南の国の太陽、空の色の獅子

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●【RSNT】移籍情報

・out
ワグナー(ラボバンク)
ベンナーティ(サクソバンク・ティンコフ)

・in
デヴォルデル(ヴァカンソレイユ)

<噂>
・out
ザウグ(サクソバンク・ティンコフ)

●インタビュー記事

Kim Andersen: ‘Andy en Fränk scheiden is geen goed idee'(Het Nieuwsblad 9/14)
紹介記事:The Schlecks needed to stay together says Andersen(cyclingnews.com)

Voigt hoping to support Cancellara and Schleck in 2013(cyclingnews.com)

アンデルセンもフォイクトも、フランクが出場停止処分で来季走れないことを想定して喋っている。
フォイクトは、わかっている。サンプルA・Bとも陽性なら、出場停止になるのがルールだ。2年前、コンタドール事件が報道されたとき、そう発言したのは彼である。
だから、フランクが出場停止になることは受け入れる。でも、彼は自分の友人だから、彼を見捨てない。
そういうことだと思う。

●ランスについて

私は、ランスが7連覇時にドーピングをしていたからといって、7連覇の価値が下がるとは思っていない。
理由は、当時、競争相手たちもドーピングしていたので、「競争の公平性」の瑕疵が少なかったから。

ルールを律儀に守ってドーピングしなかった選手たちもいたのは確かだが、では仮に同条件だったなら、彼等がランスを負かせたか、といったら、多分、それはない。
当時、高い才能と競争心を備えた選手たちは、ドーピングをやることを選択した。そうみなしてよいと思う。

ランスの7連覇は、ドーピング「のみ」によって成し遂げられたのではない。勝利に対する尋常ならざる執念で、ありとあらゆる手段を講じ、あらん限りの努力をした結果だ。ドーピングは、その努力・工夫の中のひとつに過ぎない。
そういう評価を、私はしている。

この考え方に立って、「2006年以前のことは不問にする。ほじくりださない」が、かねてからの私の持論だった。
なにしろドーピングをやってない人の方が少ないのだから、ほじくりだしたら、きりがない。
今回、ランスの優勝を剥奪したら、誰が繰り上がるか、と並べたら、ドーピング有罪で処分を受けた人・処分を受けなくても疑惑大有りの人ばかりで、不毛極まる、という事実が、それを如実に示している。

だから、7連覇当時のことは棚の上に上げてよい。
しかし、今回私が無視できないのが、2009~2010年のことである。

なぜ、2009年にこだわるかといえば、この頃は、「TdFの総合上位は、ほぼ全員ドーピングをしている」状態ではなかった、と私が思ってきたから、である。

実際には、ランスがドーピングしていた、とするなら、その事実認識が崩れる。
一箇所の事実認識の崩壊は、関連する他の崩壊の連鎖を呼ぶ。ドミノ倒しのごとく。

この年の総合順位は、上から、コンタドール、アンディ、ランス、ウィギンス、フランク、クレーデン、ニーバリ、ヴァンデヴェルデ。

コンタドール。
この年、彼が、エースの座を巡って、復帰したランスと衝突したことは周知だ。ブリュイネールはランスにつき、コンタドールはチーム内で孤立した。

USADAの主張通り、この年にランスとブリュイネールが、以前と同様に、ドーピングを駆使していたとしたら、同じチームにいたコンタドールは?
彼は、ランスとブリュイネールのしていることを知っていた?
コンタドールもドーピングしていた、ということが考えられるか?

アンディ。
彼は、ドーピングをせずに、ドーピングをしたランスよりも強かったのか?
ランスが、アンディを自分のチームに欲したのは、彼がそう思っていたからか?それとも、アンディもドーピングしていると思っていたのか?

ウィギンス。
ガーミン所属の彼は、クリーンであったとみなすべきだろう。
総合系への変身を始めた年で、登坂力がついた彼に脅威を感じたアスタナ・サクソバンク両陣営から、ふるい落としのターゲットにされ、最終的に、表彰台に届かなかった。
ランスがドーピングしていたなら、彼はウィギンスから不正な手段で表彰台を奪った、と言うことができる。

2009年と2010年のアスタナとレディオシャックには、リアルタイムで根強いドーピング疑惑が掛けられ、色々な報道が出ていた。
しかし、当時は、確定的証拠を挙げることができず、逃げられた。

事実は何だったのか?
「2009年と2010年のアスタナとレディオシャックのドーピングの実態」は、「それから僅か2シーズン後の今季のブリュイネールがRSNTでドーピングを画策しなかったのか?」の点に繋がる。

ゆえに、「過ぎたこと」で済ますことはできないのである。

「2006年頃までドーピングをやっていた人間たちは、全員、今も信用できない」という見方は、辛辣だが、残念なことに、彼等が改心したと信じるに足る根拠が存在しない。

出場停止処分を受け、復帰した選手の中には、真摯に反省した態度を示す人もいるが、そうでない人の方が多い。
故意はなかったと否定し通すと、多数のファンが信じる。だから、選手の多くがしらを切る。
彼等の言葉が真実か嘘か見分けるのは困難を極める。

ランスの話に戻る。
私は、ランスの7連覇の価値を否定しない。
しかし、2009年の復帰後にドーピングしていたのであれば、彼は、自分の7連覇の価値を、「自分の手で」貶めた、と思う。

自転車RR界の中の人々の多数にとっては、タイトルを獲らなかった2009年に、彼がドーピングしたしないはさほどの問題ではないであろうが、私の考え方は違う。
「総合上位を争う選手の中に、ドーピングしていない選手が存在した」2009年にドーピングするのは、「利己心と傲慢さが、一線を越えた」とみなす。

そういう人物として私の記憶に残ることになると思う。
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