南の国の太陽、空の色の獅子

Category :  フィギュアスケート
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久々の現地観戦に行ってきた。(19・20日)
感想を少し。

・非常に気持ちよく観戦できた。嬉しい。

・選手たちの応援のはじけっぷりを見られるのは、現地観戦の特権。TVに映るのはごく一部。
国民性がよく出ていて、隣り合った席のラテン2国、フランスとイタリアのノリが凄い。互いに競ってどんどんエスカレートしていく。被り物、鳴り物を持ち込み、踊る、歌う、騒ぐ。
演技の前後だけでなく、どうも演技中も一緒になって踊っていたらしい。生憎リンク上の演技と両方一度には見られず、チラとしか見えなかったが。

ペシャブルのFDの始まる前、フランスチームを見ると、みながペシャラのミイラに合わせて白いものを身体に巻きつけている。双眼鏡を下方にずらしてブライアンを見れば、手に持っているのはトイレットペーパー。
彼はまだ巻きつける作業にいそしんでいる。彼は、私からよく見える角度の位置にいて、その後も、人間ピラミッドで一番下の段で四つん這いになる所とか色々見えてしまった。(彼を見ている時間が一番長かった)

・一番の演技
コストナーのSPは、今季私が一番気に入っているプログラムだった。
衣装も、非常に気に入っていた。
彼女は常に有名デザイナーに作らせたものを着こなしていたが、今季の黄色のひらひらした裾に、一目で魅せられた。

ジャッジ側2階中央からは、リンク全体を眼下に見渡せる。
日頃TV画面で見ているものとは異なる構図が網膜に映る。
演技者の背景は白の氷のみ。客席もリンクサイドの広告も一切目に入らない。
固定された視点から、トレース(リンク全体の使い方)、スピード、滑りの伸び、全身の動きを、すべて見ることができる。TVカメラのズームやカット割なしに。
リンクサイドのジャッジたちが見るものとも大きく異なるが、私は、リンクから遠くて安価なこの位置から見る像を好んでいて、選べるときは、ここで見る。

しっかりした骨格から伸びる長く細い手足が、完璧にコントロールされた動きをする。
直前の鈴木明子さんの演技も素晴らしかったが、「作品として別の種類」と呼ぼうか。
一日の最後に特上のものを見、満たされて、帰路に着くことができた。

・TVでは魅力を感じなかった選手に魅力を見出すことは、現地観戦の楽しみのひとつ。
リッポン。
大きくない身体だが、四肢を精一杯伸ばし、表現しようという意志が広がる。伸びやかで、大きくみえる。ああ、なるほど、と分る。

ソトニコワ。
洗練さに欠ける気がして首を傾げていたが、「力強さ」を、好ましく感じた。強さとスケールの大きさを持つという評価に同意する。
好みでなかったSPの真紅の衣装も、リンクで映える。

リンクは広い。たった一人で演技するとき、小さく見えてはいけない。綺麗なだけではだめだ。大きく見えることが必要。当たり前のことなのに、TVでアップを見慣れて、いつのまにか忘れていた。

・帰宅後、テレビ朝日の放送をちらと見ると、自分が「同じもの」を会場で見てきた気がしないという、妙な違和感を抱いた。

・リザルト等
http://www.isuresults.com/events/wtt-12_teams.htm
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