南の国の太陽、空の色の獅子

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Category :  自転車
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アンディは、昨日(2/28)のGran Premio Città di Camaioreに出走、完走した。

彼が長い期間完走していなかったことは、揶揄するカウントページを作る輩が出たくらい話題にされていた。この雑音は消したことになる。
世間は批判の意見で溢れている(と記事に記者が書いている)が、支える意思のあるメディアもある。

ルクスのLuxemburger WortとLe Quotidienは、これまでずっとシュレク兄弟をサポートするスタンスで、今もそう。
TageblattとL' Essentielは、野次馬的スタンスで、日本の週刊誌的なノリ。

Cyclisme: Andy doit retrouver le sourire (Le Quotidien 2/28)
Niemand sagt ihm, "Andy, du bist ein Trottel" (Luxemburger Wort 2/27)
この記事が紹介したcyclismactuの記事
Chronique Le Roc'h : « Il faut tendre la main à Andy Schleck ! »

アンデルセンは、クリスマスにスキーで骨折したために、シーズン序盤レースに来ず、The Tour du Haut Varから戻ってきた。本人がそうコメントしている。
事故は報じられたが、負傷の程度が判らなかった。アンディがTDUに出走するのにキムが同行しなかったのは、すきこのんでではなく、治っていないことを示すのだろうと思っていた。
キムの復帰は、アンディにとってよいことだ。

チーム(グエルチレーナ)は、外部の批判からアンディを庇い、サポートする意思がある。

cyclismactuの書き手の記者は、10年前に出会った18才のアンディを回想し、彼の才を惜しむ。



私は、淡々と見ていくつもりでいる。お気楽とはいかぬが、寄り添うとはいえない距離をとって、現実ありのままを受け入れる。

10年前の自分であれば、cyclismactuの記事と同じ意見を持っただろうと思う。
天から優れた才能を与えられたのだから、無駄にするな、生かせ。
我々「凡人」の観客がそう要求するのは、よくある傾向だ。

でも、今は判っている。
「努力できる」こと、言い換えれば「勤勉さ」もまた、「天から与えられた才能のうちのひとつ」なのだ。

優れた競技の素質を備えていても、「努力する」才能と、「競争に勝ちたい」という欲望を備えていなければ、戦績には結びつかない。

多分、こういうことだ。アンディは、祖父と父と兄がプロの自転車選手という家の末っ子に生まれて育ったので、成り行きでプロ選手になったが、生来、「怠け者」で、「勝ちたい」「人より優りたい」という「強い優越欲」も持っていない。
酒を飲み、女の子と遊び、釣りをして過ごす、そういう生活が好き。いたって「平凡な人間」の部類。

それでも、彼は、これまでずっと、「頑張って」暮らしてきた。
自転車選手の生活は過酷だ。我々一般人のそれと比べて桁違いに。
高い身体能力を持ったプロ選手でも、苦しいし辛い。自転車RRという競技は、「苦しみに耐える」競技だ。ランスですら、そう書いていた。
世の中には、もっと楽な仕事がいくらもある。

もし、彼が、シュレク家の三男に生まれず、一家随一の才能を持って生まれなかったら、平凡だが暢気で穏やかな暮らしを得ていたことだろう。
自転車で速く走ることができなくても、家族と友人たちは彼を愛しただろう。

ものごとの見方は様々だ。
彼がレースを続けたければ続ければいいし、そうでないなら続ける必要はない。
人生は一度だ。
27歳は、子供ではない。自分の人生は自分で選択しなさい。

・・以上、私のスタンス。

アンディの次の予定は、明日のStrade Bianche、 次いでTirreno-Adriatico。
Strade Biancheは、オーガナイザーに出した最初のリストには入れていなかったのを差しかえた。
ファビアンの戦績よりアンディの調整を優先したらしい。RSLTにとって一番大事にしなければならない選手がアンディであることは判るが、ファビアンが納得してのことなのかが少々不審。



●TdF

wortが紹介した100回記念大会オフィシャルトレーラー

ドーピング有罪確定者を省いて作らざるをえない、100回記念にしては苦しい代物。
選手はぱっぱと短い時間しか映らない。アンディははっきり映っている。
最後に登場する選手をファビアンにしたのは、「今年、出ないなんていわないで出てね」というラブコール・・というわけではない、よな?
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