南の国の太陽、空の色の獅子

Category :  自転車
tag : 
年の終わりに、「笑顔になる」話を紹介したい。

フォイクトが、今年のツールでのひとつのエピソードを記した。

第18ステージ、最終山岳ラルプ・デュエズ。
彼が笑顔でゴールしたのは、これが最後のツールになるかもしれないという思いで、周りを見渡しながら、ゆっくり味わい楽しみながら登ってきたからだけではなく、楽しくなることを「もうひとつ」したからだった。

突然バイクを止め、方向を変えて、登ってきた道を引き返し始めた彼を見た沿道の観客たちは、「どうしたんだ?リタイアするのか?怪我?」と不審になったに決まっている。

A Tour de France Gift From Jens
(Hardly Serious with Jens Voigt 12/28)

彼が踵を返した理由。
空になったボトルを、子供にあげようと思い、1人の少年の足元を狙って投げたのに、中年の男が横から奪い取ってしまったのを目にして、そのままにしておきたくなかったから。

"every time I think back on the day where I turned around on the Alpe d’Huez in the Tour de France, I just have to smile.
You know what they say about the small things in life, well that sure was one of those moments!"


スポンサーサイト
Category :  フィギュアスケート
tag : 
棚の中のファイルの整理中、母が送ってきたFAXの1枚が紛れ込んでいたのをみつけた。
読んでみると、後半に、こう書かれていた。

「昨夜の話の中のフィギュア。今朝の朝日に「16才プルシェンコに期待」という見出しで、写真ものっていました。
”ロシアの新星”とありましたので、この子のことでしょう!
まだ子供って感じ。思わず笑い出しました。」
日付は、1998年11月25日。

母が存命であれば、「29才になったのに、まだ現役やって、9回目の国内チャンピオンになった」と伝えたら、「貴女の好みの相手は、みな長いわね」という返答が戻ってきたのではないだろうか。

14才で世界ジュニアに優勝した姿を見た日、「この子が次のトップになる子ね」と思った。
翌年、シニア世界選の彼を見て、「とんでもない選手」だと思った。あの日以降、自分にとって「別格」になった。だが14年後にこういう選手になることは想定しなかった。

いや。
「この子はこの先一体どうなるのだろう?」と途方に暮れ、想像が、「まったく、できなかった」。

・・・・・・・・・

バンクーバー五輪終了後に、自分はこのブログに色々書いた。当時、自分は、今後4回転ジャンプが消え去ることを想定していた。
翌シーズン、そのよみが間違っていたことを、知った。

私はなぜ読み違いをしたのか。
ひとつは、男子選手たちの「アスリートとしての魂」を、見落としていたのではないだろうか。
彼等にとっては、「審判から高い点数を貰うことがすべて」ではなかった。採点法がどうなろうと、男は4回転ジャンプを目指すものという価値観が、多くの選手の間で失われることはなかったのだ。

しかし、バンクーバー五輪前夜、4回転が死滅の淵にあったことは確かだった。
新採点法は「クリーンで、質の高いもの」をよしとし、4回転ジャンプそのものに高い価値を認めなかった。4回転は、失敗したときの減点が大きく、「ハイリスク・ローリターン」の技に貶められた。

このシーズンに競技会に復帰して、以前と同様4回転を連発し、「フィギュアスケートに4回転は必要。スポーツに技術の後退はありえない」、「4回転をもっと高く評価して欲しい」と採点法の変更を求めたジェーニャに、五輪で審判たちが金メダルを与えることはなかった。
けれども、その後ISUは、4回転ジャンプに挑戦するリスクを軽減する採点方法の改定を行った。

フィギュアスケートの将来の姿は、採点法が決める。素晴らしい選手が1人2人いたところで、採点法が作る流れを変えることはできない。

時代の大きな流れを個人が止めることはできない。押し流される。どこの世界でもそうだ。

http://leonazul.blog87.fc2.com/blog-entry-492.html

この見方を、私は改めなければならない。
採点法の変更の実現が、ジェーニャ1人の力によるものとは主張しない。しかし、トリノ五輪後に一方向に進んでいた採点法の流れに、公然と異議を唱え、大きな論争を巻き起こしたのは、紛うこと無く彼である。
世間の意見は二分されていたと記憶している。五輪の結果に不服を唱えた彼に対して、批判の声も多くあった。

最も肝心なことは、4回転を鮮やかに決め、氷上で圧倒的な存在感を示すジェーニャを目の当たりにした男子選手たちが、「自分もこうでありたい」「自分も4回転を跳べるようになりたい」と触発されたことではなかっただろうか。
「4回転がなくても質の高い演技」は、「高みを目指す若者たちの目標」になりえるものではなかった。バンクーバーまでの採点法を決めた年嵩の人間たちの意向に反して。

「時代の大きな流れ」に見えていたものに抗い、進む方向を変えさせる。そういうことをした選手を、私は、初めて見た。
F1では、見たことがない。人間離れした稀代の天才であろうとも、時代の流れに押し流される。そういうもの、と解釈してきた。

・・・・・・・・・

バンクーバー五輪後の2010年世界選の表彰式後の記者会見場で、4回転に拘る、2人の旧採点法世代のメダリスト(高橋君とジュベール)の隣に座ったパトリック・チャンが、自分も来季は4回転を目指す、と発言したという記事を読んだとき、私は本気にしなかった。
彼は、4回転が必要という価値観を持っていなかったようだったし、4回転がなくても近々トップになることが約束された選手だった。新採点法の申し子で、ジャンプ以外の要素で高い評価を得る彼は、リスクを負って4回転を跳ぶことにメリットがない。

翌シーズン、言葉通り4回転を入れてきたのには、吃驚した。シーズン緒戦や国内選ではやっても、世界選では安全策をとって回避するのでは、と思ったら、あにはからんや、挑戦して、見事成功させた。
このことは、最大の安堵だった。彼が4回転を目指すか否かが、4回転の将来を左右すると思っていた。

次代の主のパトリックが4回転を選択したことで、みたび4回転論争が復活することはなくなった。
いま男子Sの世界は、ジェーニャが指し示した方向へと進んでいく。

・・・・・・・・・

自分は、これから暫くの間、のんびりと観戦する。そうせざるをえない。なにしろフィギュアスケート人気が出過ぎて、現地観戦したくてもチケットを正規ルートで購入できないという、過去最悪の観戦環境だ。
数年前から、演技中に喋り続ける客が来るようになった等文句を言っていたが、観戦できるだけましだった。今年の東京世界選は、ついにチケット入手不可能になってしまい、「ことここに極まれり」である。

といっても日本人はいずれ必ず冷めるので、待つことにする。見守っていきたいなと思う相手をみつけたので、少々残念ではあるのだが・・フィギュアスケート観戦の最大の醍醐味は、「子供の頃から見守ること」にあるのである。

Category :  自転車
tag : 
●各人の2012年レーススケジュール

シュレク兄弟が序盤分しか公式発表しない他方で、他の選手たちは喋っている。

・ファビアン
LEOPARD TREK公式サイトが12/23掲載したインタビューの中で言及。
Tours of Qatar and Oman, Strade Bianche, Tirreno-Adriatico, Milan-Sanremo.

シーズンの目標は、
"For sure the classics and the Olympics. I want to defend my Olympic Time Trial title."

・ポポヴィッチ
Cyclism'Actu(12/24)によると、ファビアンと同じ名が並ぶ。
Tour du Qatar, Tour d'Oman, Strade Bianchi, Tirreno Adriatico, Milan San Remo

・ベンナーティ
Tour Down Under, Strade Bianche, Tirreno-Adriatico, Milan-San Remo, GP E3 Harelbeke, Gent-Wevelgem, Flanders
ファビアンをサポートするために、パヴェのクラシックに出る(但し、パリ・ルーベには出ない予定)。
実は昨季は、ファビアンからサポートを望まれていたが、アキレス腱の負傷の悪化を恐れて出なかった、という。個人の利益の観点から要請を断り、チームがそれを認めた、ということになる。この記事の文言を信じるならば。
Bennati ready to support Cancellara on the cobbles(cyclingnews 12/26)

ベンナーティの来季の処遇は、マネージメントが変わらなくても変化した可能性があるが、ブリュイネールにチェンジしたことで、より大胆なことが可能になったのでは、と思う。
ブリュイネールは、合併発表当初こそ、新チームのラインナップにベンナーティの名を挙げたが、その後は、彼にはまったく言及しない。
彼は、ブリュイネールのチーム構想のメインから、外されている。

今だから書く話だが、昨年ベンナーティを選択したのは誰だったのか。もしもニガードないしアンデルセンであったら、ベッカが彼等を更迭した正当な理由のひとつになる。(彼等でなくフランクであった可能性もあるので、保留をつける)

私は昨年、ベンナーティの名を見て、「なぜベンナーティ?・・他にいなかったのか?」と思った。
彼がかつてのトップレベルに戻ることをあてにするのは、賢明な判断とは自分には思えなかった。当時、スプリンターでは、活きのいい若手がどんどん出てきて、世代交代の流れを感じていた。
大枚使ってビッグネームを獲るのは感心せぬ。伸び代を見込める若手を誰か取れなかったのか?ドイツ人でいそうでは?

これは、「新チームのメンバー構成」という観点で、マネージメントの判断に賛成をしなかった、という話である。
ベンナーティ個人に対して含む点はなく、正式に決まった後は、チームの一員として活躍を願って応援していた。
しかし、チームメイトたちが毎回ゴール前まで懸命に働いてお膳立てするのに、なかなか1位を持って帰ってきてくれないのには、チームメートたちのモチベーションが心配になった。

ファビアンも、ベンナーティの勝利のために尽したアシストのうちの1人だ。私は、「チャンピオン殿にこんなに仕事させていいのか」とふと思ったこともある。
「彼のステージレースでのアシストは、仕事の『質』が、凄い。皆さん、彼がチームにいることに感謝しないと」

シーズン最後のブエルタでも、スプリントステージはベンナーティを勝たせるためにチーム総出で働いた。でもやっぱり毎回勝てなくて、頭を抱えて過ごし、最後の最後に1勝を取れたときは、此方は「助かった」という気分だった。

お膳立てのできるチーム力を持っていて、お膳立てをするなら、それに「見合った」能力のエーススプリンターを持たなければいけない。この「バランス」が取れていないのが問題だったと思う。

・ディディエ
Trofeo Palma de Mallorca Challenge, Tour d'Oman, Paris-Nice, Critérium International, Tour de Castille et Leon, Tour de Californie, Skoda Tour de Luxembourg
Le Quotidien 12/13

・フグルサング
秋からの発言通り、ジロがメインターゲットで、ツールには出場しない、と地元デンマークのfeltet.dkに喋った。
Fuglsang: Touren har ikke den store interesse (12/20)
Fuglsangs forberedelse til Giro d'Italia (12/27)

ジロまでのレースは、
Challenge Mallorca (2-3 of 5 races; February 5 to 9), Tour of Oman (February 14 to 19), three days in West Flanders (2nd -4. March), Catalonia Round (March 19 to 25), Circuit La Sarthe (April 3 to 6) and Tour de Romandie (April 24 to 29).
ジロのためのトレーニングキャンプや、下見も予定されているとのこと。昨年のレオパード・トレックは、ジロでは総合を狙いにいかなかったが、一転して、総合狙いで入念に準備をするらしい。

目標は5位以内。昨年のブエルタでは山岳が弱点だったことを認め、体重の件にも言及している。(「ジロを狙うには重すぎる」とアンデルセンが発言したとデンマークメディアが報じたことがある)

・モンフォール
いつも通り、HPに年間予定をアップした(12/25)。
注目するのは、ツールを入れていること。
ブリュイネールは、ツールメンバーのセレクトは直前、と先日プレスに喋った。が、モンフォールには内定を出したらしい。

そしてブエルタ。ブリュイネールの彼に関するコメントから、昨年は、前もってスケジュールとして考えてはいなくて参加して、よい戦績を収めた、今年は、そのつもりで準備して、より上を目指してくれ、という話を貰ったと思われる。

Du 5/2 au 9/2
Challenge Mallorca (Espagne – 1.1)
Du 19/2 au 23/2
Ruta del Sol (Espagne – 2.1)

Du 4 au 11/3
Paris-Nice (France – ProTour)
Du 24 au 25/3
Critérium International (France – 2.HC)

Du 2 au 7/4
Tour du Pays Basque (Espagne – ProTour)
Dimanche 15/4
Amstel Gold Race (Pays-Bas – ProTour)
Mercredi 18/4
Flèche Wallonne (Belgique – ProTour)
Dimanche 22/4
Liège-Bastogne-Liège (Belgique – ProTour)

Du 30/5 au 3/6
Tour du Luxembourg (2.HC)
Du 9 au 17/6
Tour de Suisse (ProTour)
Dimanche 24/6
Championnat de Belgique (Geel)

Du 30/6 au 22/7
Tour de France (ProTour)

Du 18/8 au 9/9
Vuelta (ProTour)

Dimanche 16/9
Championnat du Monde du Contre-la-montre par équipes (Pays-Bas – Sittard/Geleen > Valkenburg)
Mercredi 19/9
Championnat du Monde du Contre-la-montre individuel (Pays-Bas – Heerlen > Valkenburg)
Dimanche 23/9
Championnat du Monde sur route (Pays – Bas ; Limbourg)
Samedi 29/9
Tour de Lombardie (Italie – ProTour)

世界選を記載しているのは面白い。代表になれるかどうかまだ未定だと思うのだが、コース特性から今年は出られる自信があるのか。
対して、オリンピックは記載していない。

五輪はツール直後のため、選手たちは、ツールと五輪のどちらに合わせるかの問題もある。ツールをスキップするフグルサングは、「オリンピック、ブエルタ、世界選」をターゲットにできると踏んでいる。

●ジャージのデザイン再考

発表されるまでネタになる。
再度、レオパードのジャージのデザインを見て、「フロントが、がばっと白いスペースで、『スポンサーさん、いらっしゃ~い』と空けて待っていたような風情だから、ここに丸囲みRを入れれば、それでOKなんじゃないの?」

これまたなんとも安直な発想だが、フランクのルクセンブルクチャンピオンジャージを見ると、「水色+赤色」の組み合わせで、ここにレディオシャックの赤の丸囲みRを入れた図を想像してみると・・無理はなさそうな。

もう少し実際的に考えると、ベッカは、来季もチーム運営費の一部を負担する(レディオシャックが資金を丸々請け負うのではない)とすれば、レオパードカラーのスペースを主張することはできた、と考えてもよい。
とすると、やはり、「今年のレオパード+レディオシャックの合体」で、デザインは、工夫をすれば、どうにでもなるかと。
私が課題を貰ったら、ルクスの人に「ルクスの国旗」をイメージさせることができるようなデザインを目指す。赤を入れなければならないなら、それを逆手にとる。
アンリ大公のクリスマスメッセージを放映するRTLの画面を見ながら、「この国は、赤+白+水色の三色でいいのよ、うん」)

●1月6日の「サプライズ」は?

"After the official team presentation there will be a special surprise....!"とあるが、「サプライズ」は何でしょう。

1.映画«The Road Uphill»を上映する。
2.上記のバリエーション。まだ非売品(発売予定は来年6月)のDVDを来場者全員に配布して、サイン会をする。
3.大公がいらっしゃる。・・・仮にいらっしゃるとしてもサプライズと集客には使えないよな。
4.ランス・アームストロングが来る。・・・アメリカでやるなら兎も角ルクスの人には価値がなさそう。

1の発想の元は、イベントの案内表示の終了時刻が「23:00」と遅いこと。
当初の開始予定時刻は19:45。プレゼンテーションが昨年と同じ90分、15分休憩、映画90分、とすれば23:00に終わる。
と思ったのだが、現在の表示は「18:30 to 23:00」と開始時刻が前倒しになっている。4時間半も何をするのか。

正式発表前に常に誰かが漏らして、サプライズにはならないのが1年前のこのチームのパターンだったが、さて今年は。マネージネントスタッフが変わって、同じ轍は踏まない?

●私がLEOPARDの名称を気に入っていなかった理由

そのうち書くと予告したものの、面白味に欠ける話。
[Read More...]
Category : 
tag : 
「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか
「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか開沼 博

青土社 2011-06-16
売り上げランキング : 761


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

年を越す前にこれを読み終えることができてよかった。
私は、原発を巡る件について「自分を恥じる」感覚を、事故直後から抱いていた。
事故が起こる前までは関心を払わなかったのに、自分の身に火の粉が降りかかってきたからといって、右往左往して、脱原発と言い出した、福島県いわき市出身の著者いうところの「何をいまさら」の東京の人間そのものであることを、自覚している。
この感覚は、戒めとして、これからも保持していくつもりでいる。

人は、子供の頃に植え付けられた価値観を、大人になった後に、根底から覆される事態には抵抗する。
肯定して受け入れていたものを、突然全否定されたとき、すんなりと受け入れることができないのは普通だ。
自分の生まれ育った共同体の営みを否定することも受け入れたくはない。
著者は、「社会学的な研究」という方法を用いることによって、自分の生まれ育った福島=自身のアイデンティティの否定に抗っている。
・・この解釈は、本文の前後に付された章の中の文章によって生まれたもの。

原発の危険性をあえて報じようとせず「安全・安心」の大本営発表を垂れ流す旧来型マスメディアへの批判は既にあり、それは今後も追及されるべき問題であろう。
しかし、一方で、圧倒的な「善意」「善き社会の設立」に向けられているはずの「脱原発のうねり」もまた何かをとらえつつ、他方で何かを見落としていることを指摘せざるをえない。
原発を動かし続けることへの志向は一つの暴力であるが、ただ純粋にそれを止めることを叫び、彼等の生存を脅かすこともまた暴力になりかねない。
そして、その圧倒的なジレンマの中に原子力ムラの現実があることが「中央」の推進にせよ反対にせよ「知的」で「良心的」なアクターたちによって見過ごされていることにこそ最大の問題がある。
(P.372~373)

偶然同じタイミングで図書館の予約の順番が回ってきて、一緒に借り、次に読んだ下の書籍の著者が、上の筆者が批判する、反原発の「中央」の「知識人たち」どんぴしゃであった。
運悪くこちらを先に読んでしまった人がいたら、上の著書を併せて読むことを、強く勧めたい。

福島の原発事故をめぐって―― いくつか学び考えたこと
福島の原発事故をめぐって―― いくつか学び考えたこと山本 義隆

みすず書房 2011-08-25
売り上げランキング : 1240


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

Category :  自転車
tag : 
●Training camp Calpeでのインタビューの総括

PEZ On The Scene: The Andy & Frank Show! (PezCycling news 12/19)
PEZ On The Scene: Johan Bruyneel, Part II (PezCycling news 12/13)
PEZ On The Scene: A Chat With Johan Bruyneel! (PezCycling news 12/12)

12/6のプレスカンファレンスでは、最初にLeopard Trek Continental teamの紹介が行われた。次いでシュレク兄弟のインタビュー。2人の横にはブリュイネールが座り、話題によって補足や説明を加えた。
その後、ブリュイネール1人をプレスたちが囲んで、やりとりがあった。

私の関心の第一は、「ブリュイネールとレオパードサイドがうまくやっていかれるのか?」であり、「ブリュイネールが、彼等をどのように扱い、どのようにチーム運営をするか?」である。

この日の発言を読んだ限りでは、彼は、私に、「いやな感じを何も抱かせなかった」。

・彼は、シュレク兄弟をうまく操縦することができるかもしれない。

兄弟の本質的な部分や、兄弟自身の意見を否定しないよう注意を払いつつ、改革を図っている。それが、私の受けた印象。
公私ともに認めるTTという課題については、向上する余地があるが、拘泥しすぎないという旨を述べている。進歩しても限度がある(大きくは見込めない)という認識に加え、無理強いは逆効果ということを分かった上でのことだろう、と思う。
度々指摘されるもう1つの欠点、兄弟がお互いを待って先に行かない、というレース戦術の点については、プレスの問いかけに対して、問題点として認めなかった。(クレーデンは、先日指摘した)

「3度2位で終わって、いまだに勝てない」としても、3年続けて2位になれる(負けた相手は1人だけで、他全員には勝っている)力を持つ選手には、自分の考えとプライドがあってあたり前。
しかも、シュレク兄弟は、今回、彼等の意志で、ブリュイネールをボスとして選んだのではない。

腹の中にどういう考えがあるにしても、兄弟を「慎重に扱う」だけの思慮深さを、彼は持っている、と受け取りたい。
効を奏したか、兄弟の発言を読んだ範囲では、今のところ「素直に」ブリュイネールの指示に従っている、ようである。
・・といっても、アンディは、ボスから「こうしろ」と言われて、気がのらなかったら、「いやです」と口応えはせず、その場では「は~い」と返事しておいて、すっぽかすタイプ・・だと2年くらい前の時点で思ったので、そこからすると現在の実態も不確かではあるが。

・ファビアンについても、ひとまずは。

ファビアンがブリュイネールとやりたくないと言ったという話が、スイス発信で出回り、1年前と似たような不穏状態を生んだ。
公式発言では、腹の中は判らない。だが少なくともブリュイネールは、ファビアンに対してチャンピオンとして敬意を払い、来季彼が再び大きな勝利を得られるよう助ける努力をする、という熱意と誠意を彼に伝えることには成功したのではないだろうか。

合併後も、このチームは、「シュレク兄弟とファビアンがリーダー」であることに変わりない。
ライプハイマーとブライコヴィッチを失った件についての質問への返答で、「これは、ツールでシュレク兄弟、クラシックでカンチェラーラを中心にしたプロジェクト」だから、彼等の離反は止むを得ない、というくだりがある。
また、2つのチームからの選手のセレクトでは、ディレクターたちのみならずシュレク兄弟とファビアンとも話合いをした、という。

サポート体制が理想的なものではないことは判っている、既にある2チームから選手を獲らなければならず、外部から新たに取る枠に制限があったから。でも今季と比べればよくなると思う。が彼の言い分。

実のところ、今季のレオパード・トレックの失敗の理由を指摘・検討し、修正・対策をして、来季に臨む、ということができるという点で、外部から新たに来たブリュイネールは有利な立場にある、と思う。

見直しは、現体制のままでもできた、レディオシャックと合併したからといって2年目の結果に差が出るとは思わない、とアンデルセンはきっと思っているだろう。そうなのかもしれないが、残念ながら、確かめる術はない。オーナーのベッカは既に、指揮権をアンデルセンから取り上げることを決めた。
(アンデルセンとニガードは、「チャンスを生かせなかった」ということになるのだろう・・)

ファビアンは、来季に向けてモチベーションが高い、という。振り返れば、彼は、年によって波があった。08年に北京五輪を勝った後、燃え尽き症候群で不振に陥り、そこからまた盛り返して2010年に大成功を収めた。その周期をいうと、今季は下がって不思議なかった。昨年が大成功「すぎ」た。

今季の戦績不振の原因のひとつが彼自身のモチベーションにもある、とは、今まで自分は思わなかった。だが、レースの勝敗には「運を自分に引き寄せる」という要素もあって、今季の彼には、それが明らかに欠けていた。
以前、私は、この人は特別なものを持つ選手だ、と書いた。このとき同時に「失敗したり、調子が悪かったり、失望したりする場面も見ている」と書いた。
来季に希望を持ちたい。

●«The Road Uphill»

12/18、ルクスでプレミアが行われ、シュレク兄弟が出席。
RTLの写真
フグルサングやアンデルセンも出掛けた。
ルクスでの一般公開は、12/23。
資料によれば、ルクスでのDVD発売:2012年6月、TV放映:2012年12月。

●ゲントのトラックでのトレーニング

Fränk and Andy Schleck training on Ghent track (cyclingnews 12/20)
元記事:Schlecks trainen enkele dagen op Gentse piste (sporza 12/20)ビデオ付
Andy en Fränk Schleck in Het Glazen Huis (sporza 12/21)

●チーム・プレゼンテーション

チーム公式サイトがアナウンス。
Join us on January 6 in Luxembourg (12/21)
メインの案内ページを、http://www.radioshacknissantrek.com/というアカウントで制作。
UCIの公式では、チーム名はRadioshack-Nissanになるが、こちらを押し通すつもりらしい。
現在のレディオシャックのアカウントも、http://www.livestrong.com/teamradioshack/という代物だから、ありなのかも。

案内のページのデザインは、1年前のものとよく似ている。いや、「同じ」といっていい。
1年前と変わらないのだ、と伝えているのか。
1年前に夢を抱いた我々は、そう受け取るべきなのだろうか?

Category :  自転車
tag : 
●2012年チーム・プレゼンテーション

1月6日、19:45、ルクセンブルク、エシュ=シュル=アルゼットEsch-sur-AlzetteのRockhalにて。
Rockhalのサイトの案内
RockhalのMain Hall、Standingのキャパは6500だそうだ。

案内がそろそろ出てもいいはず、と待っていた。
合併後もルクスでチームプレゼンを行うという事実は、「チームは前年と同じ。我がルクスのチームです。名前がスポンサー名に変わるだけです」というアピール効果を持つかもしれない。特に、合併発表当初、「『私たちのチーム』でなくなる」と拒否反応を起こしたルクスの人々に対して。

●«The Road Uphill»

公開を前に、監督のインタビューが2本掲載された。
Avec Andy et Frank, on s'est apprivoisees (L' Essentiel 12/15)
Der-Mensch-im-Vordergrund (Tageblatt 12/16)

監督は、自転車については知識がなかったという。描かれているのは「人間」で、自転車レースではない。
それでいい、というより、合併話の出る前日に時計の針を戻すと、シュレク兄弟というのは「レースでの勝ち負けの観点を脇に除けて見るべき」存在であり、それを受け入れる人間がファンになる対象、という認識に立ち返る。
「目標は達成しなければならない」・「夢はかなえるもの」という価値観の人(別の表現をすると、「成就欲求が強い人」5年くらい前までの自分もこれ)は、関心を向けずスルーした方がいい。見ていてストレスを感じることがあるだろうから。

Category :  自転車
tag : 
●クレーデン

Klöden: Schlecks must forget brotherly love to win Tour de France (cyclingnews 12/15)

ここ数日間に読んだ、新しく一緒になった人々(具体的にはブリュイネール、ホーナーそしてクレーデン)の発言に、嬉しくなってきた。
「見解が、私と一致する」からである。

再三書くように、結果がどう出るかは判らない。でも、今回の合併は、「シュレク兄弟のやり方を変えさせる」という観点において、明らかに歓迎できる。
今年のチーム体制を継続するなら、来年も、アンディはツールで勝てないだろう。私はそう予想する。(私は、贔屓の選手のやることをすべて肯定して擁護する見方はしない類のスポーツ観戦客なので、こういうことを考える)

「シュレク兄弟にとっては、2位と3位(という戦績)はよかった。でも2位・3位は、我々の目標ではない」
「(1位以外は)フラビオ(チームオーナーのベッカ)にとっても目標ではないと思う。彼は勝ちたい。勝てるかどうかは判らない。でもトライする、多分今年とは違う戦術で」

「もっと早い時期に攻撃する必要があった」
「来季はそれができると思う。今年のレオパード・トレックはいいチームだったけれども、山岳では十分でなかった」
「強い選手が2人だけだと、戦術は限定される。2009年を思い出す。(強い選手が4人いた)我々のチーム(アスタナ)は非常にいいチームで、より多くのことができた」

シュレク兄弟、特にフランクが、今年の戦績について「兄弟で表彰台に上がれて満足」という発言を再三繰り返したことは、一部に反感を招いたかもしれない、と思う。
自分にとってさえ、「敗北を受容するための方便」に過ぎなかったから、「強調しすぎ。あまり言わない方がいい。その感情は、『シュレク家の中だけ』のもので(広げてもルクス国内のご近所さんたち)、他人には共有できないことを認識しないと。『チーム・レオパード・トレックは、あんたら一家の自己満足のためにレースしてるのかね?』と嫌味言われますぞ」

「2位・3位は、チームの目標ではないし、オーナーやスポンサーの目標でもない。どうして負けたのか、反省すべき。それをしないと来年もまた同じことを繰り返すよ」と、真摯に忠告する人がいていいのである。
今季のレオパード・トレックの中には、それができる人がいなかった。多分。

クレーデンも、兄弟に面と向かっては言わぬだろうが、cyclingnewsの記事になれば、兄弟に届く。「届くことを承知の上で」喋っている、と思う。
意見の内容そのものは、これまで誰かの意見としてメディアに流布してきたもので、目新しくはない。だが、クレーデンそしてホーナーは、「来季からチームメートとして兄弟を勝たせるために力を使う」立場から述べている。そこに、「一般世間の意見」とは本質的な違いがある。

3カ月前に私は、シュレク兄弟のチームのGMの立場なら、という話を書いた。
ブリュイネールと、彼の連れてきたクレーデンとホーナーは、私の考えに近いものを持っている、ように見受けられる。。
そしてブリュイネールは、大いなる意欲をもって、「チャレンジ」を始めている。
(ブリュイネールの発言については追って)

●ファビアン

Cancellara: This season shows that I’m human (cyclingnews 12/16)
Procycling magazineの次号に掲載されるインタビューの一部、だそうだ。
現在、彼についての自分の見方は、「ポジティブ」なものに転じた。それをもたらしたのは、ブリュイネールの発言。詳細はブリュイネールの話のときに。

Category :  自転車
tag : 
PEZ On The Scene: A Day With “The Shack!”(PezCycling news 12/9)

「毎年レディオシャックのキャンプに取材に通っている」メディアのレポートと写真。
ルクス(レオパード)側とは視点が異なって面白い。

「今年のレディオシャックのキャンプは、非常に違っていて、妙な感じがした。
説明しよう。これは一つのチームだ。でも、レディオシャックのチームカー2台とメカニックのトラック、それから、小さなレオパードのバンと、メルセデスの車がある。
バイクは全部トレックだ。そして、全部が同じカラーで、ホワイト・ライトブルー・シルバーの組み合わせ。これが、来年のチームカラーになるのだろう(which must be the team colour for next year)。
しかし、レディオシャックの選手たちは、今年のウェアを着なければならない。新しいバイクには合っていない」

レオパード側のファンの自分は、来季のカラーはレディオシャックカラーと推測したが、キャンプでのレオパードカラーの自転車は、逆の発想を、レディオシャック側に生じさせたらしい。(レディオシャック公式サイトのコメントの中にもあった)
少々苦笑い。お互いに、ご苦労さまなことである。

今日、レオパードの公式サイトが、LEOPARD TREKが、デザインの賞を獲ったという記事を載せた。
「チーム名としては来年は残らないのに皮肉じゃないか?」と首を捻ったら、Lee Applbaumの「おめでとう!同じメンバーが、我々の2012年のチームキットとアイデンティティをデザインするんだ」を読んで、納得した。(合併の実態が明らかになるまでにはまだ時間がかかる)

「自分にとって大きな変化は、旧知のメカニックのAlan Buttlerと会えないことだった。アランは、レディオシャック、アスタナ、USポスタル、その前はモトローラで働いていた。でも、新チームにはいない。来年は、ガーミン・サーヴェロで働くから、会えるけれど、ここで彼の姿を見ないのは慣れない」

お互いに、同じ感覚がある。初めは、どこか苦い。
時と共に慣れることは判っているにせよ。

同じサイトが、ブリュイネールのインタビューのロングバージョンを掲載した。
シュレク兄弟の分も、追って載せるとのこと。有り難い。
(Wortが、Web版に一部、本紙に完全版を載せたそうだが、本紙は入手できないし、できても解読できない、うう、となったところだった)

Category :  自転車
tag : 
●7日目

最終日は、スポンサーのためのお仕事。一緒にライド。
JohanBruyneel
New "teammates" @andy_schleck , @leeapplbaum and @schleckfrank ready for the sponsor ride on the last day of our training camp in Calpe.http://say.ly/ECd17fa

Lee Applbaumは、"Shack"と"Schleck"の発音が似ていることから、Shack兄弟に変えない?とジョークを言ったら、そっちがRadioSchleckにしたら?と応酬されたそうだ。どうぞうまくやって下さい。

Negotiating w/ @andy_schleck & @schleckfrank on possibility of changing their last name to "Shack."

Counter-proposal from @schleckfrank & @andy_schleck to change Company name to RadioSchleck instead. Negotiations continue.

FabianShack works ok too, but @f_cancellara thinks RadioCancellara isn't quite as smooth. http://pic.twitter.com/eBLgcgG7

@schleckfrank commands a rainbow to appear over Calpe. End of the rainbow? Team hotel. Seriously. #goodsign http://pic.twitter.com/zD0wa1Ya

Sunset over Calpe http://pic.twitter.com/RMZSeMoR

Amazing 24 hours with the riders and staff of RadioShack-Nissan-Trek. We have something very special here & everyone feels it.

クレーデンも写真を撮って載せている。

●cyclingnewsのプレスカンファレンスのビデオ追加
Video: Schlecks on time trialling, BMC and the Worlds

Category :  自転車
tag : 
●Lee Applbaumの訪問

土曜日は、事実上の最終日。
RadioShackのChief Marketing Officer, Lee Applbaumが、キャンプを訪問。
手土産は、ipad2
メンバーを前にスピーチ

●ホーナーの見解

Andy Schleck must reach Tour de France in better form, says Horner (cyclingnews 12/10)
これを読んで、「合併のメリット」を、ひとつ見出した。

レオパードのメンバーは、シュレク兄弟に関して手厳しいことを言わない。レオパード・トレックはシュレク兄弟のために作られたチームで、兄弟がキャプテンだから、少なくとも、表では言わない。
ホーナーは、立場が違うし、更に、今年のツールは途中でリタイアし、残りをTVで観戦していたことも加わって、客観的で冷静な認識・評価を行い、意見を持ち、それを口から出す。

・今年のアンディの敗因としてまず指摘する点は、「今年の彼のコンディションが、前年(2010年)のレベルよりも悪かった」こと。
・すなわち、一番大きなミスは、ツール中ではなく、ツール前に犯している。コンディション調整に失敗したことに比べれば、レース中のミスは些細なこと。
・但し、第19ステージ(ラルプ・デュエズ)は除く。コンタドールを追ったのは失敗。あれをしなければ、ラルプ・デュエズの登りでエヴァンスからタイムを奪えただろう。
・シュレク兄弟は、山岳の最後の局面でのサポートを欠いていた。来季は、自分が、その役をできるだろう。
・来季のエヴァンスは、相変わらず山岳アシストを欠く。ジルベールとフスホフトの加入はそのことを招く。

1番目の指摘に対し、「成程。こういう見方があるか」となった。
私は、「今年(2011年)の彼の問題のひとつは、『前年より強くなってはいなかったこと』」という文章を書いた。(アンディはツールで勝てるのか
昨年、コンタドールとアンディの2人は、2人以外の全員から頭ひとつ抜け出たレベルにいた。今年は、2人とも、そうでなかった。
そのことを、私は「昨年は、エヴァンスを含むその他の選手たちが不運(アクシデント等)で不調だった」「今年のエヴァンスは、落車せず、コンディションが悪くなかった。そうしたら、アンディより強かった」と解釈し、「今年は、アンディが不調だった」とは、解釈しなかった。
コンタドールについては、「コンディションが悪かった」と解釈したのに、だ。

理由はある。コンタドールには、「ジロの疲労」と「ツール期間中の落車」という「明確な原因」があった。対して、アンディには、同じように「これ」と明確に挙げる原因がなかった。

しかし、言われてみれば、思い出すことがある。
前哨戦のツール・ド・スイスまでずっと、アンディは、不調だという指摘・不安視を、メディアからされていた。
私は、その指摘を軽視した。(Tour de Suisse終了
前年までも、彼は毎年、ツール本番まで、コンディションはいいとはいえなかった。でもいつも、本番には、合わせた。そのことが、私の目にフィルターをかけ、「彼は、今年のツールで、コンディションが悪かった」という解釈が思い浮かばなかった、らしい。

フィルターがあったことに気づくと、「アンディのコンディションが本人比で昨年を下回った」というホーナーの見方も成立するように思える。
確かに、今年、彼が「調子がいい」という発言をするのを読んだ記憶がない。前年は、「人生で一番いい」とまで大盤振る舞い発言をした、あの彼が。

2点目。
アンディが「コンタドールを意識しすぎ、真に意識すべき相手を見誤った」という解釈に、私も賛同する。
自分はツール中、兄弟がエヴァンスを軽視していることが気に入らず、トゲトゲ書いた。

3点目。
レオパードが、最後の局面の山岳アシストを欠いていたことは、私も認識していた件で、作文する予定でいた。
アンディは、サクソバンクに在籍した前年も同様だった。もしも彼が、「08年にサストレが持っていた、アンディという最終山岳アシスト」と同程度の力の山岳アシストを持っていたら?

cyclingnewsの記事は、時々フィルターがかかって、発言者の本旨を誤解することもあるので、保留はつけるが、このインタビューを読む限り、ホーナーをチームメートに得たことを、歓迎したい。

Category :  自転車
tag : 
●休養日

キャンプ4日目は休養日。
スタッフたちがサッカーゲームをやり、グエルチレーナがレース中と同じ調子でイタリア語で叫んでいる。
2日休んだファビアンはお仕事。2時間走って、写真・ビデオ撮影、レーススケジュールを決めるミーティングなど。

●ルクスのスポーツアワード

8日夜、年末恒例のルクセンブルクのスポーツアワードが開催され、アンディ1位、フランク2位。
男性部門は、自転車RRが9連勝中。キルシェン (2003-2005, 2007,2008)、フランク (2006)、アンディ(2009-2011)。
Andy Schleck bringt Radsport 9 Sieg in Folge(Tageblatt 12/8)

●インタビュー記事
Laurent Didier: «Je suis parfois trop gentil»(Le Quotidien 12/8)


●5日目

公式サイト写真
cyclingnews写真

●Tour Down Under(1/15-22)

Tour Down Under公式サイトが、RadioShack-Nissan-Trek の出場選手をアナウンスしている。
RadioShack-Nissan-Trek team announced
Team Manager, Jose Bent Carvalho de Azevedo (POR)
riders: Daniele Bennati (ITA), Linus Gerdemann (GER), Ben Hermans (BEL), Tiago Jose Pinto Machado (POR), Hayden Roulston (NZL), Jesse Sergent (NZL) and Jens Voigt (GER)

●インタビュー記事
King looking to continue progress with RadioShack-Nissan-Trek (cyclingnews 12/9)


●ロンドン(12/3)での写真

Fabian Cancellara London 2012 recon(Cycling Weekly)

●ブリュイネールの発言

«Je n'ai rien à perdre et j'aime les gros défis!»(Le Quotidien 12/9)
火曜日午後4時から行われたプレスカンファレンスでの応答。
cyclingnewsのビデオとの重複部分含む。複数の記事を足していけば、元発言に近いものに辿り着けそう。

この記事の伝える内容には、興味をそそられた。
総括すれば、「ポジティブな印象を受けた」。
私が彼を「信頼」する日が来るかどうかはまだみえぬが、プレシーズンのスタートとしては悪くない。
<フランス語→英語>
[Read More...]
Category :  自転車
tag : 
Video: Changes for Schleck brothers under new regime (cyclingnews 12/7)
cyclingnewsが、シュレク兄弟とブリュイネールのインタビュービデオを連日アップしている。
Les Schleck montent dans les tours (Le Quotidien 12/7)
<フランス語→英語>を末尾に。

・レーススケジュール
これまでのようにツールまでの半期分を確定して発表はせず、現在決めてあるのは2月まで(1月に、3・4月分も決めるだろう)、という。
決定分も、昨年とは異なる。シーズンスタートは、アンディは Tour of Oman、フランクは Ruta del Sol。一緒に走るのは Paris-Nice。

アンディにジロを推奨する意見が世間で喧しいが、先の予定は流動的という公式発言で、ダイレクトな返答を避けている模様。
この件では、フグルサングが、ジロのキャプテンを約束されている旨をずっと喋ってきたことにプレスが言及しないのが自分には不思議。暫くすれば、彼のサイドから話が出てくるだろう。

ベルギーのHet Nieuwsbladが、キャンプに関して複数本、記事を掲載している。
Bruyneel: 'Met geduld probeer ik de Schlecks te overtuigen' (12/7)
見出しの直訳「辛抱強く、シュレク兄弟を説得する」
シュレク兄弟はいない場で取った、とみなせる発言内容。
「アンディを納得させなければならない」という科白もある。なにもかも変えることはできないことは承知だが、「こうすべき」と思うやり方に「変える」ことを目指して頑張る意気込みを、この記事は取り上げている。

Cancellara ziek in bed tijdens mediadag RadioShack-Nissan-Trek(12/6)
ファビアンが風邪をひいた件は、他の記事で読んだが、ここには、こういう話が書かれている。
火曜日のプレスデー(記者たちを招待したメディア対応日)に、選手たちがプレスと話をしたが、カンチェラーラだけは欠席した。彼は、月曜の夜に熱を出し、寝込んでしまった。2日後には復帰できるだろう。

これを読んで、妙な思いつきが「ふっ」と湧いた。
発熱でトレーニングを休むのは判る。でも、記者たちの前に出て来なかった?
椅子に座って喋るのも難儀なほど具体悪かったと?
・・出たくなかったのかしらん。

杞憂であればいいのだが。・・同じ文章を、スパでのミーティングのときも書いたぞ。(やれやれ。そんなことがあったわねと笑う日が来ることを願う)

Éischte gemeinsamen Training am Team RadioShack Nissan Trek(RTL 12/8)
トレーニング中の映像付。
Bruyneel : "La force de notre équipe, le collectif" (Cyclism'Actu 12/8)

・7日付けチーム公式サイトは、両方とも同じ話題(シュレク兄弟のバイクの調整)。

・以前の記事
キュラソーでのsporzaの兄弟インタビュー、真面目な内容部分


Les Schleck montent dans les tours (Le Quotidien 12/7)
<フランス語→英語>
[Read More...]
Category :  自転車
tag : 
●カルペキャンプを伝える記事・写真

チーム公式の写真
Training camp Calpe - day 2 (Leopard Trek facebook)
RadioShack公式サイトは、2日分まとめてキャンプの様子を伝えるレポートを更新した。写真はLeopard Trekと同じ。
RadioShack Nissan Trek Camp: Welcome to Calpe, Spain...

メディア
Kennenlernen unter der Sonne Spaniens (Luxemburger Wort 12/6) 写真
Ici commence la saison 2012 (Le Quotidien 12/6)
Gallery: RadioShack-Nissan-Trek train in Calpe (cyclingnews 12/7) 写真

Erste gemeinsame Trainingskilometer(Tageblatt 12/7)

・初日不参加は2人。イリサール(負傷)とポストゥーマ(病気)。2人とも遅れて合流する。ツイッターで行動を報告している。
・ファビアンは2日目、体調不良で休み。寒いロンドンで試走して、その足で来たんじゃ寒暖差が激しいこと、と思ったら、案の定。
・バイクは水色(レオパード)だが、くっつけたボトルは赤(レディオシャック)。

発言は、バラバラ散らばっていて、このあとまだ出てきそうなので、できれば整理したい。

●Leopard Trek Continental team

Leopard Trek公式サイトは、6日付で、Leopard Trek Continental teamのアナウンスを掲載した。
LEOPARD TREK Continental Team sets off in 2012

内容自体は、前日すでにRTLが報じている。(と思う、多分)
Leopard: Kontinentalequipe mat 11 Leit, dovu 4 Lëtzebuerger

ルクスメディアは、「ルクセンブルク人7人」がカルペのキャンプ地に向かった、と記した。
Leopard Trek Continental teamは、11人中、4人がルクセンブルク人で、RadioShack Nissanには、シュレク兄弟とディディエの3人がいる。
Leopard Trek Continental teamのメンバーは、RadioShack Nissanと同じホテルに滞在している。

●シュレク兄弟ドキュメンタリー

«The Road Uphill» 予告編(2分)
今夏NHKが放映したアンディのドキュメンタリーはデンマークのTV局の制作だったが、地元ルクスでも、兄弟のドキュメンタリー(90分)が製作されている。
12/17リリース、と記事にあるが、我々が視聴可能になるかどうかはまだ不明。

●ジャージのデザイン

ジャージの件だが、タイトルスポンサーのカラーとロゴをメインにするのが当たり前、と思い直し、改めて確認してみると、RadioShackというのは、こういう感じ。グレーの地に赤色の丸囲みR。
そういえば、昨年のジャージは、地にグレーを使っていた。

ベッカは、今年のレオパードの水色やロゴにとりたてて執着があるわけではないと思うのだが(「自分がそうだから」という、けっこう勝手な想像)、100%レディオシャックにすると、「チームとして、レディオシャックが継続して、レオパードが消滅した」印象を見た目に与えるから、「実態は逆なんです」という主張を何かしらの方法でしたくて、ネゴったかも?という気がしたのだった。
普通に考えたらレディオシャックカラーに決まっているのだが、なにせ事情が特殊。さてどうなるのだろうか。

Category :  自転車
tag : 
●2012 roster

2012年のラインナップを(ようやく)正式発表した。
LEOPARD TREK公式サイトと、ブリュイネール公式サイトが、同一文章のリリースを掲載。
(レディオシャック公式サイトは止まったまま)
更新時刻は、ほぼ同一。打ち合わせて、せーの、だった模様。

2つのリリースには、ひとつだけ違いがある。
ブリュイネール公式サイトが、一行多い。
末尾に付加した一行は、
Press Officers: Philippe Maertens & Tim Vanderjeugd

レオパード側のTim Vanderjeugdは切られるのではと思っていたので、ちょっと意外である。
ベッカは、確かにマネージメントをブリュイネールに任せたが、自分の意向を代弁するルートを残すことを主張した、ということだろうか。
彼はブリュイネールと「手を組んだ」が、将来、解消する日が来ることを織り込み済み、というのが、ひとつの解釈。

●ライセンス

リリースの最初の文章で、UCIからワールドツアーライセンスを承認されたことを記している。
UCIが発表して間髪入れずリリースをアップしたと報道されたが、プレスデーを翌日に控えての絶妙のタイミングだった。
ライセンスを取れないことは、当事者もプレスも考えていなかったとしても、正式決定が出ていない状態で、取っていることを前提にした話を公式に交わすのは支障がありそうだった。
内々で話が通っていたのか、そのあたりはみえぬ話だ。UCIとこのチームというかブリュイネールは、うまくいっているわけではなさそうにみえるし。(この類の事情にはまだまだ疎くて読めない)

昨年、4年を得て、残り3年あった期間が2012年単年に縮められた原因は、複数年のライセンスを付与されていたレディオシャックが期間途中で返上してチームをたたみ、こちらに移動したという振舞が一番だろうか。
ひっかかった点が他にもありそうにもみえるが、これだけでも縮める理由には十分だ。

単年であることそれ自体は、実質的に問題にはならないと思う。
UCIは毎年審査をして、問題ありとみなせば、複数年を付与したチームでも今回のように変更する。問題を抱えていなければ、更新はスムーズにできる。
今回更新年に当たり、1年しか認められなかったサクソバンクは、もしコンタドールが有罪になったら、ポイントが激減して、チームヒエラルヒーがやばいという記事が流布している。が、こちらのチームは、複数人でポイントを積み上げているので、1人2人欠けても、ヒエラルヒーの点での問題は生じない。

尚、UCIは、昨年はチームヒエラルヒーの順位を発表したが、今年はしていない。上位15チームを順不同で発表しただけ。
昨年、算定方法が不明瞭だと各所から批判があったせいか、それとも、よもや1位が昨年と同じチームで、でもライセンス交付を保留にしていたので、発表するのは都合があまりよくなかったせいか?
(ポイント計算は各所でやっていて、1位をレディオシャック・ニッサンとした所があった。自分はざっくりみて、BMCでは?と思っていたが不確か)

●リリースの内容

最終文面に至るまでに両者の調整がそれなりにあったんだろうなあ、と感じる。
いろいろあるが、とりあえず一番の話題を。

ファビアンが、"the group of riders for the cobblestone classics"に名を挙げたのが、ワグナー、ポストゥーマ、ルールストン、ラスト。ポポヴィッチの名はない。
爆笑した。笑っていい話ではないのだが、そういう反応になる。
敢えて意味を説明するなら、「そうだよね!を3回くらい連呼する納得」。

「パヴェのレースを全部、カンチェラーラと一緒に出たい」と、あれほど強い意欲を述べたのに(それも、どこかのメディアに喋ったのではなく、発言を掲載したのは、ブリュイネールのサイトである)、公然と戦力外通告。内部でどういう話をしているのかは存じません・・

●ジャージのカラー

「チームキットのデザインとカラーリングをどうするのか」は、ファンとして気になる件。
カラーリングの答の候補のひとつは、今回のリリースで使われたもの。
「白」と「黒」。2チームが昨年使用したもののうち共通する2色。

ライトブルーは、レオパードの色で、赤は、レディオシャックの色だ。
ライトブルーの元は、ルクセンブルク国旗で(と説明を読んだことはないが、そう解釈してよかろう)、兄弟を応援する旗が「ライトブルーと白の横縞の上に赤色のライオン」であることを考えると、赤を足した4色で構成してもOKにも思える。
だが、赤は、ルクスのライオンよりレディオシャックのイメージの方が強そうだから、両方をひっこめることを選んだかもしれない。

そして、バークランツを見て分かるように、この4色だと、今年のオメガファルマ・ロットと同じ。
更に面白いことに、オメガファルマ・クイックステップが、来季のジャージとして、「白ベースに水色と黒」という「今年のレオパードと同じ」カラーリングを採用した発表があった。

●インタビュー記事

It’s back to work for Chris Horner ahead of RadioShack-Nissan-Trek training camp(velonews 12/3)
ホーナーが色々語る。

Andy Schleck begins adventure with Bruyneel and RadioShack (cyclingweekly 12/5)
Schleck: Jeg vil ikke have Tour-sejren (Ekstra Bladet 12/5)
ガゼッタが掲載したアンディのインタビューの一部分を各メディアが引用している。
ガゼッタは元々フィルターが濃い傾向がある。その上に文脈の分からない引用だと本旨を伝えていないケースが少なくないので、3割引くらいで読む。

Category :  自転車
tag : 
●カルペキャンプ1日目

第一報の写真は、LEOPARD TREK公式サイトから出た。

RadioShack公式サイトは更新なし。
時差の関係で、更新が常に遅れるので、1日待ってみるが。

写真のコンセプトはいまいち不明だが、
・残留したメカニックとソルニエを紹介している。「合併でスタッフが」とぎゃあぎゃあ騒いだ我々ファン向けでは。
・確認が取れなかった最後の選手・バークランツが、やっと取れた。(どれだけかかったやら)

・ジャージのカラーが偶然にも、2チーム以外からの移籍組も含めて、「白」「黒」「赤」「水色」の4色で統一感があるのが面白い。
ファビアンとレディオシャックは、全く同じ色遣いだし(この点は、合併話が出てすぐ気付いた)、バークランツを見て、「2チーム合同カラーだ」。
・バイクは、全員レオパードの「水色」。

●ロンドンでのファビアン

Cycling Weekly本誌が特約記事を書いたらしい。
Cancellara rides Olympic time-trial course(cyclingweekly 12/3)
ブリュイネールの他、スイスオリンピック委員会のメンバー2人などが同行した、とある。

Category :  自転車
tag : 
・キュラソーにて
Brüderquiz mit Fränk und Andy(Luxemburger Wort 12/2)
sporzaが、兄弟にお気楽インタビュー。
お互いについてどれだけ知っているかのクイズ。
オリジナルのsporzaのビデオ
和む。

・来週から始動
En route pour de nouvelles aventures(Le Quotidien 12/3)
キャンプの期間は1週間。アンディ他数人は、個人的に引き続き滞在する。
2日目の12/6に、プレスが招待されている。
ジャージは今季のもの。つまりバラバラ、だそうだ。(何を着るんだろう?と個人的に気になっていた)

・ロンドンにて
ファビアンとブリュイネールの2人は、先程、ロンドン五輪のITTのコースの下見に行った。
自分は最初にファビアンのツイートを読んだ。何が目的でロンドンに来たのかは書いていないし、ブの字もない。念のためSigma Sportへとんだら、「ブリュイネールも来た」、えっとなってブリュイネールのツイッターにいったら、"with Cancellara"と書いてある。

Category :  自転車
tag : 
●RADIOSHACK NISSAN TREK
http://www.radioshacknissantrek.com/
http://twitter.com/rsnt
http://www.youtube.com/RadioshackNissanTrek
http://www.facebook.com/RadioShackNissanTrek

Trek

officiel Fanclub Frank&Andy Schleck

●ルクセンブルク
Luxemburger Wort
Tageblatt
Le Quotidien
Radio Télévision Luxembourg
L' Essentiel

Fédération du Sport Cycliste Luxembourgeoise

●イギリス・アメリカ
cyclingnews.com
velonation
velonews
Cycling Weekly

●デンマーク
sporten.dk(BT)
feltet.dk
Ekstra Bladet
Politiken.dk
TV2 Sport
DR Sporten
spn.dk(jp.dk)

●ベルギー
Het Nieuwsblad
sporza
RTBF
HLN.be(Het Laatste Nieuws)

●オランダ
Wielerflits

●ドイツ
radsport-news.com

●スイス
sport.ch
Blick.ch

●フランス
L'Equipe
Cyclism'Actu

●スペイン
EL PAIS
MARCA
as
EL MUNDO

Biciciclismo

●イタリア
La Gazzetta dello Sport

●TdF
Tour de France 2011

●選手
Fabian Cancellara
Jakob Fuglsang
Jakob Fuglsang Fansite
Maxime Monfort
Hayden Roulston
Matthew Busche, cyclingnews.com/blog
Hardly Serious with Jens Voigt

●Johan Bruyneel
http://www.johanbruyneel.com
Twitter:https://twitter.com/JohanBruyneel
Google+: https://plus.google.com/116737637874580304026

●写真
http://www.paulraatsphotography.com
http://www.tdwsport.com/

●Twitter
Tim Vanderjeugd
Philippe Maertens
Lee Applbaum(Chief Marketing Officer, RadioShack Corporation)
Jordan Roessingh

Andy Schleck
Frank Schleck
Fabian cancellara
Jens Voigt
Daniele Bennati
Maxime Monfort
Jakob Fuglsang
Robert Wagner
Joost posthuma
Andreas Klöden
Chris Horner
Yaroslav Popovych
Matthew Busche
Ben King
Nelson Oliveira
Tiago Machado
Markel Irizar
Jesse Sergent
Ben Hermans
Thomas Rohregger
Hayden Roulston
Jan Bakelants
Linus Gerdemann
George Bennett
Tony Gallopin
Haimar Zubeldia
Gregory Rast

Josue Aran Garcia(soigneur)


BMC Racing

http://www.cyclingfans.com/
http://www.steephill.tv/

(2011/12/1)