南の国の太陽、空の色の獅子

Category :  自転車
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●Training camp Calpeでのインタビューの総括

PEZ On The Scene: The Andy & Frank Show! (PezCycling news 12/19)
PEZ On The Scene: Johan Bruyneel, Part II (PezCycling news 12/13)
PEZ On The Scene: A Chat With Johan Bruyneel! (PezCycling news 12/12)

12/6のプレスカンファレンスでは、最初にLeopard Trek Continental teamの紹介が行われた。次いでシュレク兄弟のインタビュー。2人の横にはブリュイネールが座り、話題によって補足や説明を加えた。
その後、ブリュイネール1人をプレスたちが囲んで、やりとりがあった。

私の関心の第一は、「ブリュイネールとレオパードサイドがうまくやっていかれるのか?」であり、「ブリュイネールが、彼等をどのように扱い、どのようにチーム運営をするか?」である。

この日の発言を読んだ限りでは、彼は、私に、「いやな感じを何も抱かせなかった」。

・彼は、シュレク兄弟をうまく操縦することができるかもしれない。

兄弟の本質的な部分や、兄弟自身の意見を否定しないよう注意を払いつつ、改革を図っている。それが、私の受けた印象。
公私ともに認めるTTという課題については、向上する余地があるが、拘泥しすぎないという旨を述べている。進歩しても限度がある(大きくは見込めない)という認識に加え、無理強いは逆効果ということを分かった上でのことだろう、と思う。
度々指摘されるもう1つの欠点、兄弟がお互いを待って先に行かない、というレース戦術の点については、プレスの問いかけに対して、問題点として認めなかった。(クレーデンは、先日指摘した)

「3度2位で終わって、いまだに勝てない」としても、3年続けて2位になれる(負けた相手は1人だけで、他全員には勝っている)力を持つ選手には、自分の考えとプライドがあってあたり前。
しかも、シュレク兄弟は、今回、彼等の意志で、ブリュイネールをボスとして選んだのではない。

腹の中にどういう考えがあるにしても、兄弟を「慎重に扱う」だけの思慮深さを、彼は持っている、と受け取りたい。
効を奏したか、兄弟の発言を読んだ範囲では、今のところ「素直に」ブリュイネールの指示に従っている、ようである。
・・といっても、アンディは、ボスから「こうしろ」と言われて、気がのらなかったら、「いやです」と口応えはせず、その場では「は~い」と返事しておいて、すっぽかすタイプ・・だと2年くらい前の時点で思ったので、そこからすると現在の実態も不確かではあるが。

・ファビアンについても、ひとまずは。

ファビアンがブリュイネールとやりたくないと言ったという話が、スイス発信で出回り、1年前と似たような不穏状態を生んだ。
公式発言では、腹の中は判らない。だが少なくともブリュイネールは、ファビアンに対してチャンピオンとして敬意を払い、来季彼が再び大きな勝利を得られるよう助ける努力をする、という熱意と誠意を彼に伝えることには成功したのではないだろうか。

合併後も、このチームは、「シュレク兄弟とファビアンがリーダー」であることに変わりない。
ライプハイマーとブライコヴィッチを失った件についての質問への返答で、「これは、ツールでシュレク兄弟、クラシックでカンチェラーラを中心にしたプロジェクト」だから、彼等の離反は止むを得ない、というくだりがある。
また、2つのチームからの選手のセレクトでは、ディレクターたちのみならずシュレク兄弟とファビアンとも話合いをした、という。

サポート体制が理想的なものではないことは判っている、既にある2チームから選手を獲らなければならず、外部から新たに取る枠に制限があったから。でも今季と比べればよくなると思う。が彼の言い分。

実のところ、今季のレオパード・トレックの失敗の理由を指摘・検討し、修正・対策をして、来季に臨む、ということができるという点で、外部から新たに来たブリュイネールは有利な立場にある、と思う。

見直しは、現体制のままでもできた、レディオシャックと合併したからといって2年目の結果に差が出るとは思わない、とアンデルセンはきっと思っているだろう。そうなのかもしれないが、残念ながら、確かめる術はない。オーナーのベッカは既に、指揮権をアンデルセンから取り上げることを決めた。
(アンデルセンとニガードは、「チャンスを生かせなかった」ということになるのだろう・・)

ファビアンは、来季に向けてモチベーションが高い、という。振り返れば、彼は、年によって波があった。08年に北京五輪を勝った後、燃え尽き症候群で不振に陥り、そこからまた盛り返して2010年に大成功を収めた。その周期をいうと、今季は下がって不思議なかった。昨年が大成功「すぎ」た。

今季の戦績不振の原因のひとつが彼自身のモチベーションにもある、とは、今まで自分は思わなかった。だが、レースの勝敗には「運を自分に引き寄せる」という要素もあって、今季の彼には、それが明らかに欠けていた。
以前、私は、この人は特別なものを持つ選手だ、と書いた。このとき同時に「失敗したり、調子が悪かったり、失望したりする場面も見ている」と書いた。
来季に希望を持ちたい。

●«The Road Uphill»

12/18、ルクスでプレミアが行われ、シュレク兄弟が出席。
RTLの写真
フグルサングやアンデルセンも出掛けた。
ルクスでの一般公開は、12/23。
資料によれば、ルクスでのDVD発売:2012年6月、TV放映:2012年12月。

●ゲントのトラックでのトレーニング

Fränk and Andy Schleck training on Ghent track (cyclingnews 12/20)
元記事:Schlecks trainen enkele dagen op Gentse piste (sporza 12/20)ビデオ付
Andy en Fränk Schleck in Het Glazen Huis (sporza 12/21)

●チーム・プレゼンテーション

チーム公式サイトがアナウンス。
Join us on January 6 in Luxembourg (12/21)
メインの案内ページを、http://www.radioshacknissantrek.com/というアカウントで制作。
UCIの公式では、チーム名はRadioshack-Nissanになるが、こちらを押し通すつもりらしい。
現在のレディオシャックのアカウントも、http://www.livestrong.com/teamradioshack/という代物だから、ありなのかも。

案内のページのデザインは、1年前のものとよく似ている。いや、「同じ」といっていい。
1年前と変わらないのだ、と伝えているのか。
1年前に夢を抱いた我々は、そう受け取るべきなのだろうか?
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