南の国の太陽、空の色の獅子

Category :  自転車
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・IOCに嫌気がさした

ジャック・ロゲIOC会長は、マッケイドUCI会長を支持する、と発言したと報じられた。
IOC president Rogge voices support for McQuaid

というのは横に置き、真面目に書くと、私が東京の2020年オリンピック招致を支持しない理由は、根源的に、2つある。

ひとつは、

・この活動は、石原慎太郎が、己の権力欲・名誉欲を満たすために始めたことだから

自分が、「石原慎太郎と同じ階級に属し、彼と利害が一致する・共有するカテゴリーに入る人間」であったなら、話は別だ。
その「カテゴリー」の人々は、支持するがよかろう。生憎、私は違うので、支持する理由がない。

もうひとつは、

・過去の日本の諸都市の五輪招致活動の愚行の連続が目に余るから

名古屋(1988)、大阪(2008)、東京(2016)。

日本人は過ぎたことをすぐ忘れるので、覚えていない人が多いようだが、私は、たまたま、その時期に地元に居合わせ、金をジャブジャブ使い、お祭り騒ぎをした挙句に失敗した醜態を、覚えている。

他府県の住民は、「日本で五輪が開催されればいいわね」とのんきに言うが、地元住民にとっては、話が違う。

五輪招致は、誰のためのものなのか。
競技者か。
「日本国民全体」?

開催都市住民の意思は、無関係だと?

住民の招致希望の率が高いのであれば、招致の道理はある。
そうではないのに、招致しようというのは、話の筋が違うのではないか。

メディアたちが「支持率の向上が課題」という文言を平然と書くが、この「本末転倒ぶり」には、開いた口が塞がらない。

五輪の招致活動というのは、要するに、「招致活動を担当する人間たちが、好き放題に金を使う」ということだ。

あちこちに、多額の金をばら撒く。
その金に群がる人々が、招致を支持する。
広告代理店とメディアは、「儲かる」から、せっせと旗を振る。

2016年の東京の招致活動費の総額は、149億円。
財源は都税から100億円、残りは民間から。民間からの額が見込みより少なく、6.9億不足した。

電通には、67億払っている。IOC総会で流したプロモ映像(約10分)の制作費が5億で、なんだそれはと批判されたので、電通に不足分の債権放棄を依頼したと当初報道されたが、結局、電通からの借入金として処理し、その後、2020年招致活動予算で精算をした、という。
電通の丸儲けで、東京都は、引き続き、電通の金づるになった。
電通は、名古屋、大阪の招致も担当してきて、東京の招致委員会には、電通社員複数が、出向している。

2016年の招致活動のカネに関しては、更に、経理書類の一部が紛失していて、明細が不明だの、石原の海外出張の豪勢ぶりだのといった報道が流れた。

「そんなの、別にいいでしょ」と言う都民もいるのだろうが、心の狭い私は、「五輪招致活動という名の利権」に人々が群がる光景に、嫌悪を抱く。
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