南の国の太陽、空の色の獅子

Category :  自転車
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TdF第15ステージを終えて、cyclowiredが面白いデータを載せた。

21世紀(2000〜2013年)のモンヴァントゥー歴代最速記録トップ10
(15.65 km、平均勾配8.74%、標高差1368m)非公式記録含む

1位 ランス・アームストロング 48:33 (2002年)※記録剥奪
2位 クリス・フルーム 48:35(2013年)
3位 アンディ・シュレク 48.57 (2009年)
4位 アルベルト・コンタドール (2009年)※シュレクと同時ゴール
5位 ランス・アームストロング 49:00(2009年)※記録剥奪
6位 マルコ・パンターニ 49:01(2000年)
7位 ランス・アームストロング 49:01(2000年)※パンターニと同時ゴール ※記録剥奪
8位 フランク・シュレク 49:02(2009年)
9位 ナイロ・クインターナ 49:04 (2013)
10位 ロマン・クロイツィゲル 49:05 (2009年)

20世紀以前トップ2
イバン・マヨ 45:47(2002年ドーフィネ・リベレ)
マルコ・パンターニ 46:00(1994年ツール・ド・フランス)

区間計測タイムは「21世紀で最速・歴代3位」灼熱のモンヴァントゥーを駆け上がったフルーム


・フルームの記録

2002年のランスより2秒しか遅れてないって。
まずいでしょ。
誰がどうみたって、まずいわなー。
2002年は、ランスも誰も彼もドーピングをガンガンにやっていた時代であることが、今や白日の下に晒されているのだから。

私は、真剣につっこむ気はなく、ほっておくが。
(簡単にいうと、「丸ごと無視」)

私自身は、第8ステージで、「2009年のコンタドールみたい」と思った。
これが、「時の流れ」か。
あの頃は、この先数年間、コンタドールが君臨する時代になるのだろう、と思ったものだが。
変化のスピードは速い。
そういうことを思った。

・2009年

上記の件より注目したのが、「歴代3位」記録である。

あちゃ。そうなの。
いや、どこぞで、出力ワット数がヤバいゾーンであるというデータは見たけど。
まずい数値なんだよな、やっぱり。
そもそも、ランスがクロなんだから、彼より速く走った皆さん方もシロなわけが・・

でも、フルームよりは遅いのか。
22秒ねえ。
うーむ。どう考えたらいいんだろう?

録画を見直してみた。

残り13kmから、兄弟が交互にアタックを繰り出す。
少しすると、攻撃するのは専らアンディ。
でも、コンタドールがついてくる。
暫くするとペースを落とす。
それで、いったん離れた集団が戻ってくる。
その繰り返し。

ペースの上げ下げが激しい。
それで、総合計でみればペースはあまり速くなかった、という印象があった。
ぎりぎりまでけっこうな人数がついてきたし、逃げにも追いつかなかった。



難しい問題は横において、このときのアンディは素敵だった。
今見ても素敵だ。

前年と同じように、兄を引き連れて、前を走る。
誰かの後ろにへばりつくことはしない。前に立って、風を受けて、集団を牽く。

ライバルたちを引きちぎることはできない。それだけの力は持っていないから。
それでもよかった。
「勝負に勝つために」誰かのうしろにへばりついてクイーンステージの山を登ることはしない。
そういう姿がいいと思った。

それ以上を期待しなかった。
勝つことを要求しなかった。

顔も、いい表情をしていた。
私がいいと思って不思議ない。
録画を見て、そう思った。

・思い出したこと~トニー・マルティン

このときのステージ優勝者はガラテだが、彼と一緒に逃げ、僅差で負けたのが、トニー・マルティンだった。
これだけ登れたので、当時は、総合で上位を目指す選手になるのだろうと思っていた。
ところが、その後、TTに特化して、今やファビアンを継ぐTT世界王者に。
一番、「意外」な展開を辿った選手かも。
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