南の国の太陽、空の色の獅子

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・NHK教育TV「白熱教室JAPAN」小林傳司・科学技術社会論
日曜の午後6~7時という時間帯にTVを見ていることは通常ないので、番組の存在をずっと知らなかった。第2回(11/6)をたまたまみかけ、非常に面白くて、その後第4回(11/20)まで見た。
番組概要

「科学の領域の問題について専門家たちに意見を求めても、意見が分裂し、統一見解を得られない局面で、我々はどう対応すべきか?」というテーマは、とりもなおさず現在の原発を巡る問題にあてはまる。
番組内での討論に、思わず「自分も参加したい」、はたまた「阪大の大学院生はこうか」「理系の専門家の思考回路は我々文系の素人と根本的に異なる。それは肝に銘じるべき」「基本は、常に自分で勉強すること、そうするほかあるまいな」等、思考はあれこれの方向へ飛んだ。

「派生」で、別ジャンルで連想した件がある。
「コンタドールのドーピング事件も、この問題だ」

「彼の検体から検出されたクレンブテロールが、どこに由来するか」は、科学の領域の問題で、科学技術の専門家によって回答が得られるはずなのである。だが、彼等の間で意見が分裂し、そのことが、現在の未解決状態を生んでいる。

先週のCASのヒアリングを伝える記事を読んで、自分が最初に抱いた感想は、
「こんな問題に、多数の(一応)『科学の専門家』たちが時間を費やして、何の意味があるのか。今の世界では、もっと他にやるべきことがあるんじゃないの?」

「それを言ったらおしまい」であることは、承知している。しかし、「馬鹿馬鹿しいことをやっている」と思った。
私にそのように思わせたことは、コンタドールサイドの「ひたすら時間を稼ぐ」作戦が成功したことを意味するのかもしれない。
時間の経過と共に、人は関心を失っていく。不快を催す過去の話題に敢えて触れることを好まなくなる。
この解釈が正解かどうかは横においても、「過ぎたことに拘るのはやめて、先へ進みましょ」となるのは、人間の心理にありがちなのである。

「科学の不確実性」の観点に戻る。
刑事裁判においては、罪を立証する証拠に不確実性があった場合の判決には、世に広く知られたルールが存在する。
「疑わしきは被告人の利益に」の原則だ。
検察側が示した証拠に疑いがあることを弁護側が示せた場合は無罪になる。

「刑事事件における原則」をコンタドール事件に援用する人は、無罪が適切と判断するだろう。
しかし、これまで指摘した通り、コンタドール事件は「刑事事件ではない」。
彼が問われているのは、「世界ドーピング防止規程(WADA Code)」の違反である。
WADA Codeの原則は、「厳格責任」であり、いわば、刑事訴訟法とは逆に、「疑わしきは被告人の不利益に」といえる。

CASの機能は、刑事裁判ではなく、「仲裁」で、支配する法律の規定はない。すなわち、適用される原則が刑事裁判の原則か、WADA Codeの原則かの定めはなく、判断は、専ら、3人のパネルに委ねられる。


●今月読み終わった本
社会心理学入門」我妻洋(講談社/1987)
福島原発の真実」佐藤栄佐久(平凡社/2011)
原発社会からの離脱――自然エネルギーと共同体自治に向けて」宮台真司・飯田哲也(講談社/2011)
朽ちていった命―被曝治療83日間の記録」NHK「東海村臨界事故」取材班(新潮社/2006)
日本中枢の崩壊」古賀茂明(講談社/2011)
(読む順序は、ほとんど自分で選択していない。図書館に予約を入れて、回ってきた順)



【RadioShack-Nissan】
・ブリュイネールが、来週のキャンプで、毎日、情報を更新するつもり、と言っている。
・いまだプロチームのライセンスを取れていない、すなわち来季GT他ビッグレースに100%出場できる権利をまだ持っていないが、チームの誰も、意に介していない。
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