南の国の太陽、空の色の獅子

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クリス・アンケルがパパになった。という記事を読んで、そうだ、今年もツール中ブログを記述していたのでは、と思い出し、読みに行った。
Chris Ankers blog

量は、昨年の半分もない。終了後の7/26に総括を書いている。

3回目のツールは、彼にとって、身体的に最もきつかった、のだそうだ。
本人の挙げた理由は、天候。雨の日が多かった。これが体調に響いた。
(彼はジロには出場していないので、ダブルツールの疲労という理由は立たない)

第18ステージは、今まで走った中で、一番厳しいステージだった。
(09年、第3ステージの日、キャリアの中で一番きつかったと書いたが、更新したらしい。そしてこのときは、きついといいつつ、ユーモアを交えて記述する余裕があったが、今年その余裕はない)
アンディには脱帽する他ない、ガリビエの向かい風はきつかった、と。

自身の過去のツールを、こう回想する。1回目は、子供の頃の夢が叶い、初めての経験だった上に、チームは沢山の成功を手にした。
昨年も、マイヨ・ジョーヌを長く持ち、ステージ勝利とマイヨ・ブランを得た。
今年は、マイヨ・ジョーヌを獲らねばならなかったし、ステージ勝利も挙げなければいけなかった。

今年のツールが満足にはほど遠かったことは、敢えて言われなくても、外野の人間にも理解できる。
彼の記述を読んで私が初めて気づいたのは、過去2回のツールは、チームのエースは「敗北」したけれども、「チームのメンバーの彼にとっては」決して「失敗ではなかった」ことだった。

確かに私が知った限り、09年と10年、彼のチームのメンバーたちは、3週間を、いい雰囲気で過ごしていた、ようだった。
うまくいかない日もあったけれど、乾杯する日もあった。パリへ行くときマイヨ・ジョーヌを保有することはできなかったとしても、それまでの3週間は、素晴らしい日々だった。そう言うことができたのだと思う。

私は今年、モンフォールの記述を読んで、この言葉の通り、彼は今年のツールに満足しているだろう、と解釈した。
アンディがマイヨ・ジョーヌをパリへ着て行かれなかったからといって、自分の仕事が無駄になった、という受け取り方はしなかっただろう、と。

クリス・アンケルの今年のブログを読んで、その受け取り方でよかったのだ、と思った。
今年、レオパード・トレックのメンバーは、「自分たちのチームを誇りに思う」ことができる。クリス・アンケルは、過去2回、その感情を共有していた。・・エースが総合優勝できなくても。

デンマーク国内メディアが、チーム・サクソバンクに対して批判を書いていたらしいことは、先日、スポンサードを改めて約束したサクソバンクの幹部の発言からも推測できた。
自分はツール終了直後にデンマークメディアを読みには行かなかったので、具体的な内容を知らぬが、コンタドールは絶対的本命だったから、この結果に批判が出るのは当然だ。
勝てば持ちあげ、負けると貶しまくるのはメディアの常である。リースのチームに対するデンマークメディアの態度は、フェラーリに対するイタリアメディアを連想させる、と昨秋思ったから、さもありなん。
アンディが批判をドカドカ言われる、と書いたが、もしかしたら、こちらの敗者に比べればましだったのかもしれない。



それにしても、第18ステージは、グルペットの皆さんは、みんなで遅れれば怖くない、とタイムオーバーで悠然と帰ってきたが、仕事しないといけなかった山岳担当組には、ハードなことこの上ないステージだった、のだろう。・・そりゃあ、超級3つだもんねえ。

あのステージのアンディの走りの凄さは、クライマーに分類される選手は、自分の身で感じたのかもしれない。
人の後ろについて登ってもきついのに、ここを1人で行ってるのか、と。

彼はパンチ力を持っていない、長い登りでペースを維持できるが、逆にいえばそれだけ、などと辛辣なことを書いたが、第18ステージを見れば、「長い登りで、強風をものともせずペースを維持するのは、誰でもできることじゃなくて、『素晴らしい能力』なのよね。『それだけ』の一言で片付ける話じゃなくて」

これだけのことをできるなら、七難隠す、とすらいえるのかもしれない。
勝敗の面では、隠さなくて、TTのマイナス分をカバーするには足りない。それは紛れもない事実。
だけど、「ははは、いーのよ、王者になれなくたって。スゴい所がひとつあれば」と、「広~~い度量」を持って見るなら、それでいいんだよなあ。
・・といっても、来年、また2位だったら、そのときは、「ほんとに勝ちたいなら××せい!」と「お小言」をぶちかますかもしれないが。(そのときはまたそのとき、ということで)
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