南の国の太陽、空の色の獅子

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ルクセンブルクのクリテリウムのリザルトを見たら、土井選手が出ていたので、ブログを読みに行くと、様子の記載があった。ちょっと面白いことが書いてある。

周回コースは人!!人!!人!!人が途切れているところが無かった。
観客数をサバ読んだ可能性もあると思ったら、けっこう真面目だったらしい。1.7kmの周回コースの両側に人が立錐していることから計算すると、6万はありうる数字とか。

レース前のミーティングは確かにおもしろい。誰がスプリントするとか、誰が勝つとか、要は、出来レースなんです。君は3位、君は2位とか。 一部では「えーーーーー俺1位がいい〜!!」って冗談を言う選手がいたり。
冗談をとばしたのは誰。
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Category :  散歩
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迎賓館赤坂離宮は、毎年夏に、一般公開を行う。申込をし、出掛けてきた。
内閣府の造っているHPでは、過去の申込と参観の数字を公表している。以前は倍率が高かったが、近年は低い。
自分は、希望した日が落選したが、代替で3日間のうちのどれか、という参観案内ハガキが戻ってきた。これからすると、総合計の倍率は1倍に満たなかったらしい。

総括の感想。
「一度行って損はない」が、「本館内部を見ず、外観だけの方がイメージがよいかも」。

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参観の順路は、本館内部→主庭→前庭。
本館の正面西の通用口から内部に入り、廊下を進みながら、すでに失望感を抱いた。
「安っぽい」のである。これまで見てきた、明治期の建造物が備えている「年季の重み」が感じられない。
壁・天井が「ペンキ塗りたてみたいな真っ白」で、ディズニーかなにかのホテルとかテーマパーク施設のような雰囲気だ。
ドアノブや窓の掛け金は、真新しげなピッカピカの金金キラキラ。最近、大規模な改修工事をしているので、全面的に塗り直して、こうなったのだろうか。

失望感は、最初の間の「彩鸞の間」に入ったとき、ピークに達した。
なんという「趣味の悪さ」。
真っ白の壁に、テカテカの金の装飾。アンピール様式だかなんだか知らぬが、フランスの本物はそれとしてよくても、よそものが下手に真似して作ると、これだけひどいものになるという見本だ。
どこかいい点を探そうと頑張ってみたが、いくら見ても、「趣味が悪い」という感想しか出てこない。見れば見るほど、気持ち悪さが増していく。
こんな所に、海外の賓客を通すのか、と思ったら、げんなりしてきた。

ガイドの方に、「次の間は、もう少し落ち着いて、日本的な感じもありますよ」と言われ、向かった「花鳥の間」は、確かに、先ほどほどテカテカではなく、重厚さがあった。
七宝など日本の工芸の要素を取り入れており、「おふらんす」の前の部屋よりましだが、細部を見ていくと、「フランスの様式と日本の様式の折衷のすさまじさ」に笑いだしそうになってきた。

この後、「中央階段・2階大ホール」「朝日の間」「羽衣の間」を回るうち、段々免疫がついた(鈍感になってきた)のか、後の部屋が前よりましだったのか、最後まで辿り着いたときは、「ボロクソいうのはやめておくか。これはこれでまあ」。
おそらく、「最初があまりにひどすぎた」のであろう。



以上、内装は悲惨だったが、外観は、打って変わって、私の嗜好のストライクゾーンだった。(何を隠そうバロック様式の建造物に弱い)

建物本体は、片山東熊が手掛けたもの。東京国立博物館表慶館のリニューアル時に、表慶館を設計した片山東熊の作品を紹介するビデオを見て、迎賓館が代表作であることを知った。そのときから、いつか迎賓館を見たい、と思っていたのである。

片山の時代の建築には、西洋建築を必死で学んだ日本人建築家たちの気概が感じられる。明治から昭和初期(戦前まで)は、日本人たちが、西欧文化をいかにして取り入れるか、手さぐりで悪戦苦闘していた時代だ。イタリアやオランダの街並みをそっくり真似てホイホイと作る現代とは、精神性が違う。
ネオ・バロック様式のこの宮殿も、細部を改めて眺めれば、「なんじゃこりゃ」となりそうな箇所もあるが、明治期の国家的建築物としての質の高さはあると思う。

嬉しかったのは、前庭から正面を望むとき、「背景に高層ビルが見えない」こと。後背地は赤坂御用地だから、すぐ近くにないのは当然にしても、その向こうにも、ない。
背景にニョッキリ聳えられると、美しい景観が台無しになる。避けられたのは偶然だろうが、素晴らしい。

前庭(北側)からの眺めを満喫した次は、南側の主庭へ向かう。
本館の西側を眺めながら歩いていくと、表慶館と同じ様式の、緑青銅板のドーム屋根が見えた。おお、同じだ、と悦ぶ。

南側の景観も、素晴らしかった。
噴水を前景に本館南面を望むと、「ここは日本か?」と思うほど。
噴水のデザインも秀逸で、「これだけのものが、日本で他にどこにあるだろう?」と感嘆した。

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迎賓館紹介ビデオ


参観者に対する案内・サービスの質はなかなかのもの。
エアコンのきいた休憩室を準備してあるし、記念の絵ハガキの類の販売、郵便局の出張もきている。
受付時に、本人確認と空港みたいな手荷物チェックをされるくらいで、あとはお客様待遇である。
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アンディは、7/29にルクセンブルクで行われたGalaに出た。
彼が主役の凱旋興行で、集まった観客は、主催者推計6万人。しつこいが、この国の総人口は、「46万人」である。
写真

http://www.lequotidien.lu/index.php/les-sports/14049-Andy-Schleck-retour-triomphal.html
このインタビューによれば、この後の予定について、世界選手権はできるならパスしたい模様。

ブエルタは、昨年同様、ツールのメンバーが出そうな感じだ。フランクがツールの代替でやる気満々で、アンディはフランクのサポート。カンチェは、世界選の準備。
http://www.cyclingnews.com/blogs/andy-schleck/from-school-renegade-to-tour-star

Galaの日、リースと別れることを正式発表したが、アンディが、cyclingnewsに伝える、という形をとった。なぜ、このタイミングなのか(キムは新チームの発表をまだできない)、諸々の事情はいまだ不明。
http://www.cyclingnews.com/news/schlecks-and-riis-part-company
諸情報によると、リースのチームの残留確定組は、来週8/1にアナウンスするのかもしれない。その前、ということかも?
もしくは、コンタドールのアスタナ離脱が発表されたことへの対応か。

●噂
情報を探して歩くと、「ナショナルバイアス」が面白い。
デンマークメディアは、デンマーク人の若手有望株のブレシェルとフグルサングには、できるなら、デンマーク人・リースのチームに残留してほしくて、希望的な推測を書き、オランダメディアは、自国チーム・ラボバンクの視点に立って、ブレシェルを獲得できる・できない、の話を書く。
ブレシェルのラボバンク入りの噂は、二転三転し、獲得に失敗したという記事が出たと思ったら、次に、逆転して、決まった、となって、今は、その状態・・のはず。
ボームが、「ブレシェルはうちのチームに必要ない」と言ったという記事には、ははあ、こういう反応もあるわけね、となる。

フグルサングは、Galaの前後アンディとぺったり一緒で(ヤコブが僕の隣でベッドに横になってる、と平然と書くアンディ)、「デンマーク人の皆さま、ご愁傷様です」。
でも、コンタドールのアシストやるか、アンディのアシストやるか、という二択なら、後者を選ぶよねえ。いや、コンタが山岳アシストを引き連れてきたら、ツールに出られなくなりそうだし。(物事の時間的前後関係がまだ判らぬが)

●デンマークの話
デンマークといったら、ラース・フォン・トリアーとヴィルヘルム・ハンマースホイくらいしか出てこない自分だが、リースのおかげで、少々調べることに。

小学校で英語、中学校でドイツ語を教えるので、デンマーク語と合計3か国語を話せるらしい。
4か国語以上が標準のルクセンブルクには負けるが。
隣に強国を持つ小さな国は、複数言語が必需になるということだ。母国語しか喋れない人が多いスペイン・イタリア・フランスは、地図を見れば、圧倒的にでかいし、人口も多い。
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・コンタドール

「コンタドールの調子」に関する疑問(第17ステージ後の記述)は、第19ステージTTの絶不調ぶりで、本人の発言を待つまでもなく、明らかになった。
マイヨ・ジョーヌ確定後の記者会見で、本人は、今年は、昨年のレベルになかった、調子の悪い日があった、と述べた。

あとから考えれば、彼がアルプスで調子がよくなかったことに疑問の余地はなかった。ただ、ツールは長く、最初よくなくても、最終週に調子を上げられる可能性があるので、最後まで見てから、と待っていただけだった。

さて、このことをどう受け取るか。
1.「不調だったにも拘わらず、マイヨ・ジョーヌを守ることができた」という肯定的な評価
2.「絶対王者にみえたコンタドールでも、弱くなるときがある。今後もつけいる隙はある」という否定的な評価
まったく正反対の見方両方が可能だ。おかしな感じもするが、そうなると思う。

連想するのは、2003年のランスだ。あの年の彼は、体調不調に苦しんだ。なんとか凌ぎ、その後も連勝記録を伸ばしたので、それを援用すれば、コンタドールも心配には及ばない、といえる。
しかしランスの場合、03年は5勝目で、4回勝ち続ければ5回目にはこういうこともある、ともいえるし、当時は今のような厳しいドーピングコントロールもなく、様々な要素でもってランスが有利だった、と思う。

コンタドールは、7連覇中のランスほど「勝利のための徹底的な環境」を持っておらず、今後もそれを作れるかは疑問のように思う。ランスの偉業は、ブリュイネールというパートナーがいてこそで、コンタドールは、ブリュイネールにあたる人間を持っていない。
よりよい環境を手に入れることは可能にしろ、ランスのような、他選手に対する巨大なアドバンテージを得ることができる時代ではなくなった、のではないのだろうか。

といっても、今年、「昨年より低いレベルの」コンタドールについていかれたのはアンディ1人であり、となるとアンディの(チーム力も含めた)戦闘力次第では、コンタドールの地位があっさり安泰になる可能性もある。
彼の不調が、今年1回きりで、来季以降「昨年レベル」に戻り、同じ失敗を繰り返すことはないのか、そうでないのか。
未来は神のみぞ知る、といったところだろう。

・アンディ

アンディは、3回目のツールも、「コンディション調整に成功」した。
TdSのときに言及したが、コンディション調整の成否は、このとき書いたような「運」ではなく、「選手の能力のうち」と評価するべき、だろうと思う。

アンディは、今季序盤、故障・病気で、調整が遅れ、レーススケジュールは狂うわ、レースのリザルトはさっぱり出せないまま、ツールが近づいてきた。本人は、「調子がいい」というコメントをしていたが、外部からみると、いまいち信用しきれない。
挙句に、ツール直前の国内選手権中の練習で落車し、あちこちに傷をつけるざまで、応援する側としては頭を抱えた。
傷跡を残したまま、ツールの第2ステージで、ご丁寧にも「2度」落車し、また傷を負い、此方は気が気でなかったが、「コンディションは絶好調」のまま3週間を終了した。
「恐れ入りました」である。

シーズン前半、「(リザルトが全然でも)アンディはツールに間に合えばいい」と辛抱強いコメントを繰り返して、アンディを信用したリースは偉い。
信用するだけでなく、リースは、TOCで、今は調整第一だから目一杯はダメと、山岳で逃げをやめさせ、後ろに戻れと指示する、ということまでした。
コンディション調整は、本人だけでなく、こういうチームのやり方にもかかっていることがよく判った。(それがゆえ、「ツールで勝ちたいのなら」リースのチームを出ていく選択は正しいのか?という悶々が此方にはあるわけで、現在飛び交うストーブリーグ情報にストレス最高レベルである)

・その他

上位を狙ったリクイガスコンビのうち、バッソは、体調ボロボロ、大失敗のツールになった。ジロにピークを持ってくるとツールは厳しい、という例が続いている。昨年のジロ勝者メンショフも、ツールはダメだった。

ツールに照準を合わせたクロイツィゲルは、(バッソと違い)体調はいいが、どこかでリミッターがかかっているようで、力を出し切れていない、期間中に全員に検査をしたとき、彼1人だけが、プロローグ時と数値が同じだった、身体能力は低下していないが、持っている力を出せていない、という中野さんの話は、「そういうこともあるのか」と非常に興味深かった。

今年のツールは、序盤のステージが、例年より各段に厳しいものになった。落車が相次ぎ、無傷でいられた人数の方が少ないのでは、と思ったほど、怪我人が大量発生した。
そして、寒いスパから、暑いフランス。蒸し暑さが、選手たちの体調に影響を及ぼしたように見受けられる。

落車によるダメージ、厳しいレース展開による疲労、寒暖による風邪等、体調に何らかの問題を抱えて3週間を闘った選手たちが、今年は多かったのではないだろうか。
その中で、高いレベルのコンディションを維持できる選手が、成果を出せる。だから、「コンディション維持も実力のうち」といっていいと思う。
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何から書こう?
多くのことがありすぎた。そして、解釈や評価は、様々に思い浮かぶ。一つに定まらない。感情もまた、一つではない。歓びと無念、不安と期待、正反対のものがまぜこぜになって存在する。正直にいえば、まだ混乱している。
けれども、早いうちに書いておかねばならない。待てない事情がある。

いい面を書こう。前を向いて。

私は、今年も、ツール開始時に、彼を過小評価した。昨年そうで、今年も繰り返した。
彼が、マイヨ・ジョーヌを着ることを想像しなかった。
山頂ゴールで勝つことも。

第8ステージ、ゴールする瞬間まで、勝つと思わなかった。
彼が、ツールで、勝ちに行って、勝つ姿を、初めて見た。
兄さんのいないレースで、一人で戦って、勝った。

第8ステージの勝利を見た後の自分の放心と動揺に、私は、「本心では」、この光景を見たかったのだと、初めて気づいた。
私は、自分の本当の願望を、心の奥に押し込めていたのだ。

マイヨ・ジョーヌを着ることは、第3ステージ後に、上にエヴァンスしかいなくなったため、ありうることとして想定できた。コンタドールが攻撃して彼を追い抜く前に、エヴァンスが遅れたら、自動的に回ってくる。
それでも、黄色を着た姿は、現実のものとして考えづらかった。黄色のコラージュの写真をネット上で目にさえしたのに、それでも、ピンとこなかった。

ゆえに、第9ステージの表彰台で、黄色のジャージを着る姿を見たとき、「彼のためにあつらえたかのように」ぴったり似合っている、何の違和感もない、と思った自分に、自分で吃驚した。
新人賞の白のジャージがあれほど似合うと思っていたのに、今日からは、白よりも、黄色の方が似合う。そう見える。

そうであったから、黄色のジャージを手放したことは哀しい。その気持は隠せない。
「あそこでああだったら」「ここでこうだったら」パリで黄色を着られたかもしれないのに、という未練は、今もある。
コンタドールが不調で、パヴェでリードを作れた今年が、マイヨ・ジョーヌを手に入れる最高のチャンスで、その後、これほどのチャンスは二度となかった、と後日言うことになるかもしれない、とも思う。

けれども、他方で、「今年は、まだ、彼がマイヨ・ジョーヌを取る時が熟していなかった」という言葉も浮かぶ。
彼はまだ25だ。彼にとって、マイヨ・ジョーヌは、ゴールだ。若くして取ってしまったら、その先がなくなる。彼はまだ、苦労をほとんどしていない。だから、いいのだ、今年取れなくて。

間違いなく、彼は、今年、階段を一歩登った。成長して、マイヨ・ジョーヌが手の届く所まで来た。
2008年から2009年、2009年から2010年、1年経つごとに、確実に強くなった。
今はまだ、足りない所、欠けた所がある。でも、これからまだ成長できる。もっと強くなれる。

希望を抱いて、見ていこう。彼の未来に何があるのかは判らないけれど、きっと、私の選択は間違っていない。
チャンピオンになる前の子に目をつけて、失望させられたことは一度もないから。(いや、今までは間違えなくても、目が曇って、外すことはあり得るので、カラ元気に近いが・・あと、もし恒例のパターンだと、「4年待って」叶う。つまり3年先)
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●写真
その1
「Here are the beautiful Tour- boyfriends」というタイトルがつけてあるが・・

その2
ここの写真は、素晴らしいと思った。
http://www.boston.com/bigpicture/2010/07/2010_tour_de_france_-_part_i.html
http://www.boston.com/bigpicture/2010/07/2010_tour_de_france_-_part_ii.html

●賞金
ツールは、賞金のシステムが公表されており、Ekstra Bladetが計算すると、次の通りになったという。

Astana 488,886 euros
Team Saxo Bank 292,392
Rabobank 192,978
Caisse d'Epargne 114,604
Euskaltel -Euskadi 594,746
Team RadioShack 92,018
Omega Pharma -Lotto 90,424
Team HTC-Columbia 88,988

個人総合成績が占める割合が高いことが判る。総合一桁の選手を抱えるチームが必死になるのは道理。
で、以前、Jスポの放送内で、中野マッサーが「賞金は、優勝した選手を除いた選手・スタッフで分配するのが慣例」という話をしていたが、まさか、ツールの賞金もそうなのだろうか?という疑問が頭に浮かぶ。

●サクソバンクの部屋割
第4ステージ以降
・アンディ、ニキ(アンディのTwitterから)
・フォイクト、クリスアンケル(クリスのブログから)
・フグルサング、ブレシェル(CNのフグルサングへのインタビューから)
・カンチェ、オグレディ←残り

●表彰式
・アンリ大公
プレゼンターに、色々な人を呼んでくるが、どういう立場の人か、当該の国の人でないと判らないケースが多い。
マイヨ・ブランの表彰式に来たのは、ルクセンブルクの元首、アンリ大公だった。
表彰式
シュレク一家と
昨年・一昨年を確認したら、大公は、昨年もプレゼンターを務めていて、2年連続。

・目を逸らすメンショフさん
録画を見ても判るが、総合の表彰式で、アンディに続いて壇上に上がったメンショフは、最初、コンタドールとアンディの方を見ているのだが、コンタがアンディに熱烈にハグを始めたとき、ついと横に目を逸らし、そのあと視線を下に落としてしまう

●NHKBS総集編
8/1(日)15:00~16:50
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●歓びと切なさと

カンチェラーラの言葉は、歓びと同時に、切なさも呼び起こす。

http://www.cyclingnews.com/news/cancellara-happy-to-fill-gap-on-his-palmares
http://www.fabian-cancellara.ch/ch/cancellara/en/news/view_news.html?12550200000
http://www.letour.fr/2010/TDF/LIVE/us/1900/journal_etape.html

彼を始め、チームの人々は、アンディを、守り、教え、導き、育ててきたことを、改めて、知る。
本当に、アンディは、チームの年長の経験豊富な選手たち、スタッフ、リース、チームすべてから、大切に育てられてきたのだ。
そして、彼は、チームの人々の期待に応え、成長した。

カンチェが、ゴール後、アンディをハグするシーンを、今年のツールで、2度見た。
第3ステージ(パヴェ)でのカンチェの表情には、歓びと哀しみの両方の感情が窺えた。
「俺から離れず、よくついてきた。成功だ。ライバルにタイム差をつけたぞ」とアンディを褒める気持と、フランクを失った事実に動揺するアンディへの気遣いと。
彼は、フランクのクラッシュの後、「振り返るな!」とアンディに怒鳴ったという。(怒鳴った、という表現はみかけていないが、彼は「声がでかい」ので、客観的にいえば、そうなるのではと思う)フランクのことを考えるな、俺についてこい!と有無を言わさず引き摺っていったようなものである。

第19ステージでは、チーム総がかりで(自分、オグレディ、リース、スタッフ、と並べている)教え込んだTTの改善の成果を出したと、アンディを満足の笑みで迎え、褒め称えた。

そして彼は、07年ジロに言及する。3年前、何も知らなかった、幼いアンディが、今ここまで成長し、本当にマイヨ・ジョーヌを狙える力を持つ選手になったことを、喜ぶ。
「昔を振り返る」言葉は、アンディに手取り足とり教え、守るのは、これが最後、という、はなむけのように映る。

来年は、別のチームで走ることが決まっている。もう、自分は教えてやれないし、助けてもやれない。でも、ここまで成長したから、大丈夫。この先、チャンピオンになれる。
そう言っているように読める。

人には出会いと別れがある。自転車ロードレースの世界で、同じ仲間たちがいつまでも一緒にいることはない。いずれ必ず別れるときが来る。
チーム・サクソバンク(リースサイクリング)は、今年のツールで、最上のもの(マイヨ・ジョーヌ)を手に入れることはできなかったし、9人全員でパリに行くこともできなかった。
けれども、失望を抱くには値いしないだろう。

「素晴らしいチーム」を失うことに寂しさはあっても、前へ足を踏み出さなければならない時もある。きっと、みな、それを判っている。
チームの末っ子アンディが、目覚ましい成長をした今年、巣立っていくなら、それもまた巡り合わせ。

みなの来季の居場所はまだ不明だが、ツールが終われば、おいおい明らかになっていく。発表を待とう。
もしかしたらブエルタでもう一度会えるかな?フランクが、出たがっている発言をしているから。
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●真実は

レース後の「余裕綽々」のコンタドールのコメントを読みながら、全日程終了後の発言を早く読みたいものだな、と思った。
今はまだ、レースが継続中なので、本当のことを全部は喋らない。悩まされている問題があっても、言わないのが普通。昨年がいい例で、ツール中は隠していたランスとの確執の実情が、終わってから表にボロボロ出てきたことは記憶に新しい。

どういうスタンスに立つかで、解釈・感想は大きく異なるが、自分のように、「コンタドールは、登坂力・TT共に、ライバルに対して圧倒的な優位を持つ」という認識を持っていた人間からすると、今年の彼は、「調子がよくない」としかみえない。
彼がアンディに対して「山岳でタイム差を全くつけられなかった(完全にイーブン)」など、「起こるはずがない」ことだった。
(第15ステージのゲインは、アンディのアクシデントによるもので、登坂力の「実力」によらないので計算から除外)

確かに、ツール総合優勝のためには、ステージ優勝は必要ない。ライバルを叩きのめす必要もない。「TTでタイム差をつけ、山岳はライバルにべったりはりつく」この方法で勝てる。「ツールに勝つための正攻法」で、文句をいう筋はない。
しかし、昨年までの、「絶対的に強い」コンタドールを見ていると、今年のレースぶりには、首を傾げざるをえない。
ブックメーカーから公式ガイドの評価から、どこを見ても、コンタドールが絶対的大本命で、アクシデントがない限り、彼が負けることは考えられなかった。
問題は、誰が勝つかではなく、コンタドールがどういう勝ち方をするか、であったはずなのである。

第15ステージで、アンディを待たなかった件について、自分は、「これは、『コンタに、余裕がない』現れなのかなあ?」という解釈を抱いた。
30秒のビハインドは、この先のトゥールマレ、仮にそこでイーブンでも、TTで確実に逆転できる。事実上、彼は優位にいる。今日、待ってあげて、一緒に行っても、支障はない、ようにみえるのだが、それは外部の見方であって、本人は、そんな余裕をかましている状態ではない、のだろうか。
やはり、本調子になっておらず、不安がある、そういうことか?

いずれにしても、今年は、彼にとって、けっこうしんどかった、のではないだろうか。(昨年も大変だったから、今年「も」だが)
そのあたりは、終わってから話すだろうから、待ちたい。(コンディションは万全で、万事、計画通りでした!とか言われたら、う~むとなりそう)

●チェーンゲート

第15ステージの事件について、私の意見を言えば、「待つ必要はなかった」も「待つべきだった」もない。
待ったら、「自転車ロードレースは、こういうのが、F1と違って、美しいのよねえ」だし、待たなかったら、「ふうん、待たなかったんだ」。
それだけの話である。

しかし、世間は、自分のような人間だけではない。「待つ必要はない」と言い放つ人がいる他方、「待つべきだ!」と非難する人もいるのが現実なので、待たなかったときは、非難を浴びる覚悟をしておきなさいね、と。
非難を浴びるのがいやなら、やるもんじゃない。アンディが怒るのは判っていたくせに、あとになって、「ごめんなさい。赦して」というのは、みっともいいとは言い難い。
機嫌を直したアンディに、「ブーイングをやめてね」と世間にお願いさせるのも、チャンピオンのすることではないんじゃないの、と思う。

これは、02年オーストリアで、「チームオーダーに従って、勝利を譲ってもらったのなら、それが引きおこすことに対する責任は負いなさい。表彰台でブーイング浴びて、おじけづくなど、見苦しい!しゃんとしとれ!オーダーが無かった方がよかった、などと口から出すな!あとでそんなこと言うなら、抜くな!」というミヒャエルに対する考え方と同じである。

待たないなら待たないで、いいのである。待つ必要なしという意見を述べる選手や関係者はどっさりいる。
だから、言い訳をしなくていい。言い訳は、かえって見苦しい。・・以上が、自分の意見。

●サクソバンクの皆様、お疲れ様でした!

トゥールマレ突入前の、総力を挙げたサクソバンクトレインに、感動した。あのトレインの組み方は、今回ツールで初めて見た。
調子悪くて、仕事できないんじゃないの、と書いたカンチェも、クリスアンケルに比べ貢献度がいまいちにみえていたフグルサングも、ここぞとばかりの覚悟の仕事ぶりだった。
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●夫婦喧嘩は犬も食わない

アンディとコンタドールは、一晩で仲直り。
http://www.cyclingnews.com/news/contador-and-schleck-make-up-on-french-tv
レース後、一緒にTVに出て、ハグ。(ここにある写真かな
コンタが表彰台でブーイングされていることについて、インタビュアーから、直接カメラに言える?と聞かれたアンディは、TVカメラに向かって、「ブーイングをやめて。僕のために」

GH: Can you say it directly into that camera?
AS (looking directly into the camera): Everyone stop that! Do it for me.
GH: That’s good to hear because I think it is right to respect the yellow jersey and also to respect great champions.
AC: I just want to say many, many thanks for that my friend.


コンタは、こんなに下手(したで)に出なくてもいいと思うのだけれど。

・・なんか、ほんとに妙な2人。これじゃあ、仮にアンディが理不尽な理由で腹を立てても、コンタが、ごめんよ、仲直りしたいんだよ、と折れそうな勢い。
コンタのつたない英語では、内容の深い会話は成立しなさそうで、仲がいいというのは無理がある感じがするのだが、なんなんだろう。言葉が十分に通じなくても、魅力的にみえるとか、そういうことか?(男と女ならありだし)
スペシャライズドのギャグCMでは、アンディが、掛けあいで、コンタに「勝って」いるのだが、あれを作った人、2人の「現実の関係性(力関係)」をちゃんと判った上で、作ったのだろうか。改めて見ると、奥が深い。客観的にいえば、2度のマイヨ・ジョーヌのコンタの方が、0勝のアンディより、選手として明らかに「格上」なのである。

第16ステージ、レースのプレスタート直後、アンディは集団の後ろにいる。通常、4賞ジャージは最前列に並ぶのだが、コンタを避けたのか?
プレスタート後、ヴィノクロフが、アンディのところに来て、話かけている。これはどうみても、「昨日の話」だろう。
レース中、アンディはクレーデンと並走して会話していたときがあり、「経験豊富なお兄ちゃんたち」が、とりなしているのかなあ、と想像してしまった。

これは、20日ではなく、13日の2人の写真。一瞬の出来事を、カメラマンは連写して捉えているのだろう。

●サクソバンクの作戦

チームの作戦が明確に見えるのがサクソというチームで、攻撃する日としない日がはっきりしている。しない日は、翌日の攻撃に備えて、アシスト陣を休ませる。
ピレネーは、1日目休みで、2日目総攻撃。3日目休み、4日目が最終決戦。
2日目第15ステージのアシスト使い切り総攻撃は、タイム差を得ようという目的がはっきりみえ、チェーンが絡まった瞬間までシナリオ通り運べたので、あの結果は、痛かった。
翌16ステージ、アシスト陣がスタート直後から早々に遅れてしまったのは、前日足を使いすぎたツケだと思った。

第17ステージに備えて、無理しない予定でいたろうが、あれほど早くから、みなが千切れるつもりはなかったろう。
チームカーは、序盤の一時期ひやひやしたのではないか。ハイスピードレースが続く中、みなが調子悪くて、あやうくレースの大半でアンディを孤立させる所だった。
「第一山岳アシスト」のクリスアンケルが、昨日働きすぎたせいか、絶不調で、あっというまに遅れた。フグルサングもすぐ遅れ、山岳班壊滅の中、オグレディが頑張りぬき、ちぎれちぎれながら、フグルサングが途中でなんとか戻ってきて、バトンタッチしたが、アシストをあてにできないアンディは、相変わらず自分でボトルを取りに行く。

レース後、フォイクトが最初の1級の下りで落車して、大怪我をしたことを知る。パリまで行くことはできそうだが、戦力がまた減ってしまった。

フランクのリタイアで、山岳の最終アシストがいないことは判っていたが、そこまでの戦力が、昨年までより低下したようにみえるのは何故だろう?
08・09年は、フォイクトとカンチェが山岳でもけっこう働いた。フォイクトは、今年も頑張ってきたが、カンチェが、ほとんど登れない。

第3ステージで、コンタドールに対する1分13秒のマージンを叩きだしたのはカンチェの力のおかげだ。この貯金で、アンディは、2日前までマイヨ・ジョーヌを着ていたので、カンチェは今年のツールで十分な仕事をしたといっていいのだが、パヴェで速い代わり、山を登れなくなった、のだろうか。

春のフランドル連戦にコンディションを合わせ、首尾よく大成功を収めた後、コンディションを一度落とし、ツールまでに戻すスケジュールだったが、ツール前哨戦のTdSは調子がよくなかった。
昨年のツールのときより、体重が多そうな感じもするし、もしかしたら何か疾患で調子が悪いのかもしれない。

明日第17ステージが最終決戦で、ここで仕事しないと、あとはする所がないから、全員がやれる限りのことをするしかないけれど。

●決戦は第17ステージ

昨年も、第15・16で思うようにいかず、最後の機会の第17ステージを頑張ったことを思い出した。
といっても、昨年は、「コンタドール以外のライバル」を突き放すことに成功しただけで、コンタドールは、最後までついてきた。

昨年、コンタドールは、第7ステージと第15ステージでアタックを決め、「誰が最強のクライマーか」を世界にみせつけた。
アンディは、コンタドールに「全く」歯が立たなかった。
第15ステージの後、十分なマージンを持ったコンタドールは、自分から攻撃をする必要はなかった。第17ステージで、余裕を持ってシュレク兄弟についていき、クレーデンがシュレク兄弟から離れることがなかったら、アタックを決めて、勝っていただろう。

今年ここまでのコンタドールは、昨年のような「圧倒的な強さ」を、一度も示していない。
第8ステージの山頂で失った10秒は、第12ステージで取り返し、昨年と同じく第15ステージ終了時にマイヨ・ジョーヌを着たが、それは「他選手に絶対的な登坂力をみせつけて」取ったものではなかった。

昨年とは、様相が、明らかに違う。コンタドールは、登坂力で、圧倒的な優位を持つのではなかったのか?昨年、第15ステージで、アンディに40秒差をつけたコンタドールはどこにいった?

仮に明日、アンディにマイヨ・ジョーヌを奪われることになっても、大差がつかなければ、TTで明確な優位を持つコンタドールが、最終的な勝者になる。大方の人の予想と同じく、自分も、アンディがパリで黄色を着る夢は持っていない。
そうであっても、明日の勝負は、見ものだ。今年ここまでみせてきたように、アンディの登坂力が、コンタドールに太刀打ちできるのか?
それとも、「憎たらしいほど強い」コンタドールが蘇るのか?

「コンタドールが勝つに決まっている」という見通しで、今年のツール観戦をスタートした自分は、こういう気持でトゥールマレ頂上決戦を迎えることができただけで十分幸せだ。(緊張で、夕食が喉を通らないかもしれぬが)
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思いもよらない展開が続く今年のツール。

コンタドールはアンディを待つべきだったか否かの論議は、F1のチームオーダー論争を、自分に連想させた。
表彰式で、コンタドールが観客からブーイングを浴びた光景に、02年オーストリアを思い出した。
この類の論議は、双方が自分の意見を言い張って、どこまでいっても平行線だ。反対者を説き伏せることはできない。F1で免疫がついているから、スルーである。

コンタドールの反応がどうなのか、興味津々でいたら、このビデオが。
http://www.cyclingnews.com/news/contador-makes-youtube-apology-to-schleck

思わず、笑いそうになった。
不特定多数を対象に作ったはずなのだが、英語字幕を読む限りでは、「アンディ、仲直りしようよ。僕等まだ友達だよね」と、アンディに言ってるみたいな内容。
なにせビデオのタイトルは、「Alberto Contador explains his feelings about Andy Schleck and himself after Stage 15」。

問題が起こったのは、アンディと自分の関係。アンディが怒っているので、ごめん、もうしないから、と謝っている。
"maybe I made a mistake, I'm sorry"と、いともあっさり。
世間(第三者)の声はどうでもいい。観客からブーイングされたことより、アンディが怒っているのが、自分にとっての一番の問題・・みたい。

というのは、自分の受け取り方で、ご本人の本心は判らぬが、コンタドールのアンディに対する好意には、ランスのような下心(「危険なライバルを潰そう」という意図)は感じられないし、アンディに嫌われたくない気持は本当のような感じがする。

ということで、この後の、アンディのコンタドールに対する態度がみもの、である。
許して、また「にっこり」してもらったら、コンタ喜びそう。(どことなく変な話だが。コンタって、「アンディに懐いてる」雰囲気が・・)

さて、一部報道では、怒り狂ったようにも伝わったアンディだが、ツール公式のインタビューの際、インタビュアーの目に、アンディは、いたって冷静で、「リラックス」してみえた、とある。
http://www.letour.fr/2010/TDF/LIVE/us/1500/journal_etape.html

From the moment that Andy Schleck dropped his chain, until he started riding again after his attack on the Port de Bales it was 28 seconds. At the finish, he lost 39 to Alberto Contador who is the new leader of the Tour de France. Andy is angry but he could also give lessons in how to be forgiving…

“Now I’m really angry. I will ride on the Tourmalet until I fall from my bike and give everything to this race.
“I felt really good but what counted at the end of the day is the time that you have when you arrive at the finish and I was so far back even with what I did on the descent.
“I promised my brother this morning that I wouldn’t take any risk on the downhill but I think I went down pretty fast... for me, let me put it that way. I didn’t want to lose too much time.
“Things happen, and everything happens for a reason. People can say what they want but they also have realize that Alberto was one of the guys who waited for me in Spa and that was really a great sign of fair play. Chapeau! Today was a different story, a different scenario but the Tour is not finished.

[Question: Andy, you seem so calm. You speak really relaxed but are you not mad with your bike or at anyone – maybe with Alberto?]
“What happened, happens. I cannot change the situation even if I’m mad. Of course I wouldn’t have minded to throw my bike into the fence and just hit someone but you’ve got to keep yourself under control in situations like this. If you just stay calm it’s worthwhile. If yell at people, it won’t change the situation. It is how it is. I’m not crying behind my jersey. In the end it comes down to the fact that this is a bike race and we will make the final count. I’m not done with.”

そうだろうと思う。落胆も動揺もするが、切り替えが早い。激昂もしない。そういうタフなメンタルを持つ子だ。

今、私は、自分の選択の見事さに、自分で感心している。2年前、彼に目を止めた後、「この子を選んだのは間違いだったんじゃないか」という思いがずっとあったが、間違えていなかったんだなあ。
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・Jスポ実況へのケチ

非常に楽しく見ることのできた第14ステージだったが、Jスポ実況のメチャクチャさにうんざりさせられた。

登りに入る前に、Saschaが今中氏と浅田氏に、この後のレースの展望を尋ねるが、返事が、2人とも、トンチンカンである。

自分のつっこみ
「このままアスタナがコントロールして、ナバロが牽けるだけ牽いて振り落としをするでしょ。第9ステージと同じ。ナバロのあとヴィノ。08・09年にサクソがよくやっていたことを、今年はアスタナがやってるんでしょ」
「今中さん、言ってることが違うと思うよ。アスタナは、逃げ集団に興味ないでしょ」
「下りでダブルサンチェス、と盛んに言うけど、下りで終わりじゃなくまた登りがある。登りでつかまえられるんじゃないの」
これだけなら目をつぶったが、

登りに入った途端に、「サクソが大勢落ちた!」と騒ぎ立てたのには、「元々、登れるのは2人(クリスとフグルサング)しかいませんので、5人落ちていいんです。
んで、アンディは、コンタをマークすればいいんです。コンタに張りつくんです。それしかないでしょ。騒がんでいい」

集団内でアンディのいる位置が端っこでヘン、と騒ぐので、「変じゃありません。前にコンタがいるでしょ。アンディは、コンタのお尻が見える位置にいるの。コンタが端にいるから、アンディもそこなの」

サクソのアシストが誰もいないのでは、と騒ぐので、「いるでしょ。これだけ人数多いんだから。この数なら、まだ、クリスが落ちるレベルじゃない」と集団に目をこらすと、さっそくサクソジャージを1人発見。
「ホラ、いた」と思った直後、「アンディが1人になってしまって心配ですね」(浅田)
これには、「たった今、画面に映ったでしょ!」
「みかけないですね」(Sascha)
「・・ダメだ、この3人・・」

アンディがチームカーに下がって補給を受け取るのを見て、また騒ぐので、「Sascha、うるさい!アシストより余裕あるのよ。まだこれだけ大勢残っているんだから(30人くらい)、ペースがかなり遅いのよ。・・たいしたことないシーンを、さもおおごとみたいに騒ぎ立てるF1の地上波みたいじゃないか」

超級を超え、下りの途中で、「我々、アンディを心配しましたが」(浅田氏)に、「ホント、ダメだ、この3人・・」
浅田氏は、昨年も、数回に渡って、「言ってることがヘン」とモヤモヤしたが、今年確定的になった。此方は、ど素人観客だから、プロの意見をヘンというのは傲慢だと昨年は遠慮していたが、間違いは間違いである。



今年、実況にひっかかった最初は、第9ステージ、人生初のマイヨ・ジョーヌを着たアンディのインタビュー後。
最初のフランス語のインタビューでは、冷静な顔で、笑いながら返事していたアンディが、ルクセンブルク語のやりとりに切り替わったとき、表情が変わり、話しながら、泣きそうな顔になった。
そういう顔を初めて見た此方は少しうろたえ、ホロリとなっていたら、切り替わったスタジオで、「クールな表情でしたね」(永田)。
インタビューの訳をした栗村氏、今中氏とも言及せず。

「ええ?」と不審を覚えたが、「モニターが小さくて、表情が見えなかったのかなあ」

ところが、第13ステージで、ゲストに来た女性から、スタジオでは大きな画面で見られる、という発言があった。
結論は、「『男は、人の表情をよめない』の事例」。

(かつて、ミヒャエルの顔を見て、機嫌がいい悪いの解釈が、男と女でパックリ分かれ、「はっきり顔に出てるじゃん、なんで、男はわからないの?」となった経験有)
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アンディがマイヨ・ジョーヌを着て4日目。表彰台の上で笑わない顔を初めて見て、ようやく夢から醒めて、現実に帰ってきた。

4日。もっと長い時間が過ぎたような気がする。
私は、今年のツールは、もう満足だ。これ以上望むものはない。

いや。ひとつあった。
怪我をしないで、パリまで着いて。
貴方まで怪我をして家に帰ってきたら、お母さんが辛い思いをするから。

●第3ステージの補足

・フランク


フランクが、落車時の状況について、「セクター4に、アンディが先頭で入り、自分は2番目だった。しかし、自分たちの間に、マイケル・ロジャースとトニー・マルティンが入ってきた」という旨を述べたので、録画を再度確認した。

セクター4に入る直前、少し前まで先頭を保持していたサクソバンクのトレインは、崩れた。
パヴェの間の区間で、サーヴェロトレインがサクソバンクと争って先頭争いを続けていたが、セクター4では、サーヴェロ以外の複数チームの選手たちも、パヴェの手前でペースをあげ、我先に前に入ろうとした。
激しいポジション争いの中で、アンディは、先頭を堅持して、パヴェに入ることに成功したが、フランクは、パヴェに入る前に、ポジションを奪われ、弟の車輪から、離れてしまった。

そのとき、「しまった」という意識が、チームカーにもフランクにもあった。
「これをやってはいけなかった」ことを、判っていた。

カンチェラーラは、アンディたちの後方でパヴェに入ったが、中央のラインから横にスッと外れ、中央ラインを走る選手たちの横を、するすると前へと上がっていった。
彼は、その途中で、フランクがアンディの車輪から離れた位置にいることを見て、認識している。それが「作戦失敗」であったことも、判っていた。
けれども、どうしようもなかった。フランクをパスして上がってゆき、「ミッション通り」先頭にいるアンディの前に、スルッと入った。アンディを自分の車輪に乗せることが、彼のやるべき仕事だった。

私は、サクソバンクのパヴェ担当班は、「1人は運べても、2人は無理だった」と書いたが、その解釈で当たっていた、と思う。

・アンディ

レース後に本人がコメントした通り、アンディは「パヴェをうまく走った」と思う。

「パヴェを走るときは、必ず、先頭、もしくはパヴェ担当チームメート(カンチェ・ブレシェル・オグレディのうちの誰か)の後ろに位置する。決して、他チームの選手の後ろにはつかない」というリスク回避作戦を、完遂した。

パヴェでは、自分が何もミスせず、ちゃんと走っても、前で落車や渋滞が起こると、避けることができず、巻き込まれる。
巻きぞえを避ける最善の策は、「出来うる限り、前に選手を置かない」こと。
「セクター4に、アンディが先頭で入る」と、どれだけの人が予想したろう?

そして、パヴェの得意なチームメートが前を走ってくれようと、はねまくるバイクを押さえつけて前へ進むには自分の力が頼りだ。
カンチェは、アンディを千切らないよう配慮(手加減)したスピードで走ったにしろ、セクター7を、後続集団を引き離すべく走るカンチェのあとについて、彼から離れないでいくのは、並大抵ではなかったろう。
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第8ステージのアンディについては、感情的な状態を引き摺っているので、記述は後日。
(砕いていうと、理性がふっとんだまま、正気が戻っていない。あと2週間、緊張が続くと思うと思いやられる。当の本人は肝っ玉が座っていて、見る側が心配しても始まらないのは判っているのだが)

メモをいくつか。

●リースサイクリングのスポンサー問題

休息日(7/12)に、リースが記者会見を開き、スポンサー問題が解決した旨を発表した。
サンガードがサクソバンクに代わるメインスポンサーで、もうひとつのスポンサーの名はツール後に発表する。
デンマークメディアの速報に少し遅れて英語メディアでも報道された。

現在と同じ規模のチームを維持するのは難しいのではないか、という自分の予想は、ものの見事に外れた。
こうなると、「なんとかなるさ、とデンと構えていたファンが正しかった」。

この結果に、安堵すると同時に、「シュレク兄弟の離脱の選択は正しかったのか」という不安がムクムクと出てくる、相変わらず因果な性格の自分。

「カンチェに守ってもらうのは、これで最後か。ほっんとに守ってもらった。これほど頼もしいボディガードは、世界中探しても、他にいないよ。チーム公式サイトのプレビューの『ボディガードたちがアンディを守る』という表現に笑ったものだが、文字通り、そのまんま。このチームを失うことを選ぶのか・・まあ、時が来たら、事情と言い分を喋るだろうから、納得することを願おう」

休息日が明けて、連日レースが続けば、そちらにかまけて、「将来の懸念」に拘るヒマはなくなる。ストレスは今だけ。

●第8ステージ

・コンタドール


コンタドールがアンディを逃がしたことについて、追いたかったができなかった「不調説」と、敢えて追わなかった「余裕説」の正反対の説がある。
毎度、こういう「解釈の幅」が出るのが、TdF。

自分の解釈をいえば、「余裕の行動」説は、少々無理があると思う。「調子はあまり良くなかった」の蓋然性が高そうだ。
この後については、また別の話で、調子いまいちか、コンディションを上げ、無類の強さを発揮するか、見てのお楽しみかと。

・ランス

自分は、「ランスがTdFを見るきっかけになった」マジョリティーの1人だが、復帰後についての自分の考えは、昨年書いたこれで、現実を前に、いたって冷静。

今後のランスについて、思いついたこと。
「自分の総合を諦めたランスが、対コンタドールでアンディと共闘する場面がある『かも』」

この発想そのものは、TdF開始前からあった。コンタドール・アンディ・ランスの三者間では、レースの展開次第では、ひとつに対して、残りふたつが手を組むことが起こりうる。
原因は、ランスとコンタドールの間にある深い敵愾心だ。この2人が組むことは決してないが、アンディは、両者共にいい関係を持つ、という(摩訶不思議な)立ち位置にいて、どちらとも組める。

自分の頭には、ランスとバッソが組んで、ウルリッヒを追い落とした05年の記憶がある。あのとき、ランスに挑むことを諦め、バッソの2位狙いで、ブリュイネールと組んだCSC(リース)は批判を浴びた。

ランスは、コンタドールにマイヨ・ジョーヌをとらせるより、アンディの方が「まし」で、目的が達せられなくてもコンタドールを苦しめるだけでも快感だろう。
さて、そういう機会があるや否や。

・ブレシェル

ブレシェルの「しっかりお仕事」ぶりに感心していたが、第8ステージでは、アンディも語った通り、よく山を登った。元々、けっこう登れることは知っていたが、予想以上。

最初の1級山岳で、集団からぼろぼろ落ち始める中、アンディが後ろを見ながら下がっていく。「画面に映る度に、首回して、横や後ろ見ているなあ。いつも動きが不審。今度は何?」と思ったら、サクソバンクジャージが3人いて、そこへ行く。
「チームメートを探していたのか。あれ、3人?数が多いぞ?」
ブレシェルが残っていたのだった。集団がペースを上げ、ランスを千切った後は、ランスの後ろにつく。

彼はその後、ずっとランスに張り付いていて、三級山岳の頂上で、ランスがエウスカルテルの選手の落車に巻き込まれたとき、ランス以上に迷惑を被った。
ランスは、おっとっとで、倒れなかったが、ブレシェルは身体を支えきれず、足が宙。エウスカルテルの選手の上に完全にのっかった状態に。
しらっとした雰囲気で、自分をひっかけた選手を見下ろした(ようにみえた)ランスと、折り重なって倒れ、下から見上げたブレシェルの目があったような、妙な構図に。

・ファビオ・フェリーネ

ステージ序盤に落車し、踏みつけにされたフートン・セルヴェットのフェリーネは、最年少の20才のイタリア人選手で、チームプレゼンでインタビューをされた。
顔を見て、思った。
「カラヴァッジオの描く男の子の顔だ」。

「カラヴァッジオのモデルは、きっと、こういう顔を持っていたんだろう。イタリア人にはいるんだな、こういう顔が」

・スペイン人の運の総和

「運の総和は一定」説。
7/11、W杯決勝、F1イギリスGP、TdF第8ステージ。
W杯でスペインが初優勝というウルトラメガトン級のラッキーを獲得したので、他のスペイン人たちに運が残っていなくても不思議ない。チャンピオンクラスの国民的ヒーローであっても。
コンタドールが落車しなかったのをよしとするべきかと。
(ものは考えよう、という例)
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フィギュアスケート本。
「キス・アンド・クライ」(ニコライ・モロゾフ/講談社/2010.2)



出版後、図書館が購入するやいなや、予約が二桁。いつになるやらあてにせず、「ものはついで」で予約を入れておいたら、忘れた頃に回ってきた。
返却期限が迫ってきたので、慌てて片付ける。あっというまに読める分量。

読み手によって受け取り方の幅が非常に広いことが想像できるが、読んでおいて損はしない一冊、だと思う。
「モロゾフのコーチングのメソッド」論であり、「フィギュアスケート選手とはどういうものか」を知る助けになる。
第2章「モチベーションを持続させるトリック」、第4章「選手を成長させるプログラム」は面白い。

個人としては、高橋大輔君(第3章)と安藤美姫ちゃん(第6章)、そして自分自身(第5章)のことを述べているが、どれも、自分がこれまで抱いていた人物像そのままで、意外性や目新しい箇所はほとんどなかった。
これにはちょっと驚いた。彼等(いわゆるモロゾフ組)には、自分は基本的に関心を払わず、情報を取り込んでいた記憶はないのだが。

にやりとなった、私の守備範囲の話。

アレクセイ(ヤグディン)は、とても変わった性格の持ち主で、なにかにつけて飽きっぽく、突然機嫌を損ねてリンクを去ってしまうことも珍しくなかった。オリンピックで勝つという長期目標に彼を導くには、心理的な要素を刺激して、モチベーションを持続させることが欠かせなかったのである。
ある段階で私たちが理解したのは、スケーターとしてのアレクセイの本当の目標は、オリンピックで勝つことではないということだった。彼はただたんに、最大のライバルであるエフゲニー・プルシェンコを打ち負かしたかったのだ。


うん、そうだと思うよ、と頷く。私は、ヤグディンがそういうパーソナリティの持ち主である情報を、ソルトレイク五輪前から仕入れていたし、自伝「オーバーカム」(アレクセイ・ヤグディン/周地社/2005)を読んでみると、辻褄が合っていた。
本人は、(当然ながら)「自分を正当化」して述べているが、「貴方のその行動は、他人から見ると、これこれよね」と容易に納得する。
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・暗雲

大きな誤算は、フグルサングが早くに脱落したこと。メイン集団には、アンディ以外にクリスアンケルしか残らなかった。
フランクを欠いた今、チームは、フグルサングに、山岳アシストとして大きな役割を果たすことを期待したはずで、明確な理由(ハンガーノックなど)なく、足がなかった、というのは、先行に暗雲がたちこめる。

クリスアンケルは、快調だったとコメントしている(顔をゆがめて、頭を振って走るのは、見慣れないと心配になるが、彼は、足があるときでもあれ)が、フグルサングの戦闘力不足は、山岳で、かなり早いうちからアンディがアシストをなくし、丸裸になる可能性が高いことを意味する。

このことは、フランクの鎖骨骨折を聞いた瞬間から判っていたことなので、今更いっても仕方ない。
救いは、ライバルたちも、それほど強力なアシスト体制を持っているわけではないこと。
シャックでは、クレーデンが、やはり予想外に、遅れた。

チーム力がガックリ落ちて、チームとしての戦略の幅がなくなったという苦しい状況になったが、「こういうときもある」もの。
これまでいつも強いチームに守られてきたアンディが、1人で闘わざるを得ない局面で、どれだけ頑張れるか、見ていこう。

(こういう「発想の転換」で、乗り切るしかない。カメラバイクが、千切れていく選手たちをうしろからなめてあがっていったとき、お仕事終了のカンチェ・ブレシェル、フォイクトの次に、「ここで千切れてはいけない」フグルサングを見て、「まずい!!」と青くなった視聴者は、日本に何人)

今日、「気温が非常に高かったこと」が、不調を招いた選手も、中にはいたのかもしれない。
半端でない暑さだったことを、選手たちが口々に言っている。
思えば、ツールの前哨戦のTdSでは、「雨と寒さ」で、不調だった選手がいた。TdSで調子のよかったフグルサングは、もしかしたら、「暑さに弱かった」ことも考えられる。

ここまでのステージで「しっかりとお仕事」をしているブレシェルは、今日は、ボトル運びに精を出し、6・7回往復したんだそうだ。暑さで、選手たちの水の必要量が多く、そのためカンチェもマイヨ・ジョーヌを着た身で、手伝っていた模様。

以上、デンマーク人選手たちのコメントのソースはデンマークメディア。
リンク集

・白いジャージを手に入れたアンディのしたこと(和みネタ)

・表彰式を終えてチームバスに帰ってきて、言ったセリフが、"The white knight is back . "
ホワイトベア雪男のヌイグルミ(スポンサーのシュコダのキャラクター「Yeti(イエティ)」)はレイアへの贈りもの
My white Teddy goes straight to @schleckfrank daughter Leea even I m not her daddy my I miss her!so little and cute!she s a little angel
喜ぶ兄の返事
@andy_schleck thanx uncle andy...sent you a big kiss and wish you good luck for tomorrow. Leea
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第3ステージの日、既視感のようなものを感じ、なんだろう?と思ったら、昨年の出来事と通じるものがあることに気づいた。

昨年は、今年のような異様なコースではなく、落車多発の混乱・負傷者続出の惨状はなかった。
だが、第3ステージでは、横風分断が起こった。カンチェは、的確な判断とその脚力で、前方集団に滑り込み、アンディは後方集団に残される、という状態になった。
コンタドールも後方に残っていたことで、カンチェはアンディのアシストで後方に下がることはせず、前方でゴールして、マイヨ・ジョーヌを守った。

翌第4ステージはチームTTだった。カンチェは、チームメートたちを千切らないよう配慮をしながら、ゴールまで連れて行くという仕事をした。
アスタナが非常に強く、中間計測では、ランスがマイヨ・ジョーヌを手に入れそうだった。結果は、0.22秒の僅差で、総合リーダーは変わらなかった。

驚異的な僅差で、ランスにマイヨ・ジョーヌを渡さなかったカンチェに、自分は「特異さ」を見い出し、感嘆した。

1年経った今年、再び、彼の特別さに、感嘆することになった。
第2と第3ステージの主役は、カンチェだった、と思う。(勝者は別にいても)

第2ステージで、彼は集団を完全に仕切った。彼の行動に対しては、レース後、批判の声も出た。批判は、選手たちからではなく、主にメディアの人間からだった。(その醜さときたら、F1でみられる光景と変わらないな、と思った)

確かに、スプリントをなしにしたことに対して、フスホフトらのスプリンターたちは不満を持った。けれども、スプリンターを除いた「プロトンの大多数」は、カンチェの提案に合意していた。
それは、大量落車によって傷ついていた選手たちの総意であったのと同時に、カンチェが、プロトンから敬意を払われる選手であったからだろうと思う。

そう、彼は、「プロトンで尊敬されている存在」なのだと思う。電動アシスト疑惑騒動が起こったとき、選手の誰が、カンチェが不正をしているのではないかと言った?
騒ぎ立てたのは、メディアや、関係者や、一般人たちだけではなかったか?
カンチェと一緒に走っている選手たちは、彼の肉体が特別であることを、かねてから知っており、この数年来彼が示してきた能力と実績に感嘆し、敬意を払ってきたゆえ、不正の疑いをかけなかったのではないか?

今回、彼は、滑る路面にも転倒せず、無傷で悠然と集団の先頭にいたのに、みすみすマイヨ・ジョーヌを自分から捨てた。自分は何の犠牲も払わずに、他人にだけ犠牲を要求したのではなかった。

翌第3ステージで、彼は、自分が勝とうと思えば勝てるパヴェのコースを、チームのエースのアシストに徹して走った。
既視感があったのは、チームTTで、彼はいつも、チームメートを引き連れる。今年はチームTTがない代わり、パヴェで、エースを引き連れたのだった。

最難関のセクター7(パリールーベの四ツ星)で彼が見せたスピードは、圧倒的だった。パヴェに入る前、縮まっていた後続との差を、一気に広げてみせた。

他チームのエースたちは、心の中で、「あのカンチェラーラに」連れていってもらえるアンディを、羨望の目で見たのではないか。

カンチェの目標は、アンディをできる限り早くゴールまで連れて行き、総合のライバルたちにタイム差をつけることだった。自分の総合成績のためではない。
シャバネルが2度のパンクという不運に見舞われ、結果として、マイヨ・ジョーヌが彼の手に戻ってきた。

昨年、第4ステージでマイヨ・ジョーヌを守ったときも、彼はそれを意図してはいなかった。チームのため(エースの総合成績のため)の仕事に専念して、結果として、ついてきただけ。

ランスは、昨年マイヨ・ジョーヌを一度も着ることができなかった。そして、今年も、彼がマイヨ・ジョーヌを着ることはない。多分。
彼はパヴェを不得手にはしておらず、第3ステージでコンタドールにタイム差をつける自信を持っていたようだが、パンクが、彼の目論みを打ち砕いた。

ランスが、復帰後、マイヨ・ジョーヌに一度も袖を通すことなく、引退することになるなら、立ちはだかった壁のひとつは、間違いなくカンチェだった。
「0.22秒」というあるかないかの差で、目の前にぶら下がっていたマイヨ・ジョーヌをふんだくっていった、「スパルタカス」。

カンチェラーラが「凄い」選手であることは、昨年時点で十分認識していたつもりだ。だがいまだに、感嘆を繰り返す。
ひとつには、彼は、決して無敵で完璧な選手ではなく、失敗したり、調子が悪かったり、失望したりする場面も見ているからだろう。サイボーグさながらの肉体を持つが、傲慢さを欠片ももたない。悩み苦しみ、人間味がありすぎるくらいの愛すべきパーソナリティだ。それを先に知ったため、崇拝の対象になっていないのかもしれない。

・第3ステージで、フランクの前で転んだ選手は
フランクの前で落車したのが誰か、フランクは、「ハイロード(コロンビア)の選手」としか言わなかったが、キム・アンデルセンによると、トニー・マルティン。
http://www.sporten.dk/cykling/saxo-bank-vi-klarer-os-fraenk
リザルトをみると、バッソらと同じ2:25遅れの集団でゴールしている。
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戦々恐々していた第3ステージまでが終了した。
ツールを失う可能性があると総合勢の誰もが警戒していた第1週。

アンディは、タイムは失わなかった。初日TTで想定以上に遅れ、第2ステージでは落車して危なそうな場面をみせたが、最難関の第3ステージは、チームの力のおかげでコンタドールを逆転して上に立った。
しかし同時に、大きなものを失った。フランクが落車してリタイアした。

受け取り方は色々ある。
チーム力の観点でいえば、フランクを失ったことは、山岳での戦力が大きく減じたことを意味する。
けれども、別の見方もある。
これは、アンディにとって試練だが、もしかしたらチャンスでもある。突き放した見方だが、「彼は、兄なしでもやれるのではないか?」という疑問に対する答が出る。

彼等兄弟はシャム双生児のようなものだから、一緒にいたいなら、いて下さい、というのが今の自分のスタンスだが、アンディは、兄に囚われている限り、今以上にはなれない、兄から離れた方が選手として成長する可能性がある、という見方も同時に持っている。
今回、心ならずも1人取り残された彼が、ここからどういうレースをするかが、実に興味深い。

今年の山では、彼が何度も後ろを振り返り、兄を待つシーンを、我々が見ることはない。
彼にはもう、自分に追いつくのを待つ相手はいない。自分が勝てたステージを譲る相手もいない。自分自身の戦績のために、前を向いて走るだけ、のはずである。

Fränk Schleck, a key weapon in the mountains and a mentor and confidant to his younger brother.
この表現は確かに当たっている。アンディは、フランクが傍にいると安心してレースができる。だから傍にいてもらいたい。
けれども、昨年示されたように、アンディが、コンタドールに挑むことより、フランクを助けることを選び、フランクを踏み台にして上を目指すことをしないなら、マイヨ・ジョーヌを取れる日はこないだろう。

第3ステージでアンディがコンタドールとランスからタイムを稼ぐことができたのは、フランクのクラッシュのお陰だ。
集団前方で起こったあの事故が原因で、集団は分断した。
第3ステージで得たタイムが、フランクの犠牲の上のものであることを、当人が認識し、残された自分が「フランクのために」頑張ろうという意識を持つならば、この先のステージで彼は弱くはならないだろう。

「兄が傍にいないとダメ」ならそれはそれで構わない。やっぱり、「2人で1人」だったのか、と思うだけだ。
しかし、今回のシチュエイションを、少々の期待を込めて見守っていきたい。
どうせ、フランクがいても、コンタドールにアクシデントが起こらなければ、2位以下に決まっているのである。
だったら、1人で、コンタドールに挑む姿を見られるなら、その方が楽しそうだ。

第3ステージ
・フランクのクラッシュ


録画を見直し、フランクの落車は、不運ではあったが、「最大限の注意を払っていたら、避けられたかも」と思った。

難度の高いセクター4に、サクソバンクは、先頭でトレインを組んで突入した。突入するとき、先頭にいたのはアンディだ。パヴェの直前までオグレディが牽き、アンディは2番目にいた。
突入した直後、カンチェが、横から上がってきた。この4からが、彼の担当だった。
上がってきたカンチェの後ろにアンディはついた。最初は道が広く、3列に横に広がり、サーヴェロ他各チームが入り乱れた状態のまま左カーヴに入った。
カーヴを抜けるとき、カンチェの後ろについていたのはアンディだけで、フランクは2人から少し離れ、彼の前には他のチームの選手が1人いた。
その選手が道の真ん中で落車した。真後ろのフランクは、避けられず、つんのめって、飛ばされた。

サクソバンクの守るべき最重要選手はアンディで、まず彼を守るための策をチームは指示したのだと思う。
アンディは、徹底的に、前の位置を確保した。常にパヴェ班アシスト(ブレシェル・オグレディ・カンチェ)の真後ろについた。
セクター4では、先頭で入り、「カンチェの真後ろ」という最も安全な位置にすぐ入った。そこがアンディの指定席だったのだ。

フランクは、アンディのような「最大限安全な位置」にはいなかった。フランクの指定席はアンディの後ろで、もし、その位置でカーヴを抜けられたら、他チームの選手のクラッシュに巻き込まれずにすんだ。
チームメートたちからほんの少し離れた「魔の時間」だったのだろう。あのカーヴを抜けられたら、アンディの後ろについて、一緒に行かれただろうに。

・サクソバンクのチーム力

昨年、パヴェのコースが発表されて以来、「うちのチームが有利。カンチェラーラ、プレシェル、オグレディがいるから」がアンディの口癖だった。
言っていることは事実だが、過信していると本番で失敗することがある。此方は気が気でなかったが、終わってみると、サクソバンクは、パヴェでの最強チームであったことを遺憾なく示した。

パヴェに入る前をフォイクトが引き倒し、パヴェは、前半の各セクターを、ブレシェル、オグレディ、ブレシェル、の順で担当。難関の後半を、現役パヴェ最速のカンチェが牽く、という完璧な布陣を展開し、(軽量級クライマーでパヴェに不慣れな総合エースの)アンディを、無事ゴールまで運ぶことに成功した。

運んでいきたかったもう1人のシュレクを守ることができず、落車で失ったので、達成した目標は約半分だが、「1人は運べても、2人は無理だった。ツールは甘くない」ということで。

■第2ステージ

第2ステージを見ているとき、落車したシュレク兄弟が集団復帰にひどく手間取っていることを、不審に感じた。
まず、シュレク兄弟は、総合で重要な選手だから、集団は復帰を待つはずだ。それが、ツールの暗黙のルールである。アンディは、このルールが適用されるに十分な選手のはずだ。
第二に、集団の先頭には、マイヨ・ジョーヌを着用するチームメートのカンチェがいる。マイヨ・ジョーヌは、集団で敬意を払われ、尊重される。マイヨ・ジョーヌがペースを落とせば、抜け駆けは基本的に許されない。これも暗黙の紳士協定だ。

2つの条件が重なっている。カンチェにとって、自分のマイヨ・ジョーヌよりシュレク兄弟の復帰の方が優先順位が上だから、兄弟の復帰に問題はないはず、なのに、どうしてこんなに苦労するんだ?

ブレシェルは自分のバイクを差出したが、走り出したアンディの周りに、暫くの間どうしてチームメートが誰もおらず、1人で走っているのだろう?守られるべきエースなのに?

答のひとつは、「あまりの大量落車(一説によると80人)で、情報が混乱して、チームカーも選手たちも、誰がどこにいるかの状況を正確に把握するのに時間がかかった」ためらしい。

http://www.cyclingnews.com/news/leipheimer-describes-ardennes-stage-as-pure-survival

フォイクトの言うには、落車を免れて先頭集団にいたカンチェと自分は、チームカー(リース)からシュレク兄弟を待てと言われて待っていた、ところが、追いついてきた集団にいると思ったら、フグルサングがやってきて、この集団には自分しかいない、と言われ、そのとき、シュレク兄弟がもっと後ろであることを知って、迎えに行った、のだそうだ。

ブレシェルがアンディに自転車を渡したのはTV画面に映ったが、実はフランクも、自転車を失い、クリスアンケルが、フランクに自分の自転車を渡していた。
クリスアンケルとブレシェルは、スペアバイクを受け取るべくチームカーを待ったが、1台目は、シュレク兄弟のために先を急いだので、2台目を待たねばならなかった。ようやく自転車を受け取ってゴールに向かった結果、19分遅れになった、とのこと。(クリスアンケルのブログ

兄弟の復帰のために、ニキが牽いて千切れ(13分遅れ)、フォイクトが牽いて千切れた(8分遅れ)。

アシストをできる立場にいたがしなかったのがフグルサングで、彼は、ブレシェルと一緒に、自分たちの前でシュレク兄弟が2人とも地面に倒れたのを見たが、ほって、先へ行ってしまったらしい。
どうも彼は、目下、チームの中で1人だけ、「自分の総合順位」を優先することを許されているような感じだ。
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Sportwereldは、「シュレク兄弟はシャム双生児のよう」と書いた。
ついに、この喩をされたか、と思った。

この兄弟の関係が「とても仲が良い」とか「兄弟愛」といった範疇に収まりきらないことは、自分にも段々判ってきた。彼等が「ずっと一緒にいる」ことにも、確信が持てるようになり、「2人で一人前」とも書いた。
それでも、比喩として「シャム双生児」を使うことは控えていた。

この喩えには、ネガティブなイメージがある。
切り離すことができず、常に一緒で、「ひとりでは生きていかれない」彼等は、本人たちが、それで満足し、幸せであったとしても、奇形ー先天性の異常ーであるには違いない。

勿論、現実のシュレク兄弟は、別々に動き回ることができて、別々に暮らしている。フランクは結婚して家庭を持った。彼等がシャム双生児なのは、「自転車選手として」だ。「自転車ロードレースをするとき」、彼等は離れられない。

ツール総合優勝を狙える才能を持つアンディが、兄から離れられず、「1人ではレースができない」のは、「選手」の観点からみれば確かに「弱点」と呼べるだろう。だが、「走る才能に恵まれた分、他の面で欠陥があっても、ありだ。それが人間てもの」。

彼等兄弟は、姿形と脚質は似ているが、パーソナリティは全く違う。見事なまでに性格が異なる。
それゆえに、自分の「欠けた」部分を、相手が補完してくれる。相手に依存することで、一人前として機能する。

昨年9月に、自分はこういうことを書いた。

自分の思うところでは、アンディをサクソから引き抜きたいと本気で思うチームがあったら、アンディではなく、まずフランクに声をかけて、彼を口説き落とすのが、てっとりばやいやり方だ。

言うまでもなく、「2人セット」が大前提である。今回の噂話のような「アンディだけ希望」は、はなから通るわけがない。アンディの望みの第一は、「フランクと一緒のチームで走る」ことだ。
されば、フランクが、移籍を考えている、一緒に行こう、と言ったら、言うことを聞く。つまり、フランクを落すことができれば、自動的に、アンディが一緒に付いてくる。

2009/09/13 : 将を射んと欲すれば

ルクセンブルクチームの話の発端と経緯は、まだ明らかになっていない。「そもそもの首謀者」はキムなのか、それとも、別にいるのか。フランクはどのように関与したのか。
いずれにせよ、上に書いたことは当たっていたことになると思う(多分)。
リースの「フランクと話をする」の科白はどこか可笑しかった。「シュレク兄弟」とは言わないのだ。決めたのはフランクで、アンディはフランクの後にくっついているだけ、と判っているのである。

だから、キムに電話する、というアンディのあっけらかんとした言葉にも、めくじらを立てないのだろう。
デンマークメディアは、「なんだと?」と殺気立ったかもしれぬが。

アンディは、今までも、けっこうキツい言葉を平然と言うことがあるのだが、あまり問題にされないようにみえる。どうも、例の「末っ子気質」で、同性からも「愛されて」、許してもらえる、「得をしている」パーソナリティのような感じがする。
これも、彼の「生まれ持った天分」なのだろう。
Category :  自転車
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昨日のプレカンの内容は、予想した通り。
事前に噂が飛び交ったが(デンマークメディアが想像逞しくあれこれ書いただけといったらそれまでだが)、リースは兄弟と直接話をして、クリアにし、ツールが終わるまでこの話はしないことに合意した、とコメント。
表向きは、この話は横において、3週間レースに集中する。ということで、明日から、一般メディアは、当日のレースの報道にかまけて、この話は陰に隠れることになるだろう。

しかし、チームサクソバンクの観点でみると、このプレカンは、大きな分岐点になったのだろうと思う。
1月以来、これまで、リースは、スポンサー獲得に自信をみせていたし、メディアは度々候補の名を挙げて発表が近いという報道をしてきた。
しかし発表のないまま、半年が経ち、ツールのスタートの日まで来てしまった。メディアの中には、プレカンの直前まで、今日ここでスポンサーが発表されるのではという希望を持っていた人もいたらしい。
世界中の注目を集めるツールのプレカンが、スポンサー発表の最後の機会だったからだ。

スポンサーが決まっていないと明言したことで、おそらく、事実上、選手とスタッフ全員が市場に出る。リースサイクリングが存続するかどうか判らないから。
シュレク兄弟が離脱することを疑う人は、ほとんどおるまい。たとえリースがこの後スポンサーをみつけて、チームを存続できたとしても、兄弟はもはや後戻りはできぬだろう。

ツールで常に強かった、CSC(サクソバンク)は、今年で終わる。来年、同じ姿で戻ってくることはない。
チームのメンバーたちに、多分その意識はあるだろう。また、シュレク兄弟は、過去2年、事実上そうしたように、ツールでシーズンを終えると思っていい。さすれば、チームメートとしてレースをするのはこれが最後になることを認識している選手もいるだろう。

このチームは、レースでは全員が一丸となって抜群のチームワークを発揮し、かつレースを離れても、皆が仲が良く、和やかで、いい雰囲気を持っていることで有名だった。気だてのいい選手たちが集まっていたのか、うまが合ったのか、どうしてなのかは知らぬけれど。
もしも、サクソバンクがスポンサードを打ち切らなかったら、このチームが今のまま、もう暫くは続いたのではなかったか。シュレク兄弟は、ギャラが安くても、残ったのではないだろうか。そう思うと、残念だ。

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現実は、リースに厳しいものになった。
29日に相対したリースとシュレク兄弟がどういう会話をしたのか知る由もないが、主導権を握っているのは兄弟である。結論は最初から見えていた。
デンマーク人の中には、裏切り者のシュレク兄弟をツールに出すな、と言い出す人もいたが、リースにそんな選択肢があるはずもない。
頭を冷やして考えれば、ツール直前に、キムを解雇し、新チームの話を表に出したことは、リースの利益になったのだろうか?

キムとシュレク兄弟は、ツールが終わるまで、話を表に出す予定はなかったのではないかと思う。
彼等がどういうよみでいた(いる)のかは判らぬが、彼等は、リースがスポンサーをみつけることを邪魔して、チームを潰そうとしたわけではないのではないか?
彼等からいわせれば、「リースがスポンサーをみつけられないリスクがあるから、自衛の策だった」。

リースは、主にフランクと話をして、アンディは多くを喋らなかったのではないかと想像するが、事件勃発後のアンディの態度と発言は、あたかも「残酷な天使」のようだ。

Yes, I have a few options but there are no new negotiations with Bjarne – they can't start until there's a sponsor.
「リースは、スポンサーをみつけるまで、僕と契約交渉はできない」

理屈は間違っていない。スポンサーが決まっていなくて、どうやって金を払うの?ビジネスとして当然である。
だが、この言い方は、バッサリと切り捨てた、門前払いではないか?

Sportwereldのインタビューの中では、フグルサングは、my best friendで、素晴らしい選手で、「いずれはイタリアからルクセンブルクに引っ越してきてほしい」。
本人は深く考えて喋っていないとしても、無邪気に笑いながら、フグルサングを引き抜いていこうとしている、とデンマーク人たちに受け取られても文句を言えない。

そして、プレカン後。「キムは、僕の家族同然で、電話で話をするよ。彼と一緒にツールのトレーニングをしたからね」(sporten.dk
臆面もない、この発言を聞かされても、リースは文句を言えなかったらしい。・・可哀想になってくる。
アンディの気性を知っていれば、諦めの境地かもしれぬけれど。

・プレカンでは、リースが退席した後、選手たちに、各国メディアが群がる。
アンディに押し寄せるのはデンマークとルクセンブルク、カンチェにはスイス軍団だろう

兄弟インタビュー(fr.sports.yahoo.com)
アンディのビデオ付き(velonews)
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デンマークメディアを回ると、彼等が右往左往している様子が察せられる。
リースのコメントひとつに対して、想像を巡らして、憶測を次々書き、メディアの間であっというまに広がって、少したつと続報が出て落ち着く、というのがこの2日間の状況。

チームのプレスカンファレンスが終了。
「スポンサーはみつかっていない」
「リースはチームに留まる」
「チームはTdFに集中する」
「新チームについてはノーコメント」

チームの先行きに関しての当事者の公式の発言は、多分これで止まって、TdF期間中は新たな発言はないのではないか。
しかし、チームメンバーは黙っていても、くっついて回るメディアたちは、ネタを色々探し出し、記事を作る可能性はある。決着がつくまでは仕方ない。

プレスカンファレンスのLive記事(spn.dk)・・ここは仕事が早い。ただし先走りもする。此方が、えっ、となる記事を載せ、暫くたつつと、なんだ、とほっとする、ということがあるので、振り回されないこと。

●アンディのインタビュー(プレカン前。長いもの)
Sportwereld(オランダ)・・これはなかなか面白い。オランダ語→英語で、けっこう判る。
le Quotidien.lu(ルクセンブルク)
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