南の国の太陽、空の色の獅子

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●モンフォール

ツール・ド・スイスで確認したモンフォールの力量は、本番で、遺憾なく発揮された。
チーム側は高い評価をしただろうし、彼がこの先、このチームを居心地よく感じて、一緒にやっていこうという意欲を持ち続けてくれたら、嬉しい。

元サクソバンクのメンバーたちの関係があまりに緊密なので、新しく加わったメンバーが溶け込めるかという点は少し気がかりだった。ゲルデマンは1年間とはいえCSCに在籍したから(05年、アンディと同期)、完全な新参は2人だけなのである。

モンフォールが、チームが食事するテーブルで、「アンディの右隣」という場所に収まっているのを見て、安心をした。
(アンディの左はフランク、正面がヤコブ。オグレディが家長の位置)
テーブルの席は毎日のことで、それ以外も、ライプハイマーが同乗したバスシャンゼリゼのパレード中の集合写真、たまたまなのだろうが、右隣にいる。

彼は、ツール中、毎ステージ、自分のHPに短いコメントを掲載していた。
大活躍した第18ステージの最後の一文の冷静さに、自分は信頼感を抱いた。
Demain, il faudra voir la récupération d’Andy mais il est clair que son avantage sur Evans n’est pas encore suffisant ni confortable
「エヴァンスに対するアドバンテージが十分でないことは明白」
こういう冷静さを備えたアシストが支えてくれることは心強い。

翌日の第19ステージは疲弊していたが、第20ステージTTは回復して、2人のエースより上のタイムを出した。

第20ステージ後
« J’étais bien aujourd’hui, comme toujours sur le dernier contre-la-montre du Tour. Les frères ne sont pas déçus : ils ont tout donné et finissent dans les 20 premiers. En outre, il n’y a pas de regret à avoir : deux frères sur le podium, c’est inédit ».
「兄弟は落胆はしていない。彼等は全力を出し切って、20位以内で終えた。加えて、表彰台に兄弟2人が上がるのは前例がない。後悔はない」
アンディ17位、フランク20位。モンフォールは14位。力があるのである。

ツールをもって、今季の兄弟のアシストの仕事は終了だ。フグルサングが、ブエルタにモンフォールと自分が出るような発言をした。最終決定かどうか判らぬが、本人に意欲があるのであれば、自分の戦績を目指して頑張ってほしい。成功を祈っている。

●ポストゥーマ

第18ステージ。
画面に、メイングループと、モンフォールとポストゥーマのいる逃げ集団とが交互に映る。
「ポストゥーマ、珍しく登りで牽いてる」
「まだ牽いてる・・」
「ええ~?君、登れるの?今までず~っとプロトンの後ろの方にいたのに」
びっくらこいたなんてもんじゃない。

このときまで、ポストゥーマの仕事は、さっぱり目立たなかった。
しょっぱなのチームTTでは、予想外に最初に千切れてしまった。
その後のステージでも、ルーラー軍団がせっせと仕事する中、彼の姿はなかなかみえない。ときどき見えるが、長くはなく、すぐ消える。

プロトンを後方から捉えたバイクカメラの映像に、レオパードのジャージが映ると、大概、「17」だ。
「プロトンの尾っぽの方の向かって左寄り」が定位置で、そのあたりにレオのジャージが見え、「Pだよなあ」と思い、ズームになると、やっぱり今日も「17」。

ボトル運びとか、此方に見えない所で仕事しているのだろうとは思いつつ、連日必死でエースの護衛を務めているメンバーたちと比べると、仕事量が違いそう。といっても、元々メンバーの最後の1人で、チームもさほどの働きを期待してはいなかっただろうからいいのか、で済ませるつもりでいた。

更に、ここまで、「登る」所を見たことがなかったから、「登れたの??」
そろそろ止めたかなと思っても、映像が切り替わると、まだ牽いている。おいおいおい。
「1人でそんなに牽いてどうすんの?少しは他チームにも協力して貰った方がよくない?・・そうか、モンフォールをガリビエまで温存して運んでいく役だから、一定地点まで牽きまくっていいということか」
「まだ牽いてる。これでモンフォールに足がなかったら、元も子もないが、やるしかないよな」

メイン集団と逃げ集団両方をレオが牽き、フォイクトがメイン集団のペースを上げて、ゲルデマンとフグルサングを千切ると、Jスポの実況解説が、ぐちぐちケチをつける。
「うるさい。いいんです、これで。・・牽く力がなく、ついてくるだけのメンバーを『コマ数だけ』残しても、意味がない。置いていっていいんですって」

作戦が大成功に終わり、思わず、「今日のために、今まで足溜めてたのか」
勿論そんなことはないが、このステージの働きで、彼の存在価値は一気に跳ね上がり、目出度し目出度し、であった。



●写真・ビデオ

L' Essentielから
Andy and Frank Schleck racing in car through Eindhoven
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