南の国の太陽、空の色の獅子

Category :  その他
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9/30(日)、接近してくる台風17号を気にしつつ、代々木体育館へイオンカップを観戦しに行ってきた。
外の様子を偵察しながら、全スケジュール終了後の17時半に撤収して、無事帰宅。
途中で帰った観客も多かった。万が一を考えてだろう。地下鉄は動くが、地上の路線は強風で止まる。

新体操の現地観戦は、初めてである。
・快適
いまや手に負えない狂乱状態になってしまったフィギュアスケート観戦と異なり、ゆったりのんびり、楽ちん。
あちらが鎮まるまで、代わりにこちらに通おうかしら。

・恐れ入りました
イオンカップの存在はとうの昔から知っていたが、五輪・世界選手権チャンピオンが必ず参戦してきたハイレベルの大会とは、今の今まで知らなかった。
チャンピオン不在の大会は、18年目にして初めてだそうで、恐れ入った。

毎年東京体育館で開催されていたことも知らなかった。
フィギュアスケートのNHK杯のように全国各地持ち回りではないのだ。東京在住者にとっては実に好都合。
(今年は、東京体育館が改修工事中なので、代々木で開催したのだろう)

・盛り沢山
大会公式サイトにはタイムスケジュールの詳細が掲載されておらず、ほとんど何も知らないまま(お気楽に)出掛けたおかげで、予想していなかったものを色々見られ、得をした気分で、非常に満足した。

最終日の日曜は、クラブ対抗戦の準決勝・決勝、と思っていたら、それに加えて個人総合戦もあって、クラブ対抗戦には残らなかった上位選手の演技も行われた。
競技終了後には、エキシビジョン。
団体日本代表チーム(フェアリー・ジャパン)の他に、アンナ・ベッソノワ、優勝者のドミトリエワ。

日本代表チームは、競技プログラムを披露した。
団体競技は、会場で見ると、非常に映える。世界トップレベルの他国の演技も見てみたくなるが、残念ながら日本国内では機会はない。
ベッソノワの登場には、ちょっと驚いた。演技はフープで、現役を引退した選手ならこういう感じか、と思わせるもの。

次のドミトリエワの演技内容が、予想外だった。
フロアに持ってきたのは、イスとマイク。手具はなし。髪をまとめ上げず、ポニーテールで流し、衣装は長めのスカートのついたもの。
フィギュアスケートのEXと同じ、自由なノリで、ダイナミックに踊り、得意のピポットを連発。
背後の席から、「かっこいい」と歓ぶ女の子たちの声が聞こえてきた。
そうか、こういうの(演技)があるのか、と初めて知った。

・生の息吹
現地観戦を思い立ったきっかけは、今夏のロンドン五輪の放送を見て、素敵だなと感じたこと。
自分の美意識や好みは、どんどん変化をしている。フィギュアスケートを見る観客は新体操も見るケースが多く、自分もその部類だったが、ここ数年はあまり魅力を感じず、疎くなっていた。
今年、新体操の選手を「美しい」と思ったのは、此方の感覚の変化だろうと思う。

新体操の選手たちから私が感じた美しさは、理想的な身体形状とか気品や情感のある演技とかいったものより、「生の息吹」と呼ぶのが一番近い。現地観戦して、そう思った。

優雅であったり力強かったり、選手たちの個性は様々だし、技術レベルも様々だ。しかし、誰もが放っていたのが、10代から20代初めの女性たちの持つ「強い生命感」だ。その息吹が、昇華された形として示されている。
それが、今の私に心地よく、幸せを感じさせてくれたのではないか、と思う。

・スポーツは現在と未来のものである
チャンピオン・カナエワの演技を生で見たかった気持ちもあったけれど、初観戦の身としては、代わりがドミトリエワで、もう一人も若い選手であったことを歓迎している。
フィギュアスケートと同じ見方で、目を向けるのは、「現在のトップより未来のトップ」。一番楽しいのは、「ジュニアのトップ選手」。
なので、今回「シニア2人・ジュニア1人」というチーム編成で、ジュニア選手たちを見られたのが、とてもよかった。

・日本
日本のジュニア、皆川夏穂さんをまず見て、「日本人も、あちらに負けない体格になってきたわね。(フィギュアスケートがそうだし)」と思ったのだが、その後に登場したウクライナ、ロシアのジュニア選手の姿に、「・・太刀打ちできない」。
この子たちがそのままシニアのトップになるとは限らないし、体型もここから変わるのだが、骨格が、日本人と全く別物にしかみえない。

・化粧
クラブ対抗戦の開始前に、会場の大型ビジョンで、出場選手を顔写真つきで紹介したが、その写真が、みな、すっぴんの、普段の顔。
髪も下ろしているので、競技中の、髪を結い上げ、化粧した顔とは、まるで別人である。
この写真は使わない方がいいような気が・・

連想がひとつ。
浅田真央はメイクを変え、キム・ヨナは電卓をたたく フィギュアスケートの裏側 (朝日新書)」(生島淳/2011)の中で、化粧が勝負に関係する競技は、フィギュアスケートの他に思いつかない、というくだりがあり、「あるじゃない。新体操、シンクロ。新体操の日本代表チームにポーラが公式スポンサーについたとき、美容部員もついたとニュースになったじゃない。日本代表一般に関心を持たない私でも知ってるわよ。この人、これでもスポーツライター?」

著者は、自分では気づかず、他人から指摘された化粧という視点を、面白いと思ったらしいが、私からみれば、スルーしていい点で、ピントが外れていると思った。
この本は、「浅田真央ブーム以前はフィギュアスケートを好きでもなんでもなかった人が、ブームに乗って、知識・情報を一夜漬けで仕入れて、知ったかぶりで本一冊書くとこうなる」例。

・TV放映
テレビ朝日系
10月8日(月 祝)10:30~11:25
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