南の国の太陽、空の色の獅子

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●アンディの負傷

ブリュイネールを崖下に突き落とすのにあまりにタイミングがよすぎたので、昨夜は、「レントゲンに写らない程度の骨折?ほんとに4週間以上かかるの?2週間くらいでなんとかなる程度ということはない?
この子の負傷は分からないんだよなあ。やる気ないとき、いつも具合悪くなる。昨年のシーズン終わり、世界選含めてずっと休んだ理由が、『歯』。

ジロをドタキャンしたフグルサングが、膝がすごく悪いと言っておいて、ジロ開幕早々トレーニングしていて、さっさとケロッとなったし、ジロをリタイアしたフランクも、TdLから元気に走ってるし、みんな実態がさっぱりわからん」
と疑ったが、一夜明けて確認すると、今回は、そういうことではないようである。
そもそも、他のレースはすべて捨てようと、TdFだけはほっぽることはしない、とみなすのが当然だった。

私は、「TdF中に落車リタイア」の予想はしたが、最初から出ないことは予想しなかった。
不意をつかれた。
といっても、大差はない、ともいえるかもしれない。

ファビアンが落車した3月には、ブリュイネールのチームは毎年ツールのエースを落車で失っていることを指摘した。
ブリュイネールの「疫病神」が発動した、という見方も成立するだろう。

他方、アンディの自爆でブリュイネールが地獄に道連れにされた、という見方もありだと思う。

アンディの欠場によって、ブリュイネールは、「リーダーから追い落とそうとした」フランクを、リーダーにせざるをえなくなる。
TdSの残りのステージをまあまあの出来で終われば、「フランクを尊重しろ」のシュレク兄弟の要求を呑まざるをえまい。
両者の抗争において、兄弟側が「勝った」ということ。

●ホーナー

RSNTのツールメンバーセレクションに関して、別の所で軋轢が生じていたことが発覚した。

ホーナーのアウトの理由は、負傷ではなかった。ブリュイネールが、意図的に、彼を落とした。
velonewsが双方の言い分を掲載している。
Horner on Tour selection snub: ‘My back is fine’(velonews 6/12)
Bruyneel clarifies RadioShack stance on Horner decision(velonews 6/12)

ホーナーは、背中の負傷は問題ない、と言う。ツールに向けてのコンディション調整のために、直前のTdSに出場はせず、休みたかった。昨年、TdSにもドーフィネにも出なかったから、今年も同じスケジュールにしたかった。

ところがブリュイネールは、ツールメンバーはTdSとドーフィネのどちらかに出た選手から選ぶ方針で、ホーナーにもTdSの出場を要請した。
ホーナーがTdSの出場を断ったので、ツールメンバーから自分から降りたとみなした。が、彼の言い分。

ホーナーは、TdSを断ったがためにツールから外されるとは夢にも思わず、落胆している。
ブリュイネールは、今年のチームは、昨年のレディオシャックと異なり、セレクションが厳しいので、ホーナーを優遇しなかった、と主張する。

この記事だけでは、ブリュイネールの本当の腹は分からない。

私が気になったことがひとつある。フォイクトは、TdSにもドーフィネにも出場していない。
TdLの後、TdSのメンバーに入らず、Ster ZLM Toer(6/14-17)に名がある。
でもプレセレクションに入っている。
私は、彼は9人に入ると思っていたが、ブリュイネールはどう考えているのか、さて。

●ランスのドーピング事件

ブリュイネールにとって、上の件より深刻になるかもしれない問題が、一夜明けたら、出現していた。

USADA(アメリカ・アンチドーピング機関)がランスのドーピング有罪を認定したとWall Street Journalが報じた。
Armstrong charged with doping by USADA
Armstrong and authorities comment on doping charges
USADA makes formal doping charges against Armstrong, Tour titles at risk
Bruyneel could face lifetime ban if USADA charges are upheld
(記事は続々出てきて追いつかない。徐々に追う)

連邦検察当局による刑事事件(詐欺)の捜査が、今年2月、打ち切られたが、捜査資料を引き継いだアンチドーピング機関が、ドーピング規定違反の処分を出した。

この件では、ランディスやハミルトンの証言を読んで、「細部はおいても、概ねは事実だろう」と自分は思っていた。
日本国内のメディアは「臭いものに蓋」で、ほとんど伝えてこなかったから、日本人で知っている人は少ないだろうが(昨年9月、Jスポがランス7連覇記念特番を連日放映したときは、アメリカではこれだけ伝えられている最中に、笑い話にもならんぞ、原発事故並みのマスゴミの情報統制じゃないか、となった)、海外の情報をある程度仕入れていれば、そういう判断になる。

7連覇当時、フランス当局が、証拠を挙げようと躍起になっていたことを思い出す。そして、ツールの総合ディレクター、ルブランが、ランスが7連覇してひっこんだ翌年、いなくなってせいせいしたと、あからさまな嫌悪を示したことを知ったとき、ランスがシロであることはないな、と自分は思った。

念のため記すと、私はランスを賞賛したファンだが、盲目ではないので、こういう認識をする。
自伝等の「公式に伝えられる彼の人間像」からの類推だけでも、彼は「ばれないドーピング」を追求したのが当然だと思う。
彼を崇拝する信者であっても、盲目ではない人は、同じ思考をする。一例が「ツール・ド・ランス」の著者

この件は、アンディに、影響を及ぼす可能性がある。
処分対象6人の中に、現在RSNTの在籍者が2人いる。ブリュイネールと、Pedro Celaya医師。

おそらく今後、法廷闘争になり、結論が出るのはかなり先だろう。
UCIがどう対応するかも、まだ分からない。UCIは、もみ消したくて、ランス側につくのかもしれない。

だが、彼等を雇い続けることを、ベッカが選択するか。
戦績上の大失敗の上に、このトラブルは、ブリュイネールと手を切る後押しにならないか?

気になるのは、1998年から「2011年」まで組織的にドーピングを展開していた、というくだりである。
2006年くらいまでは、トップ選手ほぼ全員がクロ(赤信号をみなで渡っていた)、で片付けても、2009~2011年もとなると、問題が出そうである。いもづるで他にも名が出てくるのでは。

レディオシャックは、UCIのドーピングターゲットリストで、クリーンさランキングの最下位(22チーム中22位)のチームだった。
ポポヴィッチが爆笑の「10」、クレーデン「7」。
今まで「読まなかったふり」をしていたが、今になると・・

●アンディのいない7月

ランスが去った後、関心の度合いが薄まっていたTdFで、「バンビちゃん」を見初めたのは、2008年。
その後、毎年、彼を見るのが楽しみだった。
わくわくして7月を待った。

今年、アンディのいない7月が来る。
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