南の国の太陽、空の色の獅子

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●アンディ

今日のGP Wallonieに、当初予定のアンディは出場しない。フランク1人が出る。
前夜まで、チーム公式サイトの予定表に名があったが、消えた。
Zwei weitere Rennen ohne A.Schleck (Tageblatt 9/14)
Cyclisme: Frank Schleck retrouve Gilbert (Le Quotidien 9/14)
チームの公式発表のキャンセル理由は、引き続き、「親知らず」。

シーズン終盤に問題が発生し、予定をドタキャンしまくって姿を消すのは「恒例」なので、此方は慣れた。
2011/08/29 : アンディのシーズン残り

世界選手権の予定も不明である。
ルクスの自転車連盟は、セレクションをまだ発表していない。
兄弟は、今年ここまで、世界選に一切言及をしていない。これは異例。

アンディは裏に隠れ、フランクが表に出て対応する、というのが当面の方針では。(身体が2つあるのはこういうときに役に立つ)
来月の2012年ツールのコース・プレゼンまでにはまだ時間がある。

昨日のフランクのツイート
2morrow GP Wallonie,well always prepare for worst case and hope for best case.looking forward



アンディの内面については、こちらの頭の中に、様々な推測・想像がある。
想像に過ぎないから、今まで、ずらずら綴ることはしないできた。

けれども、情報が集まり、事実の把握ができるようになってきて、「この想像は、的外れではなくて、ある程度は当たっている」という感が段々強くなってきたので、少し書く。

・・なんてこった。
今年のツールで優勝できなかったことが、こんな事態を引き起こすなんて、考えもしなかった。
優勝していたら、起こらなかった。・・なんてこった。

ベッカが、スポンサーを欲しかったとしても、ツールで優勝していれば、その功績のあるニガードとアンデルセンを更迭するわけにはいかなかったのではないだろうか。
ブリュイネール(とランス)側は、ライセンスを放棄し(自分のチームは消滅する)、スポンサーをベッカに引き渡す代わりに、ベッカのチームの指揮権(運営の実権)を求めた。それが彼等の目論みだった、という解釈ができると思う。
しかし、レオパードが現在の運営体制でツール優勝を果たしていたら、ベッカは、マネージメントの首をすげかえることにメリットを見出せなかったのではないか。

「ツール最終週の週末」つまり勝敗の決着のついた日に行われた会合で、ブリュイネール側は、ツールの結果を最大限に利用して、攻勢に出たような気がする。

残念でしたね。私の意見では、アンディは、今年勝てたはずです。こういっては失礼だが、貴方のチームは、マネージメントに問題があったと思います。あの戦略では、勝てるレースを落とします。私だったら、これこれこうしましたね。
私はこれまでランスやコンタドールと一緒にやってきました。アンディが、ツールに勝つ才を持っていることに間違いはありません。この先も最大の敵になるコンタドールを、私はよく知っています。私に任せてくれれば、アンディを勝たせますよ。
・・というアピールをしたら、敗北直後のベッカには効果てきめんだったのでは。

「プロ野球では、成績が悪いと、監督が責任を問われて、すぐ首を切られる。決めるのは、球団フロント。サッカーは、詳しく知らないけど、似たような感じじゃなかったっけ?監督はコロコロ代わる。内部でしょっちゅうドタバタしている。F1チームもそう。現場のトップやチーフエンジニアは、戦績によって更迭されるのが普通だ。
ベッカは、サッカーチームのオーナーだ。自転車RRには、長年関わってきたわけじゃない。もしかして、今度のことも、『サッカーチームの運営と同じ感覚』でやったこと、と違うか・・?」



アンディは、ツールの週末にビジネスマンたちが集合して決めたことを、一方的に押しつけられた。
「自分が一切関知していないところ」で、大勢の人間たちが、「アンディをツールで勝たせる」という名目の元で、浮かれ騒いでいる。
なんだこれは?オレは聞いてないぞ!・・になるよなあ。

私が把握した限り、彼の望みは、「信頼する仲間たちと共にレースをすること」で、今季のチームでは、それが叶っていた。
彼が「こうしたい」と思うことは、通った。アンデルセンは彼の意見をきき、一方的な命令をすることはしなかった、のではないか。
リースは、「命令をする」ボスで、彼の下についた選手たちは、異議があるときも従っていたが、不満も感じた。
そのことを分かっているアンデルセンは、リースと同じようには振舞わない。
というのが自分の想像だ。

アンディにとって、今年のチームは非常に居心地がいい。常に仲の良い友人たちに囲まれ、「うるさいことを言うボス」もいなくなった。
その「この上なく居心地のいい環境」を、取り上げられることになった。ぎゃああ、である。

一歩離れて、頭を冷やして、意見を言えば、「自分たちのやりたいようにやって、結果が伴えば、それでよかったんだけど、伴わなかったからなあ。アマチュアなら何しようが自由だけれど、ギャラを貰ってるプロだから。
ベッカは、何億も払ってる。何億ものギャラを貰っている以上、それに見合う戦績を出さなければいけない、ということさな」

昨年まで、彼は、「ツールで勝たなければいけない」という責任を、背負っていなかった。
周辺は彼にプレッシャーをかけなかった。彼は、そういう環境を享受して過ごしてきた。
今年、それが変わった。本人も、意識が変わったようにみえたときもあるが、ツール前後の言動を見る限りでは、「なんとしても今年自分が勝つ」という意識は相変わらずなかったように受け取れる。
「今年ダメでもいいさ、来年もさ来年もある。フランクが勝てるならその方がいい、先の長さが違うからね」が本心だったようにみえてしまう。(実際の所は判らぬけれど)

今回の事態に、彼がどう対応するのか、これからどうする・どうなるのか。
心配な気分になるのは確かだが、彼は、1人で悶々としているのではなくて、フランク、父ジョニー、多分長兄スティーヴも加わって、一家4人で頭突き合わせて、話をしている、と考えるのが妥当だ。
一家で結束して事態に対応するだろうから、此方が大層な心配をすることはあるまい。

本人が、今、幸せでないことは十分認識できるので、感情移入をすると、気分が沈む。
しかし、自分の内には、「今のぬるま湯の環境では、この先も勝つ見込みがない。選手として成長しないのではないか」という見方も同時にあって、それが今回の件を100%否定はしない理由になっている。

本人が「勝てないなら勝てないでいい」なら、ああそうですか、で、勝って欲しいと要求や期待はしない。基本はそうなのだが、心の隅には「勝つのを見られたら嬉しい」という気持ちはあるし、「成長するのを見たい」と思う。観客として自然な気持ちだ。

今回の件が、「凶」と出ることは、十分想定している。
そうなったらなったとき、である。

それにしても、今回の動きには、一種の「滑稽さ」を感じる。
ベッカは、アンディは「自分のもの」で、ブリュイネールを迎え入れても、自分のチームに変わりなく、アンディが勝てば「自分の勝ち」だと思っている。アンディは、ブリュイネールに「預ける」だけ。
ブリュイネールは、運営の実権を手に入れれば、「実質的に」チームを支配できる、いわば「乗っ取った」みたいなもので、「アンディを手に入れた」と思っている。

両方ともが、「アンディは自分のもの」と思っているような。
妙な図式が出現したものだ。こんな話、他にあるかいな。
更に、アンディはというと、大人しくおっさんたちのコマになる「従順なお姫様」ではない、むしろ「じゃじゃ馬」だと思うのだが、判ってるのかね、おっさんたちは。
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