南の国の太陽、空の色の獅子

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■「来春、アシュラ東京へ。」

フェルメール展の会場で収集したチラシの一枚。
「でた~」である。
個人的満足度は、行ってみないとわからぬが、他人へのお勧め度は、星5つ確定。

絵画は、嗜好の個人差が大きい。風景画に興味がない人に、コロー展を勧めようとは思わない。だが、仏像に興味がない、という人にでも、最高レベルの仏像の展覧会は、勧められる。
高田管長ではないが、「日本には、これだけのレベルの歴史的な美術作品が存在するということを、日本人として知っておいて損はしない」

■阿修羅、萩尾望都、光瀬龍

今日たまたま、メールのやりとりで「萩尾望都」の名が出、そこから、「百億の昼と千億の夜」、そして光瀬龍、という連想が湧いた。
萩尾望都の描いた阿修羅王の外見は、興福寺の阿修羅像をモデルにしている。

萩尾望都も私の大の(一番の)気に入りだったが、光瀬龍の小説に、私はある時期非常に惹かれた。
「たそがれに還る」と「喪われた都市の記録」。

光瀬龍の描くのは、宇宙の終焉だった。宇宙の悠久の時の流れの中では、人類の営みはほんの一瞬。文明は栄え、滅びる。滅びるのが必定。すべてのものは無に還る。

当時、自分は、惹かれた理由を深く考えてみることも、評論の類を読むこともせず、読みっぱなしでいたが、今考えてみると、これらの小説は、哲学といってもいいテーマを描いていた。
光瀬龍を読んだ後では、他のいわゆるSF小説には、読む気をそそるものがほとんどなく、結局私はSFというジャンルの本を読むことなく終わった。
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