南の国の太陽、空の色の獅子

Category :  自転車
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1月6日、チーム・プレゼンテ-ションの開催と同時に公式サイトがリニューアルされ、ネット上に大量の情報が溢れ出た。

●2年目のシーズン

物事の捉え方は、複数存在する。
1年前にスタートしたLEOPARD TREKという名のチームが、2年目に姿を大きく変えたことは、「1年目がうまくいかなかった」 ことを意味している。
1年目は、成功ではなかった。その事実は、曲げようがない。

発表された2年目の体制を、私は、「肯定的に」受け入れている。
「失敗の対処方法として、悪くはない」
ある意味では、私は、いたって現実的だ。
悪い方を考えてもしょうがない、のである。

ジャージを見た最初の感想は、「RadioShackのロゴがこんなに小さくて、よく了承したな」
ベッカがどうしても折れずに、ねじ込んだのか?RadioShackは、こんなタフな相手と思わずに契約したとかいうことはあるまいな。(もしそうだと先行きが少々不安になる)

年末に私は、「自転車RRプロチームの慣例に従い、タイトルスポンサーのカラー(赤)がベースで、レオパードの水色もどこかに残す」という予想を記した。
そして、ルクスの国旗をイメージさせるデザイン、というアイデアも書いた。
が、まさか、「ベースは2011年度LEOPARD TREKそのまま」で、「ルクスの横三色旗そのもの」を加えるとは、「本気では」考えなかったので、口あんぐり、になった。

この「Leopard側が強く主張をしているデザイン」は、「ベッカが今季もチーム運営費の一部を担っている事実の反映」という解釈が成り立つ。
しかし、負担割合を反映していると解釈するには、材料が不足している。ベッカの交渉の仕方が判らぬでもない、からだ。

ベッカは、今回の話を受けるに際して、チーム名をRadioShack・Nissanにし、Leopardの名が消滅することを呑む代わりとして、自分のチームのアイデンティティ、「ルクセンブルクのチームである」ことの表示の維持を要求したのではないか。
人口50万の小さな国が、初めて自転車RRのプロチームを持つ。1年前のチーム発足時、ルクスのメディアたちが伝えていたルクス国内の浮き浮きした気分を、私は覚えている。同時に、この要素は、ルクス国外の人々には無縁で、存在を認識されなかったことも知っている。

チームプレゼンテーションに先立って行われた記者会見で、ブリュイネールが、最初に、このチームはルクセンブルクのチームである、と明確に述べた、と、ルクスのメディア複数が報じた。
他国メディアたちは無視したこの科白が、彼等にとっては、最も重要といってもいい点だった。

15.13: team manager Johan Bruyneel in the jacket enters the stage and directed the first words of the journalists. One of his first statements: "The team will remain a Luxembourg, is based in the Grand Duchy."

私は、ベッカは、「スポンサーをみつけることができずに、初志を変えた」のではなく、「もちかけられた今回の提案が、スポンサーと有能なチームマネージャーの両方を得られて、此方にデメリットはない、非常に魅力的な話だから乗った」という解釈をしていいと思っている。

●All for Andy

各人のコメントを総合して、導き出せる結論。

チームの最大のターゲットがツール総合優勝であることは、1年前と変わらない。
(目標が、ベッカとブリュイネールとは、共通していた。だから両者は手を結べた)
1年前と異なることが、一つある。
昨年、マイヨ・ジョーヌを獲らせる「対象」は、「シュレク兄弟のうちのひとり」だった。
チームの公式の記述も、兄弟自身も、ファビアンも、フォイクトも、オグレディも。(フグルサング1人だけが、「アンディを助けたい」と1人に特定した)

今年のチームの方針は、ホーナーが口から出した。
"We are here to help Andy to tour victory."

ブリュイネールと、彼が連れてきた選手たちは、私と同じ意見を持っている。
「ツール総合優勝の見込みがあるのはアンディだけ。フランクは、自分の戦績を諦めて、アンディをサポートしないといけない」

公式サイトのトップページは、アンディを中央に大きく置き、フランクを背後に小さく配した。
昨年のチームは、この構図は作らなかった。兄弟は、常に「並列」だった。
今年、チームは、「アンディがツールのエースであり、チームは彼を勝たせるために働く」ことを明確に打ち出していくことになるのだろう。

フランクが、「自分の考えを変えて」、チームの方針を受け入れている事実は、確認できない。1月6日、記者の質問への返答は「昨年のまま」で、チーム方針とは食い違う。これをどうにかできるかは、ブリュイネールの手腕にかかっている。(前に書いたように、私ならジョニーパパを説得しにいく)

・公式のfacebookが、写真を大量に掲載している。
このアカウントは、Team RadioShackを引き継いだもの。サイトは更新が止まったまま放置されていて、どうするのだろう?と興味を持っていたのだが、facebookを残す、という折衷案?
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