南の国の太陽、空の色の獅子

Category :  フィギュアスケート
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羽生さんの中国での件について

・彼は棄権を選ばないし、彼がやると決意したら、止めることのできる人はいない。
彼のこれまでの言動を知っていれば、そのことは自明だった。

・選手本人が出ると主張するとき、強制的に棄権させる「システム」は、現在のフィギュアスケートの競技会には(おそらく)ない。
今回の事件は、競技団体(ISU、日本スケート連盟)が選手の安全管理について検討する契機になるかもしれない。

以上が、当日の私の感想。

その後の報道、人々の意見をみて。
・毎度のこととはいえ、一定レベルの知識を備えるファンと、一般世間の人との言うことのギャップの巨大さはとてつもない。

・脳震盪の危険性についての認識が低い、と強い批判の声があるが、アメリカチームの医師が行った診断の内容と、本人とオーサーにどのように伝えたのかの正確で詳細な情報を得ていない自分は、意見を保留にするほかない。

・「安全性」は、スポーツの世界で常に論争を巻き起こしてきたテーマである。
自動車レースや自転車ロードレースは、「死亡事故は起こるのが当たり前」のジャンルで、論争の激しさの程度は凄まじかった。

私は、アンディが濡れたダウンヒルを下るときはいつも、転げ落ちずにすむことだけをひたすら祈っていた。
順位はどうでもいい。五体無事で家に帰ってこられることが何より大事。
2011年ジロの下りのウェイラントの死亡事故は、私の意識の奥底に存在し続けたと思う。

自分がそういう心理だったので、今回、羽生さんを心配するファンの声は分かる。
ただ、「今のところ」、私のスタンスは、オーサーに寄り添ったもの。

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