南の国の太陽、空の色の獅子

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8/8付でグリーンエッジ公式サイトがアナウンス。
O’Grady brings experience to GreenEDGE

・レオパード離脱について述べた箇所

But for O’Grady joining GreenEDGE wasn’t an easy decision.

“I’ve spent quite a few years supporting the Schleck brothers (Frank and Andy) at the Tour de France and Fabian (Cancellara) in the classics and doing that job alongside Jens Voigt we’ve been like a family. It’s been a privilege racing with those guys and leaving Leopard-Trek to join GreenEDGE has been the hardest decision of my career,”

・同日、オグレディのツイート

YES it is true I've signed with GE. it's been the toughest decision of my life leaving Leopard. But all my teammates respect my decision ...
I've been a loyal teammate and would ride thru brick walls for those boys. Now it's time to give my experience to a new and exciting Oz team
Gonna miss my roomy Fabian and turnin myself inside out for the Schlecks,but it's been a fantastic adventure that I will NEVER forget.Thanks

今年1月、グリーンエッジの話が出回ったとき、彼等が、欲しい選手のリストにオグレディを入れているのを見て、「このプロジェクトが本当に実現したら、彼が行く可能性は十分あるな」と思った。
が、前年ペガサスが潰れた件があったし、順調に実現するかは蓋をあけるまで判らない、と棚の上にあげていた。
おかげで、第一報が出たとき、ぐっ、となった。意味は、「ああ。うっかりしていた」
(地元メディアの信憑性は概して高いので、ここまで断定するなら、まず間違いあるまいと思った。正式発表を待ったのは、念のため、及び本人のコメント待ち)

オーストラリアの新チームが、彼に「レオパードより、大きなモチベーション」を与えてくれるものであることは、明白だった。
彼は今年38で、残された時間は、それほど長くない。キャリアの終わりを、母国に初めて誕生するチームで過ごし、チームの発展に貢献できたら、これに優るものはあるまい。

スペインやイタリアの自転車大国の選手には縁のない感覚だが、自転車RRがメジャーではない国の選手にとって、自国チームは「夢」であるケースは多い。
昨秋、フースホフトが、小さな小さなルクスにチームができるなら、ノルウェーでも不可能ではなかろう、ノルウェーのチームでキャリアを終わるのが自分の夢だ、と語ったことがある。

オグレディの場合、そういった情緒的なことだけではなく、チームからは、若い選手たちが多数を占めるチームで、彼の経験を生かし、彼等を導くことを期待されている。

レオパードのメンバーたちがオグレディの選択を尊重したことには、何の疑いもない。
彼等自身のチームが、小国ルクセンブルク初のチームの設立という夢の実現だったのだから、同じ夢をオグレディが追うことを、誰が止められるだろう。

私が「彼等の関係」について、「この理解で合っているだろう」という結論に到達したのは、今年のツールスタート直前だった。
2011/07/02 : 煌めく夏の光よ ●仲間たち

ここに書いたような人物関係の描写を、私は、他者の書いたものとして読んだことはなかった。
ジャーナリストの記事でも、彼等自身も、語らなかった。(どこかにはあったのかもしれぬが、自分は発見できなかった)
完全に了解をしている人であれば、昨年彼等5人のルクスへの移籍を自信を持って当てられただろう。推測ができなかった人は、「彼等の関係を把握していなかった」(自分も含めて)。

別れのときを迎えた今初めて、彼等自身が言葉にして口から出した。

オグレディが別れの言葉をツイートした時刻、シュレク兄弟とファビアンとフォイクトは、揃ってシカゴへ向かっていた。
トレックのプロモーションイベントに参加するためだが、メンバーがそっくりこの4人だった。
(デンマーク一周、エネコ・ツアーと続くレースのスケジュールの都合の結果とは思うが)

時差ボケで眠れず、朝5:30に起きたフランクは、オグレディに返した。

@StueyOG the @leopardtrek are going to miss our CAPITANO de route,GE is lucky and we respekt you,leopards and GE.OZ team great opportunity
For you and future for your family,it feels like flashbacks for andy an me 1year ago,lux team(leopard) came up.

ファビアンはフランクと同じ時刻に起きていたが、返事を打ったのは9時間後だった。

I will miss my room mate and friend @StueyOG i learned a lot and hat so great time.It will be strange to se you riding somewere else.
our memorys no one can take away from us. You great person and a awesome rider with a lot strengh and experience.thanks for EVRICING

彼等の心の奥底は、赤の他人の自分には判らない。想像をするだけだ。
ひとつ言えるのは、「私がなぜ、注視する対象としてアンディ・シュレクを選んだのか、理由がまたひとつ判った」。

私は、彼という選手ひとりを気に入って見ているのではない、のだ。彼の持っている人間関係をも見ている。一部は摩訶不思議ですらあり、その濃密さが、えも言われぬ魅力を持っていて、惹きつけられる。

彼等がリースと別れた1年前を、ふと思い起こす。
オグレディとファビアンの2人にとって、ブエルタが、5年間在籍したCSC(サクソバンク)での最後のレースだった。そのブエルタの途中で、リースは、オグレディを家に追い返した。
その後、ファビアンは、リースに断りなく、レースを止めて、家に帰った。
別れの光景としては苦く寂しい。

今回の別れに、苦さはない。残される側に寂しさはあるけれども、旅立っていく友人の今後の幸を願って、見送ることができる。
共に過ごした素晴らしい日々に心からの感謝を込めて、Thanksという言葉を伝えられる。
そのことが何より、と思う。



「来季のレオパード・トレック」という観点の話をしておこう。

オグレディを失うことで蒙るダメージは大きい。私は、7/2時点で、彼のポジションの重要性に気づいていた。
「この4人が、互いに離れない関係だった。この中で重要なポジションにいたのがオグレディ。
彼は、シーズンを通してファビアンとレースを共にし、ファビアンを助けた。そして、ツールでは、シュレク兄弟を助けた。
彼は、ロードでキャプテン役を果たす。シュレク兄弟は彼が必要で、ファビアンも彼が必要だった。
4人は友人同士であると同時に、レースで欠かせないチームメートだったのだ」

シュレク兄弟より、ファビアンの受けるダメージが大きいのではないか、と思っている。
といっても、ファビアンももう30で、いつまでも8才年長のオグレディに絶えず傍にいてもらって助けてもらおうというのは無理な話ではないか。オーストラリア新チームの話がなかったとしても、いずれは離れることを想定すべき相手だろう。

ただ、以前から感じていたが、彼はどこか、不安定なところがあるような感じがあって、この先向かう方向がはっきりみえないことも手伝って、一抹の危うさを感じている。
彼に危うさを見出すというのは、ちょっと変わった見方であることは自分でも判っていて、勘違いであれば、その方がいい。

とりあえず、チーム(アンデルセンとフランク)は、彼のために、クラシック班の補強に励まないといけない。当人たちがそれを判らないとは思えないので、努力はしていると思う。此方は、首尾よくいくことを願うしかない。

・デンマークメディアは使う写真がユニーク。

・“my roomy Fabian”とは、暫く残りそうな呼び方だ。
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