
Klöden hört auf - «Habe nichts zu gestehen» (Weser Kurier 10/24)
引用 : Andreas Klöden retires from cycling (cyclingnews 10/24)

話題にのぼることもなく、文字通り、ひっそりと去る。
2012年にレディオシャックとレオパードが合併したときのチームプレゼンテーションでは、キャプテンの一人として紹介されたが、その後の2年間目立った活躍をせず、フェードアウトとなった。

クレーデンは、ランス、ウルリッヒ、ヴィノクロフと同類のドーピング時代の選手の生き残りで、当然ドーピングをやっているが、有罪判決は受けずにここまできた。
彼には、クロを認めた(・断罪された)彼等とは大きく違う点があった。

彼は、「自分が一番になること」を目指したことがなく、取ったこともない。
TdFでは二度表彰台に上がったが、いつも「誰かのアシスト」として出場していた。
ステージ優勝も1回もしたことがないことは、今回読むまで気づかなかった。

彼は、「エースにはならない」「エースに仕える立場」を自分で選んで、競技人生を過ごした選手だった。
そのため、大きな成果・栄誉を手にすることはなかったが、おかげで、ドーピングの罪に苦しんだり、告白を迫られて、断罪されることなく、平穏な人生を手に入れることが出来るのかもしれない。

この先、過去が暴かれるときが来るかもしれないが、たとえそうなっても、受ける影響は多分少ない。
ドイツの自転車連盟と不仲で、連盟の関係で地位を得ることもないから、沈黙を押し通して済ませられるのではないか。
手にした栄誉や地位が大きければダメージも大きいが、得たものが少なければ失うものも少ない。釣り合いが取れている。

What's eating Andreas Klöden? (cyclingnews 2012/6/6)
この記事の人物像の描写は面白い。
ドイツテレコム(Tモバイル)は待遇が極めてよく、高額報酬を得られ、勝つチャンスを得るために他チームへ行くよりもメリットがあった、という。
Tモバイルでチームメートだったカヴェンデッシュは、後にクレーデンを評して、「いい奴だけど、彼の興味のあるのは金なんだ。だからツールで勝ったことがない。ツールで勝てたのに、リーダーのプレッシャーを負いたくないんだよな」と言ったとか。

この記事に言及はないが、レディオシャックも高額報酬を出したといわれているチームなので、クレーデンは十分に稼いで、悠々とリタイア生活に入れるのではないだろうか。

彼について、個人的に覚えている件。

・2009年TdF、第17ステージ

コンタドールがアタックしてクレーデンをちぎっていったことに対し、ブリュイネールとランスが文句をいい、アスタナ内で内紛が展開したが、クレーデンは沈黙し、一切発言しなかった。
そのため真相が不明のまま。
・・あの日の真相はなんだったのでしょうか?
「コンタドールの英語が下手だったので、2人が会話したとき意思疎通に齟齬が生じたのでは?」「ハンガーノックを起こしたのでは?」という解釈は第三者の推測なので、本人に聞いてみたい。

・2012年TdF、ツイッター

彼はツイッターの使用頻度の高い選手だったが、ある事件をきっかけにぷつりと止めた。
事件とは、2012年TdF第7ステージ後、チーム公式サイトのレースレポートの記述は事実でない、とツイートしたこと。こういうことは珍しい、とメディアに取り上げられた。
2012/07/08 : 【TdF2012】stage 6・7

その日を最後に、まったく呟かなくなった。そのうち復活するのでは、と時々チェックしていたが、そのまま消えた。
あんなに盛んに書いていたのに?チームとの関係が悪くなったか?なんだ?と気になった。

2012年TdFのRSLTには、この後フランクがドーピング陽性を出すという爆弾が落ちる。3人が去り、完走するのは6人だけになるが、チーム総合優勝を勝ち取ることに成功する。
海千山千の年季の入った面々が「うまくやり過ごした」みたいと思ったが、それは文字通り外見上のことで、夫々の内実は、こちらには想像もつかないことになっていたのかも、と今振り返ると思う。

●ホーナー

静かにキャリアを終えたクレーデンとは対照的に、ホーナーは話題を振り撒きながらじだばた掻き続けた。
本日時点で、正式な最終結果はまだアナウンスされていない。

キャリアを確認してみると、彼は、(クレーデンとは対象的に)長い間、下積みの生活をしてきた選手、といえる。トップチームにはなかなか雇ってもらえず、雇われてもエースの地位は得られなかった。
自分の勝利・成功を欲しかったけれども得られなかった。その境遇に長年耐えて過ごし、41才にして長年の望みが叶い、グランツール総合優勝という成功をした。
彼にとってはこれが終わりではなく、まだやれる自信と意欲があるので、競技生活にしがみついている。そういうふうにみえる。

・バイオロジカルパスポートについて

公表後、内容に誰かがコメントするのを待っていた。記事がなかなか出ないのはヘンだ、なぜだ?と思っていたら、やっと登場。
結論は、「ドーピングの専門家2人の意見によれば、血液ドーピングあるいはEPO使用をしたときに現れる数値変化のパターンが認められる」。
これのみでクロ認定はできないが、「疑いを抱く点がある」。

難しい理屈ではなく、すぐ指摘できる評価なので、報道が遅くなったことを不審に感じた。ホーナーがトレックに決別するツイートをした直後、という時期に意味を探してみたが、単に、コメントの依頼を受けた専門家が、あとまわしにしていて返事をするのが遅くなった、という解釈もある。

Bio passport expert raises concerns about Horner’s published biological passport values (velonation 10/18)
Chris Horner's Bio Passport Problem (Outside Online 10/22)

Trek on Horner: ‘Chris is a great rider and champion – we wish we could have worked something out’ (velonation 10/19)
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