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南の国の太陽、空の色の獅子

Category :  自転車
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・フォイクト

USA Pro Challengeスタート直前、RSNTはフォイクトの契約更新を発表した。
Jens Voigt renews with RADIOSHACK NISSAN TREK(8/20)

彼の残留確定は、シュレク兄弟の残留確定を意味する、と解釈できる。
兄弟には他の選択肢がもはやない状況であることは既に明らかだったが、残留が確実であることを示した事象は、これが初めて。
フォイクトは、兄弟当人に意向を確認した上で契約書にサインした、とみるのが妥当だと思う。

ブリュイネールは、彼を欲して、高いギャラを提示したと思われる。別のチームへ移籍する理由は、彼にはない。オファーを出したスカイもサクソバンクも、おそらく、RSNTが来季消滅するケースを想定してのことだろう。スカイは、さしずめジューリックかアルヴェセンを使って接触したのでは。

・ベンナーティ

サクソバンク・ティンコフへ行く、という記事をbiciciclismoが書き、本人が、来季の契約はまだどこともしていない、とツイッターに記述。
Saxo Bank-Tinkoff ficha a Bennati(8/21)

I have not signed any contract for next season, I'm considering some proposals, now my goal and focus on the Vuelta


彼は、ルクスチームと契約時に、3年契約と報じられた。それは誤りだったのか。

リースはこの噂に沈黙しているが、彼は目下、契約済みの数人の名を明かさない方針だ。
フグルサングが、ブリュイネールと公然とやりあって、ポイントを取れるレースに出してもらえない措置を取られたことに懲りたと見受けられる。

ティンコフが、8/1の解禁日前に、クロイツィゲルと契約した、と表で堂々と書いたのを読んだときは、「8/1はルールとして決まってるんだから、まずいでしょ。・・この人、大丈夫なの?」と不審を感じた。
その後、申し合わせをしたのか、慎んでいるが、口を滑らせたときのコラムでは、今はコンタドールの周りにチームを作っているけれど、自分はカンチェラーラやカヴェンディッシュが好き、彼等は他チームと来季の契約があるが、チームが崩壊するとか契約を買い取れることもあるからね、とえらい威勢がよかった。

カンチェラーラ契約済説はこのせいだろうと思うが、目下報じられているカヴェンディッシュ争奪戦参加チームの中には、ここの名は入っていない。
*解釈1:カンチェラーラを取れたからいい。両方取りにいくのは金がかかりすぎ
*解釈2:リースはカヴェンディッシュを欲しくない(コンタドール中心のチーム構想からすれば当然)

・キセロフスキ

現アスタナのキセロフスキが、RSNTへの移籍(2年契約)を、地元クロアチアのメディアに喋った。
Robert Kišerlovski iduće dvije sezone vozit će za momčad Radio Shacka! (SportCom.hr.8/21)

追って、RSNT公式がアナウンス。
Robert Kiserlovski to join team(8/21)

ジロで勝つことが、彼の夢だという。
つまり、結果としてRSNTとアスタナの間で、フグルサングとキセロフスキを交換したという話になりそう。

ブリュイネールは、いい買い物をしたのでは。
同時に、「う~~む。RSNTの内部崩壊がこれだけ伝えられていても、大丈夫と思って、契約する選手もいるのか」と、少々戸惑う。

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