南の国の太陽、空の色の獅子

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メディアは、毎度たちが悪い。

1998年のツール・ド・フランスが裁かれたのか? マスメディアが作り上げた過激なドーピングスキャンダル(cyclist.sanspo.com 7/28)

7月24日、フランス上院のアンチドーピング調査委員会は、スポーツ界におけるドーピングに関する報告書と、ドーピング撲滅への戦いに関するマニフェストを公表した。

 しかし日本の多くの報道機関が発信したニュースは驚くほど一面的で、非常に不愉快なものだった。フランス上院が目指していたものが、スポーツ界全体を包含する独自のアンチドーピング・マニフェスト作成だったにも関わらず、まるで自転車競技のドーピング汚染だけを暴く発表だったかのように報道されたからだ。

 日本語版ロイター通信や共同通信をはじめ、多くの報道機関は、フランス上院から配信された映像と報告書の中身を詳しく確認せず、一部の情報だけをピックアップしたようだ。これは非常に公正さを欠き、報道機関として無責任な行為だと思う。


上の記事を読んだ後、他に同種の記事が出ないかと待っていたら、7項目の提言の要約を記してくれた人がいた。
Missing the point
238ページのフランス語文書はどうにもならなかったので有難い。

おまけで、1998年TdF中の検査の一覧表が掲載されていた。

・フェスティナ事件で、警察が連日捜査を続け、プロトンは恐慌状態に陥っていた、とものの本には書いてあるが、その最中でも、ものともせず、みなさんバンバン使い続けていたことがわかる。

ハミルトンの本によると、各チームが、大慌てで手元にある大量の薬を処分し、ン百万円分をトイレに流した、という笑い話もあったというが、危険を冒して隠し持っていたということらしい。

こうなると、次の大激震、OPの年・2006年も似たようなもの、という類推が湧く。
(だいぶシロくなったと判断できる年代が、どんどん後ろにズレていく。どこまでいくやら)

・フォイクトが1回、Missing。
つまり検査を受けたが、検体が残っていない。強運の持ち主。



15年前の罪を追及し罰することに、私は、積極的に賛成はしていない。
それが、「今後」のプラスになる、という確信は持てないから。

「こういうふうに、あとでバレるから、やるなよ」という「脅し」は、今ドーピングしようとしている選手への「抑止」の効果はない、と思う。
彼等は、10年先のことなぞ考えない。
今これから人を殺そうとしている者が、捕まったら死刑になるから、と考えて思い止まることを期待できないのと同じ。

世の中には、ドーピングの経歴が明らかな人間・疑わしい人間は、すべて排除しろ、という意見もある。
感情としては、判る。私の中にも、同様のものはある。顔を見たくないとか永久追放でいいとか。

しかし、根こそぎ排除しろという不寛容主義は、ドーピングを解禁しろ、という意見と同じく「極端」で、「排他的」な思想だ。
異なる考えを持つ人間が混在する以上、「自分の考えが正しい。こうすべきだ」と断じるだけでは、何の解決にもならない。
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