南の国の太陽、空の色の獅子

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「ようこそ、わが宮殿へ」のキャッチにザブトン3枚

「若冲より応挙、池大雅。道の極みは、華麗な色彩ではなく、水墨画」という趣味になってきたはず・・だったのに、「ヨーロッパ貴族のゴテゴテテカテカの世界」に舞い戻ってしまった。
自分は、こういうのも、まだまだ好きなのだった。枯淡の域にはまだまだ至っていない。

そもそも、私は、ルーベンスは、好きでない。
ヴァン・ダイクも、好みの部類には入っていない。
なのに、「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」を見に行こうと思ったのは、6月末にマウリッツハイス美術館展を見に行った都美の館内(1F、美術情報室へ向かう通路の壁)に張ってあった、下の図柄の「2枚の大きなポスター」に目が止まり、強く惹かれたからであった。

リヒテンシュタインリヒテンシュタイン3

展覧会公式サイト

ルーベンスは、これまでいいと思ったことがない。
だが、このポスターは、不思議なくらいの力で、私を引きつけた。抗いがたいほどに。

カンは、外れていなかった。

リヒテンシュタイン侯爵家のコレクションを紹介した本展の目玉である、絵画や彫刻だけでなく、タペストリー、家具、鏡、燭台等を並べ、天井画を配して、宮殿の一室を再現したかのような「バロック・サロン」と、3×4mの巨大な「デキウス・ムス」を含む10点を展示した「ルーベンス・ルーム」は、そこに身を置いているだけで快感に浸る。
特定の作品がどうこうでなく、「空間の雰囲気」が、好ましい。

友人が同伴でなかったら、もっと長い時間居座って、引き上げるのがいつになったやら。

ギャラリーの個々の作品も、注意をひくものが多数あった。
ビーダーマイヤーの作品には、自分はこれまで疎かった。フリードリッヒ・フォン・アメリングという作家を初めて知った。魅力的である。

・混雑具合
一般人への訴求力は強くない、それほど混雑はしまい、と推測して、当たった。
土曜の午後で、ストレスなし。
但し、本日(10/21)「日曜美術館」のアートシーンで紹介されたので、今後は今より混むかも知れない。



<豆知識>展覧会の混雑をなるべく避けるにはいつ行けばよいか

一般的傾向をいうと、
会期の初めの方が空いている。後になるほど混む。
「日曜美術館」等のTV番組で紹介されると観客が増える可能性がある。放映が判っていたら、放映前に行くのが得策。

・一日の中では、閉館間際が一番空いている。夜間開館があるものは、これが一番。
日中に行く場合、開館すぐは、開館前から並ぶ熱心な観客がいるから、存外混む。開館同時入場組から少しずらした時間帯の方が空く。

よって、
人気が非常に高く、大混雑必至のもの(例・フェルメール)は、初日に行く。無理なら夜間。
それほどでもないものは、熱心な美術ファンが訪れて混む第1週は避け、2~3週目。
いずれも、「人気の程度」を事前に推測することがポイント。
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