南の国の太陽、空の色の獅子

Category :  自転車
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●アンディ

パリ~ニースは病気で初日だけでリタイア。カタルーニャは悪天候の第3ステージでリタイア。
サルトでようやく完走。でも昨日のブラバンツ・ペイルは落車リタイア。

本人は、表向き(メディアに対して)、問題があるとは認めていないが、外部の目からは「順調」にはみえない。
今年は、昨年までのスケジュールを大幅に変更した。ここまでうまく進んでいると主張したら、這っても黒豆だろう。
今週末からアルデンヌ・クラシックが始まるが、活躍をあてにはしないでいる。(よかったら、おまけということで)

チーム公式の中の「ラッキーにもこの2年落車しなかった、これが今シーズン最後の落車になることを願うよ」の箇所に、「その科白、記載してほしくなかったんですが」
ファビアンがE3 Prijs Harelbekeでの落車は大事なく済んだとき、「私が注意を払うようになった08年以降、この人が落車で怪我を負った記憶がない。何かしらやってる人が多いのに、特別ということか」と心の中で思ったが、文章にして表に出すと、その後怪我することが多い、とはっきり思って、止めた。
その甲斐なく、怪我してしまった。書かなくても、思っただけで怪我するのに、書かれた日には・・もしこの後アンディが「シーズンで2番目のターゲットレース」で怪我したら、「同じことを繰り返すんだよなあ」。

察しのよい方は、4/4のコストナーについての文章は、アンディを重ねている、と気付かれたであろう。
彼女は、登場したときから才能を称えられた。すぐにトップスケーターの仲間入りをしたが、世界選手権と五輪のタイトルにはいつまでたっても縁がなかった。
彼女の国には、同種目で他に選手がおらず、彼女が常に代表だった。
そして何より、いつも、多くの人々から愛される選手だった。

アンディは、プロになってからこれまで「明らかに悪いシーズン」を経験していない。キャリアが長くなれば悪い時期があるのが当たり前で、そろそろ巡ってきてもおかしくはない。その心積りはもっておこう、と思う。
同時に、カロリーナのように、「この人はタイトルは取れずに終わる」と此方が思った頃に、「彼の年」が訪れるかもしれない。
そういう気持ちをもって、毎夏カリカリはせずに過ごしたい。
(あくまで個人的目標。まだ悟りにはほど遠い)

Cyclisme/Andy Schleck : «Je pars dans l'inconnu»(Le Quotidien 4/11)
Brabantse Pijlスタート前のインタビュー

ついでに補足
●「ツール万年2位で終わる」かというと

「ものは考えよう」というより「自分に都合のいいように物事を受け取る」そのものの説である自覚の上で書く。
アンディは、「ツール無冠」の選手ではない。「2010年の正式な勝者」だ。
コンタドールがスイス連邦裁判所への控訴をせず、CASの結果が確定した。

ご本人に、目標達成感はない、と思う。応援してきた私とて同様だ。
言いたいのは、こういう話だ。
彼は、この先、ツールで勝つことなくキャリアを終わったとしても、歳月が経ち、年を重ねた後に、2010年の勝者は間違いなく自分だった、と回想することはできるだろう。

理由は、「第15ステージでチェーンを落とすまで、マイヨ・ジョーヌは自分のものだった。正々堂々の戦い方をせず、マイヨ・ジョーヌを奪っていったコンタドールは、2日後のドーピングコントロールで、失格になった。マイヨ・ジョーヌは、再び、自分の手に戻ってきた」と考えることが可能だから。

彼は、第15ステージでコンタドールがしたことを、忘れなかった。
彼は言った、「コンタドールを許した。でも、忘れない」と。

念を押すが、上記の解釈は「他者に対して主張する」のではなく、「ご本人の意識」はそうなんじゃないかな、という想像である。
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